• 最近はまっているので香港映画のDVDやCDを購入する
• 飲茶をたらふく食べる
• ゆっくり休養する

• 新しいお友達
• ハトと飲茶
• 広東語
• トニー・レオン

札幌から香港まで行くには、成田か関空を経由しなければならない（ツアー利用なら時々チャーター便ありのため直行も可能）。本当はANAを利用していきたかったのだが、マイルの関係上国内線はANA、国際線はUAを利用して香港入りすることとなった。それにしても今回初めてのシーズン旅行となったわけだが、普段からオフシーズンにばかり旅行していただけあり、待ち時間を計算に入れ忘れていたのがまず失敗。新千歳から羽田までの国内線で東京へと向かったまではいいが、いつものように成田空港までリムジンバスで移動しようと思っていたら、バスが２本とも立て続けに満席となっていたのだ。あわてて１時５０分のバスチケットを購入。やはりシーズン時には予約しておくのが賢い。反省。香港行きのUAは４時４５分出発のためかなりぎりぎりに成田到着となってしまう。なので昼ご飯を羽田で食べておこうとレストランを回ったのだがどこもとにかく混んでいるではないか。１時に羽田に着いたのでそれほど時間もなく、結局そこらへんでパンを買って食べておいた。かなし〜。最後の日本食なのでしっかり食べておきたかったのに！さてさて無事に時間となり、バスに揺られて結局３時１０分くらいに成田空港に到着する。大抵国際線に乗る時は２時間前には空港に到着しているといいのだが、今回はちょっと遅かった。でもまだ全然時間があるし余裕〜などと思っていたら、今度はエコノミークラスのチェックインでかなり待たされる。う〜ん、1Kメンバーかビジネス以上のチケットだったら１０分も待たないで済むのだが・・・。結局チェックインが終わったのは３時４５分と、１時間前ぎりぎり！結局まともにご飯を食べる時間もなく、そのままゲートへと向かった。やはり１時間前のチェックインは時間がないので２時間前くらいにチェックインするよう次回から気をつけたいと思った。

飛行機に乗ってまずチェックするのが映画と音楽番組。映画の方はあまりぱっとしなかったので（未見の映画だったがタイトル思い出せない・・・）ラジオをつける。こちらはまぁまぁのプログラムだったのがせめてもの救いだ。前回の旅行時にこの音楽番組がきっかけでアジアン・ポップスにハマッた私は、今回もしきりにチェック。張恵妹というアジアン・ポップスファンにはほとんどの人が知っている台湾のアーティストが気に入り、後日CDを購入。(*^^*) 夕食のメニューが配られたのでこちらもチェックしたがいまいち。あまり食べる気がしない。食事は香港についてから現地で落ち合う友達と食べる約束をしていたので、ちょっとつまむ程度にしておこう。ということでとりあえず寝た。(笑) とにかくひたすら寝て寝て寝て、そうこうしているうちに食事の時間。いつもは全然飛行機酔いなどないのだが、今回は隣にほぼ満席のこともあり、ちょっと人に酔ってしまったようだ。息苦しく感じながら何とか食事をとろうとしたのだが、機内食もまずくて全然食べられず、食事時に限って気流の関係で機体が上下に揺れ出した。あぁ、もうだめ・・・。すっかり酔ってしまった私はもう寝ることくらいしかやることがない。しばらく横になり、なんとか体調を回復させる。しばらくして目を開けるとテレビでは「Mad About You」が放映されていたので見ていたら、ちょっとだけみていたらやっと体調もよくなってきて、香港に近づいてきた。とにかく今回のフライトは久しぶりに最悪の結果となった。何度か旅行を繰り返すと旅なれてくるものだが、私の場合はなぜか旅なれるごとに飛行機酔いが激しくなり、時間の調整がへたになって来ている・・・。いったいどうしたことか。とほほ。やっぱり年？(^^;ゞ

10時起床。昨日は本当に疲れていたようでぐっすり眠れたらしく、10時くらいに自然と目が覚めた（←私にとっては奇蹟のような症状なのだ！(笑)）。すばやく身支度をして、歯を磨くこともなくHoliday Innへと移動（ほんとに近い！）。ここで今回初めてのトラブルか！？Priority Clubのメンバーということもあり、Early Check Inをお願いしていたはずなのに、手違いがあったらしく部屋の準備が整っていないと言われてしまった。２回も事前に確認しておいたのに、聞いていないといいだすところはさすが香港。またいつものようにわけのわからない言い訳をし始めた。以前だと「後でチェックインすればいいから・・・」とその場を逃げていたが、旅なれてきたせいか！？友人と共に交渉開始。マネジャーさんと話すとすぐに部屋を用意してくれた。(笑) さっそく部屋に荷物を運び、シャワーを浴びてすっきりする。12時頃、すっきりしたところで香港探索開始！ランチとくれば当然旅の目的の一つでもある飲茶！毎回違うところで飲茶を食べるのだが、今回は「女真火鍋海鮮酒家」という、TOYO MALLの近くにある尖沙咀分店（だそうだ）で食べることにした。値段も一般的でおいしい。私の大好きなエビ餃子（？）とシュウマイを注文。その他チャーシュー包というものも頼んだ。ここで広東語を覚える。エビ餃子のようなものを「はーかう」という。ガイドブックにも確かにそうは書いてあるものの、どのような発音なのか見当もつかなかったのだが、ここでまずはーかう、しうまい、ちゃーしうぱうの３つの広東語を学ぶ。(笑) もちろん、味もGOODよ〜。やはり本場の飲茶は美味しいっす！

旅の目的を一つ達成したせいか、すっかりくつろぎモードに入ってホテルでごろごろしそうになったが、気を取り戻し、イベントやコンサートはないかチケットセンターをチェックすることにした。チケットセンターは何箇所かあるようだが、とりあえず一番わかりやすいということで覚えていた香港文化中心のチケットセンターへと向かう。まだ２回しか来ていないが、すっかり尖沙咀は歩けるようになったらしく、さくさくと文化中心に到着。すると、なにやらさっそくイベントごとがあるらしく、階段に赤いじゅうたんを引いたり、看板を作っていた。なんだろう？とのぞいて見ると、香港電影金像賞授賞式とあるではないか！はっ！今日は香港アカデミー賞授賞式だったのだ！そろそろだな〜と思いつつ、すっかり忘れていたが、そういえば私は香港に来ていたのだ。これは私の好きな周星馳と周潤發が来るに違いない！特に周潤發は「グリーン・デスティニー」ノミネートの関係で絶対に登場すると見た。夜に再びここに来ることを誓い、建物の中へと入った。すると、何やらイベントが終わったのかこれからなのか、とにかくすごい人！次から次へとホールから出てきてはたむろしておしゃべりしている。もしやすでにアカデミー賞が始まっている？興奮した私はすかさず案内の人に聞いてみた。すると土曜日ということで、キリスト教の方々が集まってお祈りをしたのだとか。なんだかすっかり勘違いしてしまった。(笑) 気を取り直して再びチケットカウンタへ。残念ながらコンサートはクラシックもPopsもなし。京劇とコメディ系の舞台で面白いものがあったので、時間があれば見に行こうということでチラシだけもらっていった。ちなみにKinki KidsのコンサートはGWが明けてからあるそうで、ちょっと残念！

文化中心からスターフェリー乗り場のほうへ行くと、Ocean Terminalがある。ここにHarbour Cityという巨大なモールが存在する。観光をする予定はなかったのでモールでもふらふらと見てみようと立ち寄ってみた。このモールに入るのは初めてだったが、なかなか日本人好みの洋服や靴などがおいてあった。香港のバーゲン時期といえば、旧正月前後や夏などがあげられるが、７月からの夏バーゲンは本当に安くなるらしいので、この時期に旅行予定があればチェックしてみるといい。友人がよく利用しているインターネットカフェがあったので、30分ほどネットでメールチェックやHPで情報検索を楽しむ。そういえばここのモールにはウェッジウッドも入っていた。ウインドーショッピングを楽しんだ後は、軽くスナックを食べようと「大快活」（だいふぁいうぃ）というファーストフード店へ。ここで透明なヌードルを食べてみた。味はふつうだが麺はやっぱり独特。一体何で作っているのだろう・・・。スナックでお腹いっぱいになったところで、お昼寝タイム！ということで、いったんホテルに戻って２時間ほどくつろいだ。くつろぎすぎ？(^^;ゞ

香港電影金像賞授賞式は８時スタート。ということで、夕食前にちらっと見に行ってみようと再び香港文化中心へと向かう。７時半くらいに到着したが、驚くほど人はいない。ラジオのライブ収録があってももう少し人は集まると思うが・・・というくらいの人だかりしかなく、ラッキーだった。持って行ったカメラはズームがきかないので写真には期待できないが、とりあえず周星馳か周潤發が見られればラッキー！まず驚いたのが、スターたちがやってくるのだが、みんなタクシーやバンでやってくるではないか！う〜ん、日本アカデミー賞でさえリムジンでやってくると思うが・・・。TVの司会者などが続々登場。どうやらシンガーもやってきていたらしい。私が見て誰だか分かったスターは、ミシェル・ヨー、向華強、張震、張達明、トニー・レオンなど。ミシェル・ヨーは素敵なドレスに身をつつんで登場。でもやっぱりバンだった・・・。トニー・レオンに関しては張震と「あいのり」で登場したくらい。(笑) でも一応とりを飾るように一番最後に登場していた。どうやら周潤發は先に登場したのか８時を過ぎても登場しなかったので、途中でカメラのフィルムがきれたこともあり、夕食へと向かった。ちなみに後から知ったのだが、周星馳はちょうど入れ違いに北京に行ったらしい。残念！この日の食事は、Holiday Innの地下にある「デリカテッセン・コーナー」。一応ドイツ・オーストリア料理のレストランとなっているが、普通にステーキなどアメリカンなメニューも取り揃えてある。お肉をたっぷりと食べたかったので、ステーキを注文してみた。パンもあたためてあってとても美味しくいただけた。値段は大体一人30USDくらいだろうか。食後は運動がてら、さっそく尖沙咀のHMVに行き、音楽事情をチェック。香港のCDは日本とそれほど値段的に変らず（ちょっと安いくらい）洋楽を香港で買うメリットは特にない。但しセールものは確かに安いし、逆輸入ということで最近香港で人気のJ-PopsのCDは日本で国内盤を買うよりも安いのだ。Misiaや平井堅などのCDが店内に流れていたのでなんとなく異国の地という感じがしなかった。ひと通りDVDやCDをチェックし、この日はホテルに戻る。０時に消灯。

11時起床。この日もたっぷりと睡眠を取れたようで、すかっと目が覚めた。さっとシャワーを浴びてからブランチへと出かける。新しい場所も考えたのだが、なかなか美味しかったので結局昨日と同じお店で飲茶。はーかうの他にも咸水角や鮮竹巻など新しいものにも挑戦。う〜む、やっぱりどれも美味しい♪すっかりお腹いっぱいになり、今日の予定を考える。どこか新しいところに行っていようということで、今回はKCR（九廣鐵路）という鉄道に乗って、沙田（Sha Tin）のモールを目指す。ちょうどこのレストランからちょっと歩いたところに紅[石勘]（ほんはむ）という駅がある。ここがKCRの始発駅となっている。ここからオクトパスカードを使って鉄道に乗りこむ。沙田までは４駅くらいだったと思うのでそれほど時間はかからない。ちなみにこの鉄道の終点は羅湖という駅で、中国大陸との国境すれすれのところに位置する。明日行く予定の深[土川]（シェンジェン）まではこの鉄道を利用していくそうだ。さて沙田で降りると、ショッピングモールはすぐそこ。改札を出てからいきなり人の嵐！とにかくすごい人だ。日本のGW時期は香港でも休日が続くらしく、とにかく人・人・人！この沙田モールは比較的値段も低めで、いわゆる庶民が集まるところのようだ。セールの声がするところでは、洋服の取り合い。日本のバーゲンよりもすごいかもしれない。アイスクリームやスナックを食べながらモール内を一回りする。映画を見ようと映画館をチェックしてみたが、いい時間帯の作品がなかったのでこの場は諦めた。

６時くらいに、今度は帰り道にあるもう一つのモールに行ってみることにした。こちらはKCRで帰る途中にある九龍塘で下車し、ちょっと外に出て歩くと見えてくる又一城（Festival Walk）。こちらのモールは沙田モールと違い、よりアメリカン・スタイル。香港のブランドよりも、どちらかというと海外のブランドなどが並ぶ落ちついた雰囲気だ。先ほどの活気とは違った風格にとりあえず落ちつく。特に買うものがあるわけでもないのだが、ゆっくりとモール巡り。物価は先ほどと比べるとやっぱり高く感じてしまうが、二つのモールを比べるとなかなか面白いものがある。夕食は結局このモールに入っている中華にすることにした。House of Canton Restaurantというレストランで、USD20ほどでコースがスープやデザート付きのコースが食べられる。味もわりと美味しかったが、会計の時は不必要な料金を請求されたのでレシートをチェックするように！

お昼の飲茶からモールでのアイスクリーム、そして夕食ととにかく食べ過ぎてくたくた。９時くらいにホテルに戻った私達は、１時間程度ホテルのフィットネスクラブを利用して軽く汗を流す。といってもこれくらいだと全然食べた分のエネルギーは消費していないのだが・・・。結局この日は１時に消灯。歩き疲れた〜！(>_<) 明日は鉄道で香港から気軽に行ける大陸、深[土川]へと向かう。

→ ４，５，６日目は深[土川]編で！