ER お騒がせインターンLucy Knightはどんな人？

人気ドラマ「er 緊急救命室」で、５シーズン目から登場するインターンのLucy Knight。頭がよく、負けず嫌い。根性はあるが、とにかく意地を張るので、担当のDr.カーターといつも衝突してばかり。優秀な彼女を最初は放っておいたカーターだが、医師として、何かを教えようという気持ちが芽生え、負けず嫌いのLucyと衝突しなが奮闘していく。だが、彼女は徐々に医師としての、また自分の人生の志を固めていく---。そんな役どころを演じているのは、子役としてキャリアをスタートさせたKellie Martin（ケリー・マーティン）。ちょっと鼻につく演技で苦手な人もいるようだが、私は意外と気に入っている。というのも、彼女のイメージはまさに普通の女の子。どこの大学にでも実際にいる学生を演じているので、すごく私にはしっくりとくるのだ。また、医者を目指すだけあり、根性はあるし、負けず嫌いときたもんだ。(笑) まさに役柄にぴったりの彼女がとても自然に感じるのは私だけだろうか？残念ながらERは６シーズンで降板してしまった彼女。無事インターンを終了し、医者として活躍していくのか、それとも・・・！？彼女の結末は、とにかく予想外の方向に・・・。ラストは未見の方のために伏せておくが、他にカーターとの関係も見逃せない！！ところで、余談だが、彼女がERを降板した理由はYale大学(major : History of Art)を卒業するためだそう。彼女、あのYale大学の学生さんだったのだ～！ということで、あの負けず嫌いの性格、まさに彼女は地でLucyを演じていたのかもしれない。(笑)

Kellie Martinは1975年10月16日、カリフォルニア州Riverside生まれ。キャリアをスタートさせたのは７歳の頃から。Michael Landonの子供たちの乳母だったおばからオーディションのススメを受けたという。Michael Landonの"Father Murphy"で小さな役どころだがキャリアをスタート。それ以来、テレビを中心にＣＭや映画にも出演。私の大好きな映画のひとつでもあるWhoopie Goldbergの"Jumpin'Jack Flash"にも出演していたというから驚き！（どこのシーンだろう・・・？）子役としてキャリアをスタートさせていったわけだが、周りの理解もあり、幼少時代は普通に暮らせたという。しばらくテレビ映画やCMの出演が続いたが、ついに1989年に転機がやってきた。彼女が注目を浴びたのはABCのドラマ"Life Goes On"。このドラマでBecca役を演じた彼女は、エミー賞にノミネートされたくらいだ。一時期Joey Lawrenceとデートしていたことも。。。その後、名門Yale Universityに入学し、History of Artを専攻。同時にテレビ撮影もこなしていたという。「唯一見るドラマは"ER"くらいかな。」と何気なくファンからの質問に答えていた彼女だが、大学４年次に、休学して５シーズン目から"ER"のメンバーとして参加。そして今年、大学を卒業するために"ER"を降板。（Lucyの役どころが気に食わなかったというのもあったらしいが。）結婚もしており、旦那さんはコロンビア大学のロースクールに通うKeith Christian。Yale大学の先輩で、彼女が１年生の時に知り合ったとか。プロポーズはメトロポリタン美術館だそう。ロマンチック～！

Kellie Martin 本人いわく、Julia RobertsやMadonnaのようなスターになることは目指しておらず、じっくりとキャリアを積んでいきたいそうだ。AIDS関連のチャリティーなどにも積極的に参加しており、社会貢献もしている。好きな歌手はTori Amos!（センスいいっす。(笑)）趣味は写真。かなりはまっているらしく、いつかNYで個展を開きたいそうだ。大学を卒業したらメトロポリタン美術館などで働いてみたいという。大学院への進学も考えているとのことで、今後の芸能活動はまだ未定っぽい。学生に戻った彼女の今後のシリーズ出演などのお話はいっさいなし。テレビや映画の出演は当分おあずけになりそうだ。しかし、映画出演のうわさはあるようで。タイトルは "Division of Assets"。インディペンデント映画らしいので、1993年の「マチネー」以来の劇場映画出演ということになる。今後、学業に専念するのか、女優としてのキャリアを積んで行くかは疑問だが、映画にしろテレビにしろ彼女の次の活躍が楽しみなのは確か。次はちょっと大人っぽい彼女を見てみたいところ。