Seinfeld (1990-1998)
Seinfeld ジェリー、エレイン、ジョージ、クレイマーという、とにかく個性が強烈な面々で構成されるこのsitcomは、本国アメリカのみだけでなく、全世界で大ヒット。主演のJerryは一気にトップクラスのコメディアンになると共に、長者番付にも載るくらいのギャラをゲットしている。このsitcomの面白さは、いわゆるWoody Allenの映画のように、NYを舞台に、何気ない日常風景をおもしろおかしく表現しているところ。主演のジェリーは、コメディアンとして登場するところもリアリティがあり、おもしろい。また、周りを囲む同じアパートメントの同居人の個性の強さに毎回頭を悩ませるジェリーだが、誰もがそんな経験をしたことがないだろうか?ユダヤ人ネタやNYネタなどの、いわゆるローカルネタがふんだんに盛り込まれたこのsitcomは、去年から日本でも放送。デーブ・スペクターが監修を手がけているらしい。本当にこのsitcomを笑うには、きっとNYなどに住まないとわからないのだろうが、それでも彼等のキャラクターは、楽しむだけの価値があるのは確か。同じマンションに住むニューマンが天敵のジェリー。男性に関してはなかなか要求のうるさいエレイン。両親に頭を悩ませるジョージ。そしてすべてが変っているクレイマー。この4人がジェリーの部屋に集まれば、何か起こるに違いない。4人がまたテレビに戻ってくることはないかもしれないが、秋からアメリカで、クレイマーのsitcomがスタートする。こちらにも超期待!!!


▲▽ CAST ▽▲
Jerry Seinfeld Jerry Seinfeld (Jerry Seinfeld)
コメディアンのJerry Seinfeld。ニックネームはサイン。ジョージと一緒にJFKハイスクールを卒業。一時期エレインと付き合っていこともあり、求婚したことも。。。(しかし、これには事情があったが・・・)40代なのに、子供のようなジェリー。動物ビスケットの中から恐竜を見つけてよろこぶ彼は、まさにコメディアンそのもの!女性と付き合っても2週間と続かない原因は、冷静淡々とした感情を見せない正確なのかもしれない。昔からの友人であるジョージとは、一日に6回くらいは電話で話すそうで、高校時代の共通の友人(!?)友人などもいる。お気に入りのテレビ番組は「メルローズプレイス」だとか。同姓同名のコメディアン、Jerry Seinfeldを演じるのは、コメディアンであるJerry Seinfeld。1955年4月29日、ブルックリン生まれのNew Yorker。クイーン大学を卒業後、スタンダップ・コミックの下積み生活を開始。"The Tonight Show"にセミレギュラーとして出演。この時知り合ったAnne Murrayが、ラスベガスでのショーのオープニング・アクトをやってみないか、とJerryを誘い、徐々に人気を獲得して行く。このsitcomで人気が出た彼は、1エピソードでかなりのギャラを獲得している。他にも、1993年にベストセラーとなった彼のノンフィクションや、ライブ録音のCDなど、幅広い収入源がある。現在45歳の彼だが、ずっと独身だった彼が、去年、スポーツジムで知り合った28歳の女性(しかも当時は既婚)と電撃結婚。父親となった。今後はスタンダップでライブをこなして行く予定だが、テレビでも彼の姿がまた見てみたい!
Jason Alexander Jason Alexander (George Castanza)
何とも頼りなく、女性と話すときに弱気になってしまうGeorge。一時期は職がなく、大変だったが、なんとかヤンキーズに就職。両親には悩まされているが、なんだかんだいいつつも両親のせわになっているところがまた恥ずかしいところ。女性と付き合うのは苦手で、一度付き合った女性をレズビアンにしてしまったと嘆いていたが、その彼女、Susanと婚約。結婚が近くなるにつれ、なんとか結婚を延期させようと必死になるGeorgeの姿がけなげでなけてくる。Jerryとの出会いは、JFK高校。ジムにあるロープから、誤って足を滑らせ、床に落ちてきたところをJerryがキャッチ!ということで、実はかなり運命的な出会いをしている。(笑) 手のモデルをしたこともあるほど、意外と面白いキャラクターなのだ。そんな弱気なGeorgeを演じているのはJason Alexander。1959年9月23日、ニューアークにて生まれる。子供のころから演技に興味があり、映画やコメディアルバムの真似をして、クラスで目立っていたという。いわゆるプロとしての最初の仕事は17歳のとき。ローカルの子供の演劇グループで活動していた彼は、ローカルなNYの子供演劇グループの一員として活躍した。その後、ドラマをボストン大学で専攻。マスターの学士と共に卒業し、ホラー映画"The Burning"でデビュー。卒業後は映画の脇役やブロードウエイなどで下積みを開始した。1989年にはトミー賞を獲得しているくらいなので、なかなかのもの。その後、"Seinfeld"にて人気がでた。映画出演は結構豊富で、「プリティ・ウーマン」で悪徳弁護士を演じているのは有名。奥さんは、女優のDaena Titleさんで、二人の子供がいる。
Julia Louis-Dreyfus Julia Louis-Dreyfus (Elaine Marie Benes)
Jerryと一度付き合って別れても、いまだに仲良く友人関係を続けていられるのはElainだけ。ブラインド・デートで知り合った男性からはBig Headと呼ばれながらもめげない彼女のタフさには本当に脱帽。(笑) Jerryと付き合っていた時期があり、別れてしまったが、一度求婚され、本気でJerryとの結婚を考えたこともある。別れてからは普通に戻ったが、Georgeが彼等がまたよりを戻すことをひそかに願っているらしい。好きな映画は"Shaft"(オリジナル)とか。車を持っておらず、運転する機会がなかなかないが、彼女の運転はとてもひどく、初めての免許試験の時に、犬をひいたとうれしそうに自慢しているElaine。そんな彼女を演じているのはJulia Louis-Dreyfus。6度ものエミー賞ノミネートで、1996年、念願のエミー賞を獲得している。1961年1月13日、マンハッタンにて生まれている。ということだが、そだったのはワシントンD.C.だとか。彼女もやはり、若いころから演劇に興味を持ち、Northwestern Universityにて演劇を専攻している。卒業後は、イリノイのThe Practical Theater Compnayにて活躍し、続いてシカゴのSecond Cityにも引き抜かれている。そうこうしているうちに、"Saturday Night Live"への出演依頼を受ける、80年代中ごろに3シーズンほどSNLに参加。その他、この時期にNBCのコメディ、"Day by Day"にも出演している。映画出演もちょくちょくこなしており、"North"(J.Alexanderと共演)、"Father's Day"(Billy Crystalと共演)などにも出演している。最近ではWoody Allenの"Deconstructiong Harry"でフューチャーされているのも見逃せない。今年もテレビ映画とスクリーン映画が控えており、忙しくなりそうだ。旦那様はプロデューサー、脚本家であるBrad Hall。イリノイで活躍中にであっている。子供がおり、LAで暮らしている。
Michael Richards Michael Richards (Cosmo Kramer)
Seinを取り巻く友達の中でも一番奇妙なキャラクターなのが彼。ノックもなしに突然ドアを開けるのが得意技。実際、Jerryの向かいに住んでいるのだから仕方ないのだが。。。個性が強烈に強く、Jerryの天敵でもあるNewmanとなんとか仲良くやっているのが面白い。Woody Allenの映画でエキストラとして雇われたこともあるくらいの才能の持ち主(!?)(のちにくびにされたが・・・)。恋愛ネタは他のキャラと比べたら少ないほうだが、彼の恋人もやはり強烈な人が多い。Georgeが、自分がレズビアンにしてしまったと思いこんでいるSusanの彼女と付き合ったこともあるほどで、なかなか不思議な魅力のある人なのだ。毎日泡風呂に入り、喜んでいるKramerを演じているのは、Michael Richards。1949年7月24日、LA生まれの彼は、4人の中で一番年配。ドラマの学士はCalifornia Institute of the Artsから取得している。大学卒業後、2年間ほどアーミーに参加いている。その後は特別何もせず、放浪していた。バスの運転手をしながらスタンダップの技術を身につけた。そんな時、彼に声をかけたのはBilly Crystalだったそう。"Billy Crystal Special"にて、初めてギャラをもらったという。その後、2年半ほどABCのsitcom"Fridays"に出演し、お茶の間の人気者となる。テレビもドラマもそうだが、コメディに興味があるそうで、コメディ作品への出演がほとんどである。"Seinfeld"が終わってしまった今、秋から彼自身のショーを開始する。こちらにも期待。テレビ映画にもでる予定があるが、自分のショーが落ち着くまでは、映画出演は当分お預けかもしれない。
関連リンク
IMDb - "Seinfeld" : Internet Movie Database の "Seinfeld"ページ (EN)
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