ホンコン:飲茶!飲茶!飲茶! (1999.02)

初!アジア観光:飲茶 飲茶 飲茶!

2月の連休にどこかにいこうと以前から計画していたが、さすがに3、4日でアメリカは無理だし、と思い、初!のアジア観光に乗り出した。といっても、まずは行きやすい香港から(意外と小心者だ)。現地に知り合いがいたということもあり、さっそくUnitedにて飛び立つ。それにしても、同じアジアだから2、3時間でつくだろう、と思っていた私は、あまりに知識がなさすぎる。フライトは成田から約5時間。意外とかかるな〜。プラス3時間ほどでSFまで行けてしまう。。。Unitedはほとんどが夕方〜深夜に到着するため、その日はとりあえず市内観光は無理。とりあえず5時間のフライト中ず〜っと寝て、目が覚めたらもう香港についていた。空港は新しいものなので別にわくわくするフライトでもなかったのだが、以前は街の中に空港があったため、かなり着陸時は緊張したらしい。

大体10時くらいに無事着陸。さっそく新空港に降りてみる。広いし、新しいから非常にキレイ。わりとわかりやすい作りだ。知り合いが迎えに来てくれたので、そのままバスに乗車。今思えば、どのバスに乗ったかはさっぱり覚えていない。次回一人で遊びに行った時はまずいな〜。。。とりあえず宿であるHoliday Inn Golden Mileへと向かう。場所も最高、Nethan Roadに面したベストロケーション!お気に入りのホテル。香港に行く機会があれば、ぜひ利用してみてほしい。バスで大体50分くらいかかったと思うが、ホテルに行く前に、夜景を見に行った。Holiday Innからも歩いて十分にいけるハーバーは、深夜でも、結構人がいた。その日はちょっと天気が悪くて、あまりキレイではなかったが、それでもビクトリアピークからみたら、きれいなんだろうなぁ、と思いつつ、ホテルに向かい、寝た。疲れた〜!

Beautiful!!100万ドルの夜景:さっそく飲茶!とビクトリアピークからの夜景

翌日、まずは明日中国に行くため、中国ビザを申請。日本で申請するところだったが、もし中国に行く前に香港など、他の国に立ち寄る場合は、そこで申請したほうが安上がりの場合が多々ある。はっきりいってよく覚えていないが、確か2千円以下で申請できたはず。当日の申請もできる(はず)だが、その場合は少し余計に代金がかかる。それでも日本で申請するよりもはるかに安い!午前中、香港島にビザの申請へ向かう。ホテルから歩いて5分くらいのところに、スターフェリー乗り場がある。ここからフェリーに乗って、香港島へ渡る。風が気持ちよかった。香港島と九龍島を結ぶ交通手段には、フェリーや地下鉄があるが、フェリーをオススメ。両方利用してみたが、地下鉄の方が、やはり楽。でもフェリーの「あの」心地よさがやめられない!ぜひ体験してみてはいかが?

ビザの申請が終わり(明日の午前中にもらえるそうだ)、友人とその友人、そして私で飲茶(!!)を食べに行く。どこに入ってもおいしいのだろうか!?場所は覚えていないが、結構混雑した、広いレストランでおいし〜い飲茶をごちそうになった。その後、車でいろいろと連れていってもらった。特におもしろかったのが水上レストラン。レストラン自体はそれほどでもないのだが、そこからの渡し舟(サンパン)が気持ちいい。ここら辺は香港仔(アバディーン)という地域らしい。日本人だと高く取られるが、現地の人と一緒だったため、格安で乗ることができた。水上家屋なども見ることができ、香港の人々の生活の様子がうかがえる。以前はもっとすごかったらしいが、それでも私は楽しめた。香港島を歩いて見学するのも楽しい。九龍とは違った、庶民の生活感があるれる雰囲気が何かを感じさせる。ちなみに九龍と香港島はまったく雰囲気が違う(ように感じた)ので、両方行って見てほしいところ。

4時くらいになり、ビクトリアピークへと向かう。ピークへはトラムに乗るのだが、トラム乗り場まで、オープンバスにて向かう。専用無料シャトルなのでぜひ利用するように。せっかくオープンだから、と二階に乗ったが、結構風がきついので、コンタクトの場合は気をつけよう。ピークトラムで山頂に到着し、早速ピークから九龍と香港島を眺めてみる。ライトアップはまだされていなかったものの、見晴らしは最高である。クリアな夜景がみれれば、本当に最高な場所。夕食をピークのレストランでとったのだが、ここからの景色ももちろん最高にきれいだった。友達は、横浜の夜景の方がきれい、と言っていたが、空気が澄んでいるときは香港の方が断然きれいだと感じた。帰りはオープンバスの代わりに地下鉄に乗って移動する。地下鉄は、慣れたら日本と同じ。びびることはなかった。移動に便利なので、利用する価値大!プリペイドカードを利用してみよう。

両替に要注意!

両替には要注意!街を歩いていると、いたるところに両替商を見かける。日本や空港で両替するよりもレートはいいのでぜひ利用したいところ。レートはそれぞれ違うので、散歩するついでにレートもチェックしてみてほしい。しかし、気をつけてほしい。私がお札に両替したときのこと。新券をもらい、その場で確かめたところ、一枚偽札がまじっていた。すかしてみるとわかるのだが、顔が一枚だけずれてるよ〜。。。もちろんその場で他のお札と替えてもらった。新券には特に気をつけるべし。もらったら、その場を離れず、まずチェック。指で軽くはじいて音を確かめたり、透かして見てください。おかしいな、と思ったら、古いお札に変えてもらうか、新しいものと取り替えてもらうこと。後で気がついても手遅れとなってしまう。

短い滞在だが最後の日:とにかく飲茶で終わった・・・

3日目。今日は午後に中国へと立つため、最後の日となってしまった。はっきりいって食べ物だけを満喫したといった感じだけど、それだけでも満足。午前中は、昨日申請しておいた中国ビザを取りに行く。フェリーには2回しか乗ってないけどもう慣れたぞ!ホテルをチェックアウトするまで、まだ時間があるので、お昼と買い物を楽しむ。お昼はいろいろ考えたのだが、やはり飲茶。このために香港に来たのかもしれない。(笑) 今度はデパートの中にある食堂みたいなところで食べてみた。昨日の方がおいしかったな。でも名前を忘れてしまった・・・。

食事を済ませると、最後のお買い物。お正月(といっても中国のだが)前だったので、バーゲン中だったはずだが、私が興味を持ったのは、VideoCD。これは本当に優れもの!今なら、DVDプレイヤーでみれてしまうので、香港に行った時にでもお土産にいいかもしれない。値段はいろいろ。正規VCDはどれくらいかしらないが、私はそこらへんで売っている、いわゆる海賊版にくびったけ。最新映画がたった数百円で買えてしまう。もちろん質はまちまちだが、それでも日本で高いお金を払って映画館に足を運ぶよりはマシ!VCDはもちろん、普通のCDのコピーも平気で置いてあるのがすごい。もちろん質は・・・ちなみに音楽物のVCDの質はそんなに悪くなかった。そんなこんなでお買い物を済ませ、中国へと向かったのであった。

東京よりも香港が好き。

結局2泊3日の短い香港滞在だったが、意外と気に入ってしまった。といっても、カルチャー・ショックはそんなに受けなかったが、それでも東京よりは好き。物価が安いのと、食べ物もわりとおいしい。やっぱり夜景もきれい。マンハッタンや東京と同じようににぎやかな街だが、だからこそ香港の人々の暮らしを感じたのかもしれない。東京よりも生活感あふれる、活気あふれる街。

※この記事は、1999年の情報を元に書かれています。