Diff'rent Strokes (1976-1986)
Diff'rent Strokes 「冗談顔だけにしろよ!」などのギャグで一躍人気が出た「アーノルド坊やは人気者」。実はこのsitcom、関東地区では放送されていなかったとか。もちろん、北海道でも当初は次の番組までのつなぎ程度に放送されていたが、次第に人気が出て行き、「冗談顔だけにしろよ!」のギャグとともに、アーノルド坊やの人気も急上昇。番組が終わった時は、どこからともなくアーノルドを演じているGary Colemanが他界した!などという物騒なうわさまで流れたくらいだ。そういえばエマニエル坊や(!?)もそんな噂が流れたっけ・・・。ドラモンド家でお手伝いとして働いていたアーノルドとウイリスの母親が他界。最愛の妻をなくし、娘・キンバリーと2人で豪邸に住んでいるドラモンドさんが、彼女の子供たちの面倒を見ると約束していたため2人を養子に迎えることから物語は始まる。当時は白人が黒人の子供を養子に迎えること自体一種のセンセーショナルな部分として強調されたこともあるとか。今でも人気は非常に高く、sitcom自体8年間続いたが、ドラマが終了した後も、他のドラマにアーノルドやドラモンドさんとして登場したり、トークショーでもいろいろと人気があった。ゲストも豪華で、Mr.TからJanet Jacksonまで、とにかく多彩。また、影でドラモンド一家を支えるお手伝いさんたちもみどころの一つ。しかし残念ながら、ドラモンドさん以外のキャストは問題を起こし、キンバリー役のDanna Platoは1999年5月に他界。またアーノルド役のGary Colemanやウイリス役のTodd Bridgesも警察のお世話になったことが何度もあり、アーノルド坊やは前科者となってしまった。(^^;) でもまぁこのsitcomだけはどうしても再放送を切望する作品!地上波で再放送して〜!お願い!(>_<)


▲▽ CAST ▽▲
Gary Coleman Gary Coleman (Arnold)
ある日、兄のウイリスと一緒にドラモンド家に養子にやってくる主人公、アーノルド。愛嬌あるキャラクターでお茶の間の人気者になったのは言うまでもない。名セリフはやはり「冗談顔だけにしろよ!」。Mr.Tにあこがれ、モヒカンに挑戦したこともあるくらいで、結構強がりに見えるが、学校に行くとブッチャーにいじめられ、意外とシャイな部分も持っているようだ。家で飼っていたデメクロが唯一の友達だった。一躍お茶の間の人気者となったアーノルド坊やを演じているのがGary Coleman。1968年2月8日、イリノイ州にて生まれる。残念ながら彼はこのsitcom以来、いろいろと問題を起こしており、すっかり前科者となってしまった。キャリアをスタートしたのは、スカウトされて以来とのこと。最近はレストランを経営したりとがんばっていたが、閉店へ追いやられたようで、破産宣告したとか。現在は時々警備員のバイトをこなしながら、テレビゲームで毎日過ごしているという、ちょっと悲しい事実。アーノルドが前科者とはかなり悲しい。
Conrad Bain Conrad Bain (Mr.Drummond)
亡くなったお手伝いさんの子供達を養子にもらうこととなったドラモンドさん。最愛の妻に先立たれ、娘のキンバリーと2人でほのぼのと暮らしていたが、アーノルドとウイリスが来たことで、あわただしい日々を送る羽目になった。天然ボケがみどころのドラモンドさんは、家族思い。2人の養子も自分の子供達のように可愛がる。時には厳しく、そして時にはやさしく・・・。しかもお金持ちと来たからいうことなし!?心の広いドラモンドさんを演じるのは、Conrad Bain。1923年2月4日、カナダのAlbertaに生まれる。最近はカリフォルニアで隠居生活を送っているそうだが、60年代〜70年代、テレビなどで活躍。そして特にこのsitcomは彼の当たり役となる。このsitcomが終わると、隠居生活を送るようになったわけだが、最近では90年に「ハリウッドにくちづけ」でおじいちゃん役をこなしている。そのほか、Will Smithをお茶の間の人気者にした"The Fresh Prince of Bel-Air"にて、アーノルド こと Gary Oldmanと共に、ドラモンドさんとして登場したりもしている。そのほか、テレビでは"Mr.President""Maude"などのsitcomで活躍。また"The Edge of Night"でドクター・チャールズも演じている。
Todd Bridges Todd Bridges (Willis)
アーノルドのお兄さん。アーノルドよりも年上なだけに、悪知恵も働き、なかなか頑固な性格。根は非常にやさしいのだが、反抗期ということもあり、ドラモンドさんとときどきけんかをすることも・・・。それにしても、このウィリスのガールフレンド役としてちらっと登場していたのがJanet Jackson。あの頃のJanetは可愛かった〜!(*^^*) そんなウィリス演じるTodd Bridgesはこれまた前科者。(ToT) 1965年5月27日、サンフランシスコ生まれの彼は1人の息子がいる。母親はBetty Bridgesで、彼女は"Ally McBeal"や"ER"などのヒットドラマで顔を見せている。また兄はJimmy Bridgesで、こちらも"L.A.Law"などにゲスト出演しており、Todd自体演劇ファミリーに生まれたらしい。彼の当たり役は当然このsitcomのWillis役。その後もテレビを中心に活動を続けたが1997年、暴力沙汰で逮捕される。その後は更正を目指し、いろいろと社会奉仕活動に参加。1999年ころから本格的に業界復帰。俳優としてだけではなく、脚本やプロデューサ、監督としても活動する。今年は"Dumb Luck"という映画が控えており、なんとこの映画にはScott Baioも共演するとか!こちらもなつかしい〜。(笑)
Dana Plato Dana Plato (Kimberly)
紅一点のキンバリーは、ドラモンドさんの一人娘。お金持ちのお嬢サンという感じではあるが、やはり子供。ときどきアーノルドたちと一緒に悪知恵を働かすこともあり。髪の毛を緑色に染めたりと、なかなかとんだお嬢サン!?キンバリー演じるDana Platoは、1964年11月7日、カリフォルニアで生まれる。初めての仕事はテレビ映画"Beyond the Bermuda Triangle"。そしてキンバリー役で当てることになる。しかし彼女の人生は、このsitcomが終了してしまった時点でストップ。シリーズが終わってしまうと新しい仕事を見つけるのが大変だったようだ。テレビ映画や低予算映画などに出演し、何とか女優としての活動を続ける。1991年にはビデオレンタル屋さんで盗みを働き逮捕されている。またその他にもドラッグ中毒だったらしく、何度か逮捕歴あり。やはり前科者らしい。1984年にはLanny Lambertという人と結婚したものの、一年で離婚してしまい、途方に暮れる。1999年5月、婚約者のRobert Menchacaと共に彼のご両親のところを訪れたところ、ドラッグの多量摂取で1999年5月21日に他界。自殺らしい。晩年は低予算映画に出演していた。
関連リンク
Diff'rent Strokes Online : ここの情報はかなりのもの!キンバリーへのtributeサイトあり!(EN)
日本語の関連サイトがありましたらご一報ください。


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