Party of Five (1994-2000)

Party of Five (1994-2000)

邦題「サンフランシスコの空の下」。ある日、交通事故で両親を失い、残された５人の子供達が一つ屋根の下、共に暮らし、成長していく物語。一番上のチャーリーは25歳程度で赤ん坊のオーエンとティーンエイジャーの４人の問題児(!?)の面倒を見る羽目に。自分の人生、そしてお互い助け合って生きていかなければならない家族とを両立させようと四苦八苦する５人。それに加えてチャーリーの恋人・カースティンやベイリーの恋人、サラなど、準レギュラーから人気を出した人達も・・・。個人的にはやはりサラ役のJennifer "Love" Hewittの活躍がうれしい。今となってはフージーズのボーカリスト、またソロとしても活躍しているローリン・ヒルが出演している、ウーピー・ゴールドバーグ主演の「天使にラブソングを・・・２」。実はこの映画、ひそかにJennifer "Love" Hewittも出演している。もともと歌手になりたかった彼女。何枚かCDも出しており、なかなか積極的に活躍中。このドラマから人気が出た女優の１人でもあるNave Campbellは、今となっては映画「スクリーム」のヒットで映画界でも活躍中。ドラマはもちろんだが、６シーズンで終わってしまったこのシリーズ。成長したそれぞれのメンバーが、映画やドラマなどでこれからも元気な姿をみせてほしい。見どころは、なんといっても出演者の成長ぶり。最初は赤ん坊だったオーエンや、おませなクラウディアの成長ぶりに注目！

▲▽ CAST ▽▲

	Matthew Fox (Charlie) 両親の事故をきっかけに、残された弟姉妹達の面倒を見る羽目になったCharlieは当時まだ20代。自分が何をしたいかもわからないのに、一家の主(!?)となり、恋に仕事に家族に大奮闘する。そんなCharlieを演じるのはMatthew Fox。1966年7月14日、ワイオミング州生まれ。マサチューセッツのDeerfield Academyに入学したが、その後コロンビア大学に転校し、４年間フットボールの奨学金を獲得する。当時は演劇には興味がなく、スポーツに打ち込んでいた。またウォール街で働くことを夢見て、経済学の学士を取得した。しかし当時付き合っていた彼女（現在の奥さん）の母親がモデル・エージェントで、Matthewをモデルの仕事にさそう。TVのCMなどに数回出演し、その後俳優として売りこみ始める。テレビ出演はわりと少ない。"Wings"などのゲスト出演の後、1992年にTVシリーズ"Freshman Dorm"に出演。残念ながらこのドラマはすぐにキャンセルとなってしまったが、数年のブランクを開けてこのドラマがスタート。一気に人気急上昇。ピープル誌の50 Most Beautiful Peopleにも選ばれている。ドラマが終わった現在は、アウトドアやフィッシングを楽しみながら、サンダンス映画祭などといったラボにも参加しているとか。学生時代からの恋人と1992年に結婚し、娘が一人いる。
	Nave Campbell (Julia) 高校生になり、異性に目覚めたり将来のことなどで頭を悩ませたり・・・。ティーンの女の子はあれこれ忙しいようだ。そんな時期に両親の事故が起こり、チャーリーと衝突しながらも成長していく。文才に長けているJulia演じるNave Campbellはこの全米大ヒットドラマの中から映画進出に成功したメンバーの一人といえる。1973年10月3日、カナダのオンタリオ生まれ。９歳でカナダの国立バレエスクールに入団し、将来に期待がかかった。しかしストレスなどの精神的なダメージにやられ、何でも髪の毛が抜けてしまうほどまで落ちこんだそうだ。そのためバレエの道はあきらめざるを得なくなった。その後「オペラ座の怪人」出演のきっかけをつかむ。その後、テレビドラマへのゲスト出演などで下積みする。テレビシリーズでは1992年に"Catwalk"(カナダ)などに出演している。活動の場を広げようとアメリカへ渡ったところ、このドラマの出演が決まった。最近は映画にも積極的に出演しており「スクリーム」シリーズ、「５４」「ワイルド・シングス」「スリー・トゥ・タンゴ」などの出演が新しい。Matthew Fox同様、People誌の50 Most Beautifulにも選ばれている。1995年に一度結婚しているが（当時22歳？）、98年に離婚している。今年は"Investigating Sex"でNick Nolte, Julie Delpyなどと共演する予定。
	Scott Wolf (Bailey) ５人の中で一番問題児かも。感情の赴くまま突進するタイプ。ドラッグ中毒の彼女と付き合ってみたりアルコール中毒になってみたりととにかくありとあらゆる問題に直面。だからこそ彼から目が離せない！20代を新鮮にいきるBailey役のScott Wolfは1968年6月4日、ボストンにて生まれる。幼い頃から映画が好きだったそうだが、俳優になる気は全然なかったそうだ。ある日、父親の古い友人で昔は俳優だったその彼が、俳優になってみてはどうかとWolfに言い出したことがきっかけで、自分のキャリアとして演劇を選ぶことになったとか。George Washington Universityではfinanceを専攻し、卒業後はNYのHB Studioに就職する。しかし結局カリフォルニアにてRobert CarnegieやJeff Goldblumについて演技を勉強する。このドラマの役がもらえたのは、当初キャスティングされていたJerry O'Connerllが"Sliders"出演のために降板したため、Bailey役が彼の元に！その後はドラマと映画をバランスよくこなしていく。1999年にはKatie Holmesと"Go"で共演。もともとこの映画の監督は、TVスターは2人もいらないと思っており、Wolfのキャスティングは考えていなかったそうだ。しかし、Jay Mohrと2人で歩いているところを偶然見つけ、2人の雰囲気が映画でも使えると思い、出演を依頼したそうだ。他にも「白い嵐」などいい作品に出演している。一時期Alyssa Milanoと婚約していたが、解消。その後、ドラマではCharlieと結婚したKirsten役のPaula Devicqと一年ほど同棲していたことも。また「ビバヒル」のスティーブン役でおなじみ、Ian Zieringとは小学校が一緒だとか。今後もマイペースで活動を続けてほしいところ。
	Lacey Chabert (Claudia) 思春期でありながら、妙に大人っぽいのがクラウディア。時々見せる子供っぽさがすごくかわいいClaudia。彼女を演じるLacey Chabertは、劇中一番成長を見せてくれ、ラストシーズンではすっかり大人の女の子へと変身を遂げている。1982年9月30日、ミシシッピ州生まれ。幼い頃からドラマや楽器の演奏が得意だった彼女は、1991年のStar Searchで優勝を飾る。その後はブロードウェイ「レ・ミゼラブル」で2年間を過ごす。徐々に活動をテレビへと転向させていく。CMや"Gypsy"などのテレビシリーズを経て今ドラマの役をつかんだ。活動の場はテレビが多く、特にアニメなどの声の出演が多い。それもそのはず、とにかく彼女の声はきれいなのだ。スクリーン・デビューは「ロスト・イン・スペース」にて。今年は映画出演の予定が決まっており、"American Leather"(Terry O'Quinn)、"Tart"(Melanie Griffith)などが待機している。今後の活躍が期待される。
	Jennifer Love Hewitt (Sarah) Sarahは、Baileyの彼女として２シーズンから登場する彼女。とにかく純粋で、同級生のJuliaとは時々衝突するシーンがある。ドラマからは1999年に降板している。Sarahを演じるJennifer Love Hewittは今もっとも注目されているティーン女優。1979年2月21日、テキサスにて生まれた彼女は幼い頃からダンスや歌に熱中した。生後6ヶ月の時に両親が別居してしまい、母親に育てられた彼女は10歳の時にLAへ引越し、タレントスカウトされる。その後、1989年から2年間、"Kids Incorporated"という子供番組へ出演。徐々に活躍していく。1993年には「天使にラブソングを・・・２」で、Whoopie GoldbergやLauryn Hill等と共演。テレビシリーズへの出演を徐々にこなしていき、1995年にこのドラマのSarah役を獲得する。その後は人気もうなぎ上りで、テレビはもちろんのこと、「ラストサマー」シリーズ、また最近ではシガーニー・ウィーバーと"Heartbreakers"で親子役で共演している。2000年にはオードリー・ヘップバーンの自伝的テレビ映画で主演を演じ、話題をさらった。好きな女優はGwyneth Paltrowらしく、1999年にオスカーを受賞した時、ピンクのバラとファンレターを彼女宛てに送ったそうだ。一週間後、ファンレターの返事が届いたので額に入れて飾ってあるとか。2000年のゴールデン・グローブ賞の時に初めて会い、その時にGwynethが彼女にハグしたそうだ。すごくうれしくて気絶しそうだったとコメントしている。2001年4月1日にしばらく付き合っていたJoshua Daniel Hartnettと結婚した。