アメリカに来てからというもの、毎日が海外生活だったため、あまり旅行に行く気分にならなかったが、夏休みを日本で過ごしてからというもの、どうもエナジーが沸いてこない。そこで、ふとパワーを取り戻すべく旅行を計画。当初は近場に旅行する予定だったが、彼氏が帰国前にぜひNYに行きたいということもあり、NYまで飛ぶことにした!(笑)

ロスからNYまでは、いろいろと悩んだ末、JetBlueというマイナー航空会社を利用することに。マイナーではあるもの、実は近所にあるオンタリオ空港というところから深夜直行便があったので、これを利用。オンタリオ空港を深夜12時に出発、JFK空港には朝9時前に到着。格安チケットだと初日は移動だけでつぶれてしまうので、深夜便がベスト。早速チケットを購入。Southwest航空と似たように、路線は少ないものの、チケットは早く予約すればするほど安くなる。1週間前の予約で片道$199.00(Ontario-JFK)だから悪くはない。

毎回、私の旅行はトラブルがつき物なのだが、今回も面白いハプニングが!JetBlueのチェックインはいたってスムーズ。オンラインで予約をしておいたので、カウンターに行かなくても、マシンで簡単にチェックイン出来てしまう。もちろん、オンライン予約時には座席も指定できるので、すべてスムーズ。火曜日の夜間クラスをサボって(ごめんなさい・・・)2時間ほど前に空港で待機。そんな時、横を通りかかった中華系のおばさんが、中国語で私たちに話しかけてきた。どうやらこのおばさんのご家族が2人、NYまで行くのだが、どちらも英語が話せないらしい。そこで、NYで待っている家族のところまで連れて行ってくれないかとのこと。1人はお年を召していて、車椅子を使用。もう1人もきっと60歳以上だろう・・・。この2人で飛行機に乗るとは勇気あるな〜。(笑)とりあえずゲートまで一緒に行くことにする。

911のこともあり、相変わらず厳しいセキュリティ・チェック。靴を脱いで、ジャケットも脱いで、すべての荷物を検査。さらにはこの間のイギリスのテロ未遂事件以来、液体を機内に持ち込む際にはビニール袋に入れるか、チェックインしなければいけないらしく、これまた厳しい荷物検査が待ち受けていた。私たちは必要最低限の洋服しか持っていかなかったので、スムーズにチェックインできたのだが、旅慣れていない中華系のおばあさんたちは四苦八苦。一度セキュリティのゲートをくぐってしまうと、こちらから手助けしたくても、させてくれないので、ゲート越しに、警備の人の言葉を中国語で伝える。もちろん、私は話せないので、すべて彼氏に任せたが・・・。(汗)それにしても、毎回思うのだが、旅行に行くたび、このセキュリティで何だか罪悪感を感じる。靴やジャケットまで脱いでくぐるゲート。何だか・・・刑務所に入るみたいだ。態度の悪い警備に「コンピューターはかばんから出せといってるだろ?」などと怒鳴られたことさえある。高いお金を払って旅行に行くのに、なぜこんな不快な思いをしなければいけないの?さらにこのセキュリティ、最近は「セキュリティ料金」ということで、知らないうちにお金まで取られている始末。まったく、どうにかしてほしい・・・。今回の旅行も、また不快な思いをした。というもの、車椅子のおばあちゃん、実は数年前にペースメーカーの手術を受けたそうで、ゲートを通るたびにピーピーと警報がなってしまうのだ。そこで、女性警備の人が検査をすることにしたのだが、90歳近いおばあちゃんを車椅子から立たせて、細かく検査。おばあちゃん、ふらついてるよ・・・。さらにおばあちゃんの手と足に何か液体をつけて検査をしていた。あとから聞いてみると、なんと爆弾物の検査だとか・・・。この検査に30分。正直、脇で見ていた私は涙が出てきた。なんでかって?とにかくもう腹が立って・・・っ!このおばあちゃん、グリーンカードを持っていて普通にアメリカに住んでいるのに、この扱いかよ!90歳の歩くことも出来ないおばあちゃんにこの扱いかよ!アメリカに来る前までは、アメリカって素敵な国なんだ〜なんて勘違いしていたけれど、こちらに来て以来、毎回悪い意味で驚かされる、この国。。。

セキュリティだけでぐったりしてしまった私たちだが、無事に飛行機に乗り、JFKまで向かう。5時間のフライトはあっという間で、各シートにテレビがついていてDirecTVが見れるので、なかなか快適な空の旅だった。それにしても、フライト・アテンダントは最悪だった〜・・・。(泣)



1日目:パーティー気分の"Hairspray"
到着は水曜日の朝9時。マンハッタン市内に急げば、水曜日のマチネ公演のチケットを安く購入出来るかもしれない!ということで、初日からミュージカルを期待していた(というか、私の目的はミュージカル♪)。飛行機も無事に空港に到着し、さて出口へ・・・。あれ?車椅子はどこ?おばあちゃん用に車椅子が待っているはずなのに、どこにも見当たらず。それに気づいたパイロットさんはあわてて係りのものに連絡を入れてくれた。でも、本来ではればフライトアテンダントが気づくべきでしょうに・・・。アテンダントたちはとにかくまぁおしゃべりしていて、車椅子を待っている私たちを横目に帰ろうとしていた。それを見たパイロットはさすがにまずいと思ったのか「車椅子が来るまで誰か待つように」と指示。文句を言いながら二人のアテンダントが私たちと残って、最後まで待っていてくれた。しかし・・・本当にこのアテンダントさんたちは態度が悪すぎたな・・・。30分も待たされて、やっと椅子が到着〜。やっとご家族が待っている出口まで向かう。どうやらおばあちゃんの息子さんらしい。息子さんはNY、娘さんはおばあちゃんと一緒にロスに住んでいるらしく、今回一緒に来たもう一人のおばあさんは息子さんの親戚で、台湾から来たようだ。何はともあれ無事に到着できてよかった〜。そこでバスに乗ってマンハッタン入りする予定だったのだが、息子さんのご好意で、彼が住んでいるQueensで朝食をご馳走になることになった。QueensにあるFlushingという街は、かなり栄えた中華街で、全くNYにいるという感じがしなかった。米粉ヌードルといろいろなおかずをご馳走になって、お腹もいっぱい。全然知らない人なのに、車でここまでつれてきてくださって、本当にありがたい。そして早速マンハッタンに行くことに。ここ、Flushingからは、紫ラインの地下鉄一本でタイムズスクエアまで行けてしまうので便利。お世話になった彼等とも別れを告げて、マンハッタンへと向かう。

Tktsはミュージカルの当日券を安く買えるディスカウント・チケット屋さん。Times Squareの中心にあるのだが、今は工事中のため、マリオット・ホテルの前に移動。正直、こちらの方が便利で助かったが、ホテル利用者には混雑していて迷惑かな・・・。結局12時くらいに到着したため、チケットもないかな〜と思っていたが、意外と残っていたので、初日は「Hairspray」を見ることにした。手数料込みで$58というお買い得。もちろん、金欠な自分にとってはかなりの大金なのだが、オリジナルの値段は$100以上なので、半額で見られるのだからお得だろう。

ところで、NYは歩いて観光できるので好きだが、トイレを見つけるのがなかなか難しい。マクドナルドなどに立ち寄るのもいいが、たまに鍵がかかっていて、お客さんしか入れないようになっている。そこで今回利用したのがマリオット・ホテル2Fにあるトイレ。場所もいいし、きれいなのでオススメ。(笑)

「Hairspray」は、以前Las Vegasに遊びに行った際に、このミュージカルがVegasにやってくると聞いて以来、気になっていたのだが、なかなか面白かった。オリジナルはJohn Waters監督の同タイトル映画。こちらには、Waters映画でおなじみ、Ricki Lakeなどが出演している。ストーリーはいまいちだが、なんといっても音楽が楽しい。「グリース」タイプの音楽を、主人公のちょっと小太りな女の子(これがまたかわいいんだ)がテレビに出て有名になることを夢見て、歌うわ踊るわのパーティー騒動。最後にはお母さん(男性が女装して盛り上げる)と一緒に盛り上げてくれる。少し古くさい内容ながら、昔のよきアメリカを思い出させてくれるミュージカル。来年、映画がリメイクされるらしく、お母さん役はなんと!ジョン・トラボルタが女装をして挑戦するんだとか。び・・・微妙・・・。他のキャスティングも豪華なので、映画も期待できそうだ。そうそう、うれしかったのは、キャストの1人がTevin Campbellだったこと。Quincy Jonesに抜擢されて以来、90年代にヒット曲を連発したものの、最近は見かけなかったが、彼の歌声は健在で、このミュージカルで披露してくれる。結構な年のはずだが、相変わらずベビーフェイスでうれしかった。(笑)

ミュージカル後は、ロックフェラーセンターなどの街並みを探索し、T.G.I.Friday'sにてご飯を食べて終了。夜のミュージカルも見たかったが、この日はNJにあるホテルまでバスで移動する必要があったため、まだ明るい8時台に移動することにする。8 Aveと42nd StreetにあるPort Authorityからバスに乗り、15分ほどでNJに到着。ホテルというよりも、アパートメントシェアのようなもので、普通の3ベッドルームを短期滞在の人に貸し出しているところ。マンハッタンのホテルだと一泊$250以上はかかるので、このホテルをインターネットで見つけてみた。バスに乗るのが面倒なところだが、予算的に仕方ない。オーナーは日本人だし、他のお客さんも日本人ということで、一人旅でも安心して泊まれる。ただ、バスによる移動などが結構面倒かつ時間がかかるので、初めてNYに遊びに来る人には向いていないかも。旅なれた人には問題なし。ちょうど先日遊びに来たという日本人の女性2人ともいろいろとお話をして、無事に1日目終了〜。Queensから、初めてのNY地下鉄も体験して、なかなか有意義な1日を過ごすことが出来た。



2日目:Staten Island Ferry
NJのホテルからPort Authorityまでバス、そしてそこから自由の女神・・・。結構遠いので、面倒だな〜と思っていたら、ホテルのオーナーさんが便利な行き方を教えてくれた。ホテルのすぐ近くにある駅からHobokenという街に向かう電車に乗ることが出来る。そしてHobokenから水上タクシーでワールド・トレードセンター、もしくはPier11までいけるという、とても素敵なプラン。Pier 17にはTktsがあるので、このプランでマンハッタン入りすると、非常に便利。ロスと比べると、かなり肌寒かったが、水上タクシーでハドソン川を渡り、Pier11へあっという間に到着。歩いてPier17へと向かい、Tktsで「Chicago」のチケットを購入。Usherが出演しているということもあり、こちらは25% offのみ。なので、少し高くついてしまった。。。映画で見てしまったので、これは元ネタのミュージカルを見ておくべきだろう。ちなみにこちらのTktsは非常に空いていて、並ぶ必要もないので、ぜひこちらをオススメっす。朝11時からあいているし、次の日にマチネがある場合はそのチケットも買えてしまうという優れもの。

チケット購入後は、10分ほど歩いてStaten Island Ferry乗り場へ。バッテリー公園から自由の女神行きのFerryにも乗れるのだが、人気のツアーで予約が必要なのと、あまり近くに行き過ぎても、写真も撮りにくいし他に何もないということもあって、今回は無料で運行しているStaten Island Ferryを利用することにしてみた。片道30分くらいでIslandに到着。途中、自由の女神の近くを通るため、正面からばっちり鑑賞出来る。Staten Islandで少しお茶でも飲んでよかったのだが、私たちはすぐに帰ってきた。そういえば、映画「10日間で男を上手にフル方法」でKate HudsonとMatthew McConaugheyがこのFerryを使って、McConaugheyの実家に帰っていたのを覚えている。ほほぅ〜、これは便利。物価も高くて住みにくいマンハッタンよりも、このFerryを利用すれば非常に便利。下手したらロスよりも生活費が安く済むかも!?

目的の一つ、自由の女神も見ることが出来て、あとはミュージカルまで暇つぶし。ウォール街を探索して、おしゃれなカフェでお昼を取る。そういえば、ウォール街で見かけた看板で「No Standing」と書かれたものがあった。ちょうどNY証券取引所の前で見かけたので、へぇ〜、立ち見はだめなんだ〜・・・。どうやって写真を撮ろうか、などと考えていたが、このNo Standingは、駐車禁止の意味。しばらくして気がついた。いや〜、われながら恥ずかしい!ロスでは違う書き方をしているので、しっくり来なかったよ〜。(笑)ウォール街を歩いているビジネスマンは、ロスとは全く違い、かなり攻撃的な目をしている人が多かった。日本同様、プレッシャーや競争が激しいからなんだろうな〜。それに比べてロスは、天候のせいもあるけど、何だか能天気。これに慣れてしまった自分が怖いっす。あと、証券所は以前ツアーを行っていたのだが、テロ事件後はツアーもなくなってしまったため、外からしか見ることが出来なくなってしまった。観光客には退屈な場所となってしまったかも。

そろそろ夕食の時間。結構慣れてきた地下鉄に乗って、エンパイア・ステートビルまで移動。ビルの屋上に行こうと思っていたのだが、相変わらず厳しいセキュリティが待っていたため、嫌気が差した私たちは屋上ツアーは断念。外から雰囲気だけを楽しんだ。とりあえず「めぐり逢えたら」の舞台ということで、おさえておきたい場所ではある。ご飯は近くにあるデパート、Macy'sにて。ここの地下に入っている"Cucina & Co."は、手ごろなお値段でお腹い〜っぱい食べられるので、オススメ!それにしても、NYのレストランは高い!というよりも、自分が貧乏になったせいか・・・!?ロスよりも税金は取られるし、チップのトラブルが多すぎ。サービスが悪いのに勝手にチップを取られたりするので、以前トラブった私はこういうセルフサービス系の方が楽でいい。「チキンの香草焼き:レモンソース添え」みたいなものを食べたが、サイドに、季節の野菜とポテトがついて7ドルほど。2人で食べても十分お腹いっぱいになる量で、大満足。食後、運動も含めて「Chicago」の劇場まで10分ほど歩く。

「Chicago」は、以前ロンドンに行った時も見逃したミュージカルだったので、ようやく見ることが出来てとてもうれしかった〜。まぁ正直目的はいつの間にかUsherになっていたけれど・・・。最近は有名人がミュージカルに(期間限定で)出演するのが流行のようで、Usherの前はHuey Lewisが出ていたらしい。実際のミュージカル・・・は、いまいちなのが本音。すでに映画を見ているので、音楽やストーリーになじみがあったため、踊りなどについつい目が行ってしまったが、先日見た「Hairspray」の方がキャストの息も合っていたような気がする。この日の調子が悪かっただけなのかはわからないが、ダンサーは息が乱れていてちょっと残念。Usherは、歌も上手いし、お芝居もがんばっているのだが、映画でRichard Gereが演じたような迫力は感じられず。もう少し演出に力をいれてほしいところっす。上演後、外で少し待っていると、キャストの人たちが楽屋から出てくるので、Usherもまた間近で見ることが出来た。写真も撮ったんだが・・・前から2列目にいたわりには大したことない写真になってしまった・・・。(笑)



3日目:Soup Man

昨日すっかり疲れてしまったせいか、朝11時くらいに目が覚めた。その後軽くシャワーをあびて・・・なんていったら、もう2時近くになってしったので、今日はミュージカルをお休みして、少しゆっくりと地下鉄で市内を探索することにした。Lower ManhattanにあるTktsで明日のマチネチケットを購入するため、またまたHobokenからFerryで移動。Ferryはちょっと高いが($4.75)、バスよりも早いし景色がいいのでいい。Tktsでは、明日のマチネである「Beauty and the Beast」を購入。以前見て感動したので、また見れたらいいなと思って・・・。ちなみに今はDanny Osmondが期間限定で出演しているので、そちらも楽しみ。ちなみに翌日のマチネチケットが買えるのは、PierのTktsのみなので、ここは本当にオススメ。

特別行くところもなかったが、DEAN & DELUCAというお店とGrand Central Terminalに行きたかったので、まずは地下鉄でチャイナタウンの近くまで行き、軽く外を歩いてみた。チャイナタウン、そしてリトルイタリーは、10年ほど前に遊びに来た時にきたのを覚えているが、リトルイタリーではウェイターとチップが多い少ないでもめたので、正直あまりいいイメージはないなぁ。最近ではここで成功したお店はすぐにダウンタウンへと移動するため、あまりいいお店はないと聞いたけど・・・。チャイナタウンも今となってはロスと変わらないので、特に気になるものはなし。それにしてもここら辺はすっかり変わってしまった。お店もいろいろ入って素敵になった。観光客としては楽しめるかもしれない。

DEAN & DELUCAというお店はイエローラインでPark Aveを降りたらすぐにあるお店。新鮮な野菜や魚介類などが置いてあるようだが、私が目当てだったのは、おしゃれな缶に入った紅茶。お茶好きな私としては、一応チェックしておこうと思い、立ち寄ってみた。品ぞろいはまぁまぁだが、正直ちょっと高い。紅茶は普通だったが、魚や野菜はロスの2倍以上。それなりに美味しいのだろうが、生ものは買えないので、ウィンドウショッピングのみでお腹いっぱいにしておく。それにしても、アメリカではあまり紅茶専門店をみたことがないくらいに品揃えが悪い。ここも、オリジナルの紅茶と、他数社のNYのブランドもののみ。フランスものもあったが、今では日本でもいいお茶をかわいい缶で売っているので、そういったものを輸入すればいいのにな〜・・・。

Grand Centralまでは少し距離があるのと、少し小腹が空いたので、地下鉄でTimes Squareまで出て、バーガーキングでちょっと休憩〜。そして、Terminal Centralを目指して歩く。途中、Soup Manに立ち寄る。私が大好きなコメディ「となりのサインフェルド」にも登場する有名なスープシェフ(ドラマの中ではスープ・ナチと言われている(笑))のお店で、以前は一軒しかなかったお店も、今ではチェーン店として、マンハッタンに数件あるらしいが、その一つが42nd Streetと5th Ave近辺にあった。すでに5時を過ぎていたので、スープの種類も少なかったものの、アスパラガスのクリームスープを購入。サイドにバナナ、パンと小さなチョコレートがついてくる。小さなカップを注文しても、全部食べればお腹いっぱい。お店は狭くて食べるところがなかったが、何とか食事を済ませてGrand Centralへ向かう。10年前に1人で遊びに来た時は、確かここからAmtrakに乗って、Bostonまで行ったはず。あの時は見学する時間などなかったが、なんだか色々なレストランやお店が入っていて、結構ウィンドウショッピングを楽しめたりする。有名なオイスター・バーというレストランを筆頭に、美味しそうなお店が並び、さらには魚やお肉などの豪華な食材が地下街に並ぶ。ちょっと驚いたのが、これらの食材のお値段。何だか日本と変わりないので驚いた。美味しそうな海老も、ロスと比べるとなんと2倍以上!確かに見た目からして、こちらの方が新鮮なのはわかるが、それにしても、西と東だとこれだけ違うんだな〜・・・。

あっという間に時間も過ぎ、9時近くなってしまったので、今日一日はこれでおしまい。Grand CentralとTimes Squareをつなぐシャトルに乗って、帰りのバス乗り場であるPort Authorityまで向かう。途中、またお腹が空いたので、Applebee'sという全国チェーンのお店で夜食を食べた。初日に食べたT.G.I.Friday'sも全国チェーン店だが、こちらはロスに比べて値段が調整されていたが、Applebee'sは全国共通の値段みたい。とりあえずホッと一息。明日は最後。夜8時の出発なので、午前中はゆっくりとチェックアウトをして、午後にマチネのミュージカルを見て終わりかな〜。。。



4日目:新たな発見
朝9時起床。アパートメント・ホテルの地下にあるデリで朝ごはんを買い、部屋のテラスから一望できるマンハッタンを鑑賞。毎日マンハッタンの夜景を見られてとっても素敵だった!ここに住むとなると、きっと高いんだろうな〜。11時、時間通りにチェックアウトをして、その後バスでマンハッタンに移動。今日は特に予定もないので、適当に街の雰囲気を楽しみながら、Times SquareのMcDoland'sで昼食。

「Beauty and the Beast」は10年前にも見たミュージカルで、さすがはディズニー、舞台にお金がかかっていてとても楽しめるファミリー向けのショー。アメリカらしいし、Donny Osmondが出演中だった。ショー自体は相変わらずの内容だが、Donny Osmondが意外と歌が上手くて驚いた。(笑)もちろん、定番の曲も、迫力のある舞台演出と共に楽しめる。こういうところは、アメリカって今でも素敵だな〜・・・。

最後のミュージカルを楽しんで、これでNYとはお別れ。Port AuthorityからJFK行きのエアポート・サービスを利用して、あっという間に空港に到着。そして夜8時のフライトまで空港で食事をしながらゆっくりと過ごした。オンタリオ空港には11時に到着。車をデイリー駐車場においていたので、そのまま車に乗って、土曜日の12時前には自宅に無事に到着。空港が近かったこともあり、非常にスムーズな旅行だった。無事に帰宅できて、よかったよかった。また数年たったら遊びに行ってみたいな。



ということで・・・
何度か行ったことのあるNYだが、今回少し気になったのは、観光客が少なかったこと。もちろん、夏休みシーズンが終わったということもあるが、以前2月の寒い時期に行った時でさえ、かなりの観光客にあふれていたのを覚えている。それから比べると、少し活気がなかったかもしれない。あとは、ミュージカルがすっかり観光客用になってしまっていたことだろうか。あまり人が入らないせいか、有名アーティストを起用して客寄せしているのだが、もっと本格的なミュージカルが見れたらな〜・・・。まぁいろいろともうところはあるが、全体的に楽しめたし、目的だったパワーもたっぷりともらってきたので、しばらくは大丈夫だろう。どうやらロスの陽気でのんびりな雰囲気にすっかり慣れてしまったらしく、NYのアグレッシブな人たちの目を見るのがたま〜に怖く感じてしまった。普段仕事をしていて、時間に追われた生活をしているはずだが、NYとロスは本当に時間の進み方が違うものだな〜・・・と実感。とりあえず近くの空港から直行便があることがわかったので、またこの便で遊びに行こうと思う。

(2006.10.03-2006.10.07)



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