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Leelee Sobieski

私が初めて彼女の名前を意識して見た映画といえば、やはり「25年目のキス」。主演のDrew Barrymoreをはるかに上回る(失礼!?)美貌でクールに演じていたのが印象的である。この映画自体はあまりにも無理のある設定で、Barrymoreが高校生に扮して大奮闘するというお話。どうみても高校生には見えない。学校でBarrmoreと仲良くなるのがSobieskiなのだが、彼女がださい役どころという設定。しかしどう見てもださくないのだ。これだけきれいだったら誰でも彼女の美貌に気づくと思うが・・・。(笑) 何はともかく彼女のキャリアはこの映画の数年前にスタートしている。

1982年6月10日、NYに生まれる。本名はLiliane Rudabet Gloria Elsveta Sobieski。長い〜!父親は画家、母親は小説家という芸能一家に育つ。幼い頃は父親方のファミリーがいるフランスとNYを行き来したとか。この業界に入るきっかけとなったのは、学校のカフェテリアでスカウトされてからだという。NYの私立学校(!!)に通っていた彼女は、スカウトマンに「インタビュー・ウィズ・バンパイア」のオーディションを受けてみないか、と声をかけられたそうだ。結局この役はKirsten Dunstに持っていかれてしまったが、その後演技に興味を持つ。13歳の時にテレビ映画"Reunion"に出演。その後も徐々にTV番組に顔を出し、「ジャングル2ジャングル」でスクリーンデビュー。1998年、「ディープ・インパクト」では評論家たちから好評を得て、仕事のオファーが来るようになる。その後テレビ映画「Joan of Arc」にて主役を演じ、エミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされるほどとなった。またこのテレビ映画の撮影中、Tom Cruiseとの「アイズ・ワイド・シャット」も撮影している。その後は「25年目のキス」でDrew Barrymoreと、また「愛ここにありて」ではJosh Hartnett, Chris Klein等と共演しており、新作"The Glass House"ではDian Laneなどとも共演している。ちなみにこの"The Glass House"で彼女が獲得したギャラは$1 million と言われている。着々とキャリアを伸ばしている様子。2001年9月からアイビーリーグの名門、ブラウン大学に在籍。

絵を描くことや乗馬、陶芸などが趣味だそうで、他にも共演者の髪止めを集めるという面白いコレクターでもある。"Eyes Wide Shut"で共演したTom Cruiseにも頼んだらしいが、断られたらしい。今に大物になって彼を見返してやるんだ、Leelee!(^o^) 両親のようにもの書きか画家など、クリエイティブな仕事をしていきたいそうで、将来は監督や脚本もやってみたいと語っている。昔のハリウッドスターは上品で知的な個性を持っていたが、最近のスターで上品さを感じられる人は少なくなっている。彼女はまだ20歳でこれからの女優さんだが、上品な雰囲気と知的さを兼ねそろえた数少ない若手だと思う。今後の活躍に期待したい。