The Pretender (1996-2000)
The Pretender 幼いころから、どんな人にでもなりきることが出来るプリテンダーとして育てられたJarod。自分の生みの親のこと、そして自分の正体さえもわからずに育てられた彼がある日研究所であるセンターから逃亡し、自らの正体を探す旅に出かける。貴重な実験材料としてJarodを必要とするセンターの回し者たちが彼を追いかけるのだが・・・。このドラマのみどころはクールにトリックを仕掛けるJarodと音楽にあると思われる。映画「トーマス・クラウン・アフェア」のようなJazzyな音楽が全編に流れることで、Jarodのクールさをより引き立たせる。それとは裏腹に初めて世界を見るJarodは子供用のおもちゃを片手にはしゃいでみたりする。そのギャップが面白さをより盛り上げているのかも。個人的には主人公のJarod、Sidney、そしてMiss Parkerの3人のコンビネーションが結構お気に入り!この手のドラマを長期で続けるのはなかなか難しいが、同シリーズは結局4年ほど続いた。2001年には終了した4シーズンの続きとしてTV映画が製作。今でも復活を期待するファンが少なくない。もちろん私もその一人♪それにしても出演者それぞれが本当に個性的。ドラマも面白いが、プライベートな彼らも気になるところ。


▲▽ CAST ▽▲
Michael T. Weiss Michael T. Weiss (Jarod)
初めて世界を目にするJarodにとっては、ちょっとしたおもちゃも珍しい。イミテーションの犬のふんを見て喜ぶ無邪気なJarodを演じているのはMichael T. Weiss。1962年2月2日、シカゴにて生まれる。子供の頃から地元のテレビCMなどに出演し、高校生の時から本格的に演技の勉強を始めたそうだ。大学は名門 University of Southern Californiaのschool of Dramaに入学、1984年に卒業している。1985年からNBCの"Days of Our Lives"(ソープオペラ)に出演し、以後5年間出演。その間TVを中心に映画などにも積極的に出演し、キャリアを積む。1996年からスタートしたこのドラマで一躍有名になり、同テレビ局の人気ドラマ"Profiler"にもJarodとして出演しているのも見逃せない。PretenderシリーズのTV映画が数本控えており、今年はそちらで彼を見ることができそうだ。耳をぴくぴく動かすことができたり、アメリカの州をアルファベット順にすらすら言えたりと、面白いネタもあり。きっとWeissさん本人もJarodのようなピュアな心を持った人なのかも。うーん、ますます惚れてしまふ・・・。(笑)
Andrea Parker Andrea Parker (Miss Parker)
Jarodを無心に追いかける。父親へ認めてもらおうと必死になるMiss ParkerもJarodと同じく孤独な女性なのだ。強がっているが、胃潰瘍になったりと、意外とお悩みの多い女性でもあるのだ。そんなParkerを演じているAndrea Parkerは1969年3月8日、南カリフォルニア生まれ。6歳からバレエを始め、15の時にサンフランシスコバレエ学校へ入学し、家を出る。3年間のツアーを終え、現代バレエへと移行し、またバーテンダーとして働きながら演技の勉強を始める。"Coach""Married...with Children"などのsitcomにゲスト出演後、"Seinfeld"にて初めて台詞のある役を演じた。その後"Ellen""ER"など、sitcomのみでなくシリアスものにも出演し、このドラマの役をつかむ。また1995年から1年間出演していた「犯罪捜査官ネイビーファイル」にも今年からレギュラー復活したようだ。
Patrick Bauchau Patrick Bauchau (Sidney)
Jarodの育て親。Jarodを一生懸命育ててきたが、自分のしたことに気がつき、Jarodと本当の友達になろうと努力する。彼を捕まえようとするがなかなか捕まらない彼とのやりとりを楽しんでいるSidneyを演じるのはPatrick Bauchau。1938年12月6日、ベルギーのブリュッセルにて生まれる。出演メンバーの中では一番のキャリアを持っている。幼少時代は時代が時代だけにヨーロッパ各地を転々としたようだが、オクスフォード大学に入学し、そこで現代語学について学ぶ。フランス語、英語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、そして少しだがドイツ語とフラマン語までも話すという。ヨーロッパとアメリカどちらでも活躍中で、最近では"The Cell"などに出演していた。TVから映画まで、とにかく幅広くこなしている。趣味にヨガをあげており、東洋美術などにも興味があるようだ。
Jon Gries Jon Gries (Broots)
弱気な技術屋。いつもMiss Parkerのいびりにぴりぴりしている。Jarodのことを助けたいと思いつつ、生活がかかっており会社に逆らうことができず、自分に納得いってない様子。。。そんな現実にいそうなキャラ・Brootsを演じるのがJon Gries。何と自らオフィシャルサイトも持っているという。多彩な監督であるTom Griesの息子である。カリフォルニア生まれ。1976年に父親が監督したTV映画でCharles Mansonを題材にした「Helter Skelter」に出演している。その後NYへ移り、演技の勉強をする。"The Jeffersons""Beverly Hills, 90210""The X-Files""Seinfeld"などなど、数え切れないほどドラマにゲスト出演。さらに"Martin"のレギュラー出演などもこなしている。スクリーンでも活躍しており、「グリフターズ」「Men In Black」「Get Shorty」などという大作にも顔を出している。音楽の趣味もあり、現在はCDを製作中だそうだ。
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