Ugly Betty (2006-2010)
Ugly Betty 2006年秋からスタートした番組。なんといっても主人公のイケテなさ、そして皮肉にも職場がファッション雑誌の編集長秘書というから、設定からして笑える。NYにあるピカイチオフィスで働く仲間たちとは裏腹に、服のセンスもまったくない主人公がいきなりメキシカン・カラー?のポンチョで登場した日には、ぶったまげてしまう。Executive Produceを担当したSalma Hayekも登場し、みどころはたくさんのこのドラマ、出だしは快調で、次のシーズンまで続きそうだ。コメディ色を前面に押し出した内容にはなっているものの、あくまでsitcomではないので、移民問題や恋愛ものなど、Bettyとは無関係そうな内容も絡んできて、複雑になっていきそう。ところでこのドラマ、コロンビアで大ヒットとなったテレビ番組をアメリカがリメイクしたのだが、オリジナルとなったドラマの方、とにかく主人公が本当にUglyなんですよ〜。写真を見てびっくりしてしまった!(笑)確かに、ここまでUglyだと、ドラマにし甲斐あるな・・・と関心。最後にBettyはきれいな女性に変身するのかどうか、見どころの一つだったりもする。そしてもう一つの見どころは、Bettyはメキシカンの家系。母親を亡くしてしまったが、父親と姉、そして姉の息子と4人で暮らしている。たまに登場するこのお姉さんがまたまた強烈。ファッションから話し方まで典型的なラテン系で、大好きなのだ。家族愛を大切にするラテン系、そして急に飛び込んだファッション界で試行錯誤するBettyのお話、最後まで見届けたい。(11.10.2006) ※写真はABCネットワークよりお借りしています。


▲▽ CAST ▽▲
America Ferrera ■ America Ferrera (as Betty Suarez)
赤ぶちめがねに矯正をつけて、ファッション誌の面接を受けにいくという勇気のある女の子、Bettyを演じるのは、注目度上昇中のAmerica。実は彼女、1984年4月、ロサンゼルスにて生まれる。2002年、"Real Women Have Curves"で話題に。その後、"Touched by an Angel"や"CIS"などにゲスト出演をしながら、2005年、"The Sisterhood of the Traveling Pants"のカルメン役で再び注目される。映画出演も続くが、Salma Hayekと知り合ったのがきっかけで、このドラマで主役を演じることとなる。もともと注目はされていたものの、まさかお茶の間でここまでヒットするとは本人も驚きの様子。テレビでヒットすると、そのイメージが強く、映画への転向が難しいとされるが、彼女には時間が許す限り、幅広いジャンルの作品に挑戦していってほしい。南カリフォルニア大学にて国際関係と演劇を二つ専攻してがんばっている。でも・・・ドラマが始まってしまって、学校に行く時間なんてあるのかな・・・!?
Eric Mabius ■ Eric Mabius (as Daniel Meade)
Bettyの上司、Danielは父親の七光りでファッション誌の編集を勤めるものの、女性へ気が行くのが難点。そのためマスコミにも常に注目され、女性の敵も多いかも!?そんな彼を少しでも仕事に集中させようと思ったのか、父親が普段とは違う雰囲気!?のBettyを秘書として雇ったのだが、意外と波長があったのか、チームワークで仕事をこなす。Danielを演じるEric Mabiusは、クールだがちょっとおとぼけキャラでもある。どことなく見たことがあるような顔だと思っていたら、"Chicago Hope"や"Millennium", "Party of Five"など人気ドラマにゲスト出演したこともあるので、そのせいかもしれない。映画では"Resident Evil"などに出演しているが、今はドラマが中心。"CSI: Miami", "The O.C."そして"The L Word"にも出演している。どうやらこのドラマが彼の出世作になりそう。1971年4月生まれ。
Vanessa L. Williams ■ Vanessa L. Williams (as Wilhelmina Slater)
いつの間にか結構ふけたな〜・・・と思ってしまったが、それでもお美しいのがVanessa L. Williams。1984年、ミスアメリカに選ばれたが、それ以前Penthouseに掲載されたヌード写真が原因で辞退。その後、歌手としてデビュー。"Dreaming", "Save the Best for Last", "Alfie"などヒット曲を連発。歌手の傍ら、もともと興味のあった演技の方でも活躍。本格的スクリーンデビューはシュワちゃん主演の"Eraser"。その後も"Soul Food"や"Shaft"などに顔を出している。さらにブロードウェイにも進出し、Stephen Sondheimの「Into The Woods」ではトニー賞にノミネートされた。歌手だけではなく、テレビや映画でもますますの活躍が期待される。
Michael Urie ■ Michael Urie (as Marc)
ドラマの中でも特に人気が高いのが、このMarc。Wilhelminaの秘書として、いやそれ以上に仲がよく、彼女のためなら何でもしてしまう(しなければならない)辛い役どころだ。Marc役のMichael Urieは、これまたなかなかキュート。1980年、ダラス生まれの彼は、地元の高校を卒業後、NYにあるジュリアード学院へ進学。The John Houseman prizeなどの賞を獲得し、2003年に優秀な成績で卒業。舞台が中心だったため、映画出演はまだ少なく、2005年に"WTC View"というインディーズ系?に出演して以来。このドラマへの抜擢はキャリアへの第一歩といっても過言ではないだろう。ドラマでの役柄も大好きだが、もっと違う役どころを演じて、経験を積んでいってほしい。
Becki Newton ■ Becki Newton (as Amanda)
大好きなDanielと恋が実れば・・・と夢を見ているものの、残念ながらそれはなさそうかも。「都合のいい女」役を買って出たAmandaはそろそろ自分を見つめなおして、キャリアウーマンに変身!?実は個人的に気に入っているキャラの1人は彼女だったりする。Amanda役のBecki Newton。30代ちょっと超えくらいかな・・・と思っていたら、まだ20代だった。(笑)1978年7月、コネチカット生まれ。ドラマの役柄からはまったく伺えないが(失礼・・・(汗))実は彼女、ペンシルバニア大学卒業。しかも専攻は西洋史。ミュージカルや舞台には、幼い頃から趣味として楽しんでいたようだ。在学中はヨーロッパや南アメリカへの留学も経験。大学卒業後、NYへ移り、テレビのコマーシャルへ出演。一人芝居の脚本と製作などもこなして下積みしている際に、テレビにて、スターへのインタビューコーナーを担当するようになる。現在はNYとLAを行き来し、ドラマや映画の仕事をこなしている。ドラマでは"American Dreams", "Cold Case", "Law & Order: SVU", "Charmed"などへゲスト出演。映画では2004年にLaura Linney主演の"P.S."にも顔を出している。新作はFreddie Highmore主演の"August Rush"という映画で、Robin Williams、Jonathan Rhys Meyers、Keri Russellら共演。
関連リンク
Betty Suarez.com:Betty オフィシャルサイト (EN)
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