movie review :: 映画感想 2001 * ネタバレ時々あり。★★★★★満足! ★★★★上出来 ★★★普通 ★★物足りない ★もう見たくない ![]() |
076.200 Cigarettes / 200本のたばこ (1999/USA) ★★★ cast : Paul Rudd, Christina Ricci, Courtney Love, Ben Affreck, Jay Mohr staff : Risa Bramon Garcia (director), Shana Larsen (written) この手のインディペンデント映画はわりと多く作られてきたし、個人的にも好きなのだが、この作品もなかなか面白く仕上がっている。目立った主人公はいないので、オムニバス形式のように感じられるが、一応物語の主人公はPaul RuddとCourtney Loveのカップルになるのだろうか。ニューヨークだからこそありえるようなニューイヤーズ・イブの恋の駆引きをコミカルに描いた作品である。この作品でいい味を出していたのがKate Hadson。強烈なまでのおとぼけぶりにちょっとびっくり。さすがのJay Mohrも唖然!?またラストがなかなか面白い展開で、久しぶりに見たMartha Plimptonが笑えた。こういう映画をみると、素敵な人は身近にいるのかも、と思ってしまう。(2001/12/24) |
075.Best in Show / ドッグ・ショウ (2000/USA) ★★★ cast : Jay Brazeau, Parker Posey, Catherine O'Hara staff : Christopher Guest (director/written), Eugene Levy (written) 愛犬家は本当にすごい。犬のためにであれば命さえも惜しくないと思う人は何人もいることだろう。それほどペットを愛している人は多々知れず。もし私が愛犬家であれば、もっともっとこの作品を楽しめたに違いない。ドッグ・ショウを中心に人間模様を描いた作品である。人間模様をもう少し丁寧に描いてくれるとうれしかったが、それでもなかなか笑える。また登場するワンちゃんたちも非常にかわいい。人生いろいろ。犬の人生もいろいろ。愛犬を通して数組のカップルを描いたヒューマン・コメディである。(2001/12/23) |
074.Happiness / ハピネス (1998/USA) ★★ cast : Philip Seymour Hoffman, Jane Adams, Lara Flynn Boyle, Jon Lovitz staff : Todd Solondz (director/writer) "American Beauty"や"Magnolia"のような一風変わったトピックスが好きな人にはたまらない作品かも。インディペンデント系ではなかなか良く出来ている作品だと思う。が、非常に過激なトピックス過ぎて、私には理解するにいたらなかった。言いたいことはわかるのだが、なぜこういったトピックスを選んだのかが理解できない。さらにストーリーの展開もどことのあくアブノーマルな展開になっており、本来笑えるはずのところもブラック過ぎて笑えず。しかし私が一番この映画で気に入ったのは、間の取り方。冒頭から鼻につくような間の取り方で、一気に劇中に入り込むことが出来たのは、監督の手法のおかげだろう。ストーリーには納得いかないが、作品自体の出来そのものはかなり高く評価したい。(2001/12/22) |
073.Swordfish / ソードフィッシュ (2001/USA) ★★ cast : Hugh Jackman, John Travolta, Halle Berry, Don Cheadle staff : Dominic Sena (director) 前作「X-Men」と本作品ですっかり人気者になったのがHugh Jackman。共演のTravoltaよりもJackmanの方が話題になってしまうほど、今ハリウッドで非常にホットな存在だ。映画自体はまずまずの出来。冒頭はいまいち面白くないが、中盤から迫力あるシーンが続き、飽きさせない。ラストはいまいちだったが(ひねりもない)、もう少し緊迫感のあるストーリー展開を期待していたので残念な気持ちはある。それにしてもこのご時世にこういったバイオレンス度の高い映画はあまり進んでみたくなかったが、全米ではヒット。ちょっと人気に陰りが見えていたTravolta主演作品としては久しぶりに話題となった。公開前からゴシップが先行していたHal Berryのセミヌードがみられるかどうかはお楽しみ♪(2001/12/21) |
072.Mission Impossible: The Council / スパイ大作戦:薔薇の秘密指令 (1969/USA) ★★★ cast : Peter Graves, Greg Morris, Martin Landau, Lesley Ann Warren, Peter Lupus staff : オリジナル・メンバーでの2時間スペシャル。さすがスクリプトも上手に描かれているし、スパイのテクニックが魅力的である。新スパイ〜では何もかもコンピュータで済ませてしまうが、オリジナルの方は人間らしいテクニックで知的に仕事をこなしていく。若き日のMartin Landauが模写するところはかなり緊迫感が出ていてよかった。さすがはオリジナルメンバーだ。(2001/12/17) |
071.Romy and Michele's High School Reunion / ロミー&ミッチェル (1997/USA) ★★ cast : Mira Sorvino, Lisa Kudrow, Janeane Garofalo, Alan Cumming staff : David Mirkin (director), Robin Schiff (screenplay) 何も考えずに笑えるどうしようもない映画を見ようと思って借りてみたのだが(ファンの方すみません)、笑えずに終わってしまった。内容自体は普通なのだが、Solvinoの演技はぎこちなく感じてしまうし、Kudrowは"Friends"の延長上に感じてしまうしで、みどころは特になかった。それほど期待せずに見れば笑えるのかも。特にラストは不可解で、Solvinoたちがバレエを踊りだすところなどは首をかしげてしまった。当たり障りのない普通の作品なので、気軽に見たい。(2001/12/16) |
070.What Women Want / ハート・オブ・ウーマン (2000/USA) ★★★ cast : Mel Gibson, Helen Hunt, Marisa Tomei, Alan Alda staff : Nancy Meyers (director) Mel Gibsonがちょっとふけたな、と感じてしまったが、それでもなかなかコミカルに描かれた作品。話の展開が遅いという感想を聞いたことがあるが、これくらいでもみどころがあって私は楽しめた。しかし問題なのはラスト。それまで盛り上がっていたのにラストのセリフがいまいち。ハッピーエンドにするにもいく通りかが考えられるが、ちょっと無理を感じてしまった。また、その後の彼らを描かなかったのも製作者側の意図があるからであろう。それが吉と出たか凶と出たかは見た者それぞれが感じるところ。(2001/12/15) |
069.Mission Impossible: The Golden Serpent / 新スパイ大作戦:黄金の蛇 (1989/USA) ★★★ cast : Peter Graves, Thaao Penghlis, Antony Hamilton, Jane Badler, Phil Morris staff : テレビシリーズでおなじみのスパイ大作戦。テレビ用の2時間スペシャルになっている。みどころはなんといってもオリジナルキャスト、バーニー・コリアーが登場するところ。新スパイ〜でメンバーになっているグレッグ役のPhil Morrisの実の父親でもあり、親子共演となっている。(2001/12/14) |
068.Harry Potter and Philosopher's Stone / ハリー・ポッターと賢者の石 (2001/UK/USA) ★★★★ cast : Daniel Radcliffe, Rupert Grint, Emma Watson, Tom Felton staff : Chris Columbus (director), J.K Rowling (novel), Steven Kloves (screenplay) 冒頭からスピーディーなストーリー展開に目を奪われて以来、ラストまで一気に突っ走る!そんな感じだ。確かに2時間半は少々長め。途中でだれてしまっても仕方ないだろう。しかし冒頭から魅せてくれるのは確かだし、ラストもしっかりと迫力がある。ストーリーの行き先はそれほど気にしなくても、映像だけで魅せつけてくれる。映画を見ながら子供のようにわくわくしたのは久しぶりだ。そしてこれだけスピーディーな映像で映画をまとめあげたChris Columbus監督は素晴らしい。彼の作品は今まで脚本が良くないとだめだと思っていたけど(それかJohn Hughsが製作担当か)、今回はいい仕事をしてくれた。アドベンチャー&ファンタジーが大好きな私にとって、この作品は久しぶりの「当たり」だ。ちなみにある雑誌の記事で子供達にアンケートを取ったところ、「何回みたいか?」という質問の回答平均が1億5万593回だったそうだ。(笑) 2作目のジンクスなんぞ吹き飛ばして、軽快に成長したハリーのその後が待ちきれない!(2001/12/11) |
067.Shrek / シュレック (2001/USA) ★★★★ cast : Mike Myers, Eddie Murphy, Cameron Diaz, John Lithgow staff : Andrew Adamson/Vicky Jenson (directors), William Steig (book) スピルバーグ率いるDreamWorksが勢力を上げて完成させたアニメーション。DreamWorksが今までに手がけた作品の中で一番良い興行成績を残した作品でもあり、今年の封切り作品の中でも抜群な成績を残した。ストーリーがわかりやすく、子供も大人も楽しめる適度な内容と長さ、といったところも魅力のひとつだが、なんといってもみどころは声の出演者。主役のシュレックを担当したのはMike Myers。「オースティン・パワーズ」の影響もあり、ハリウッドでは意外と人気者の彼だが、この映画化が話に上がった時一番最初に声の担当を考えられたのはChris Farleyというからそれも見てみたかった。はまり役はEddieとLithgow。2人はキャラクターそのものが彼らのイメージとぴったりで、全く違和感なく見ることができた。いまだホットな「マトリックス」のパロディーやローカルネタなど、みどころが満載の作品。2004年にはすでに"Shrek 2"の製作が開始される予定だとか。(2001/12/08) |
066.Legally Blonde / キューティ・ブロンド (2001/USA) ★★★ cast : Reese Witherspoon, Matthew Davis, Luke Wilson, Selma Blair staff : Robert Luketic (director), Amanda Brown (novel)( スタートからいかにもティーンズものといった感じだが、ティーンズものでも"Bring It On"などのように面白い映画に出会うことができる場合もある。この映画も貴重なその一つにあたると言えよう。スタートからいきなりWitherspoonの強烈な大げさ演技にパンチを食らう。「Election」では大げさな演技(といってもこういうキャラ作りをしているのだからそう演技して当たり前なのだが)が裏目に出たが、この作品に関しては、こういったティーンズらしさを強調したキャラクター作りが吉と出た。ポメラニアンのようにきゃんきゃんと泣きわめく彼女から、一気に恋人に自分の意地を見せようと、州立大学からハーバード大(しかもロースクール)に入学してしまうというすっとんきょうなストーリー。こんなバカな話、現実的でないと言う方もいるかもしれないが、アメリカではどんなことも可能なのは確か。どれだけ自分を売り込めるかで人生が変るのは確かだ。ロースクールに通い出してからはいまいち先の見えるストーリーで退屈してしまうが、まぁそこは「クルーレス」のノリで楽しんでしまえばよい。少し前ならAlicia Silverstoneが演じていたような役柄を、今回はWitherspoonが見事演じきり、一気に株を上げた。(2001/11/25) |
065.Urban Legend / ルール (1998/USA) ★★★ cast : Alicia Witt, Jared Leto, Rebecca Gayheart staff : Jamie Blanks (director), Silvio Horta (written) ティーンズものホラーはすっかり夏の定番になってしまったらしい。全米では「スクリーム」がヒットして以来、夏になると必ずといっていいほどティーンズもののホラー映画が上映され、この作品もその一つといえる。学園に伝わる架空の連続殺人の話が、架空の話のはずなのに現実に次々と生徒たちが殺されていく・・・。となると、犯人の想像はつくはず。ストーリーを楽しむというよりも、どれだけラストに説得力を持たせるかというのが作品のポイントとなってくるわけだが、だとしたらラストは・・・。映画好きなら見てすぐにわかるかもしれないが、学園の教授役で「エルム街の悪夢」シリーズでフレディを演じていたRobert Englundが登場しているのがうれしい。「スクリーム」と同じ路線を狙った作品で、内容もそれなりなのだが、キャスティングがいまいち。主人公を演じている2人も今一つ印象が薄いのがもったいない。(2001/11/04) |
064.One Night at McCool's / ジュエルに気をつけろ (2001/USA) ★★★ cast : Liv Tyler, Matt Dilon, Paul Reiser, John Goodman, Michael Douglas staff : Harald Zwart (director), Stan Seidel (written) 久しぶりに映画出演でPaul Reiserを見るので(sitcom"Mad About You"でHelen Huntのダンナ役の人)、それだけでもうれしくなっていたが、またまたMatt Dilonはちょっぴりお馬鹿な役どころを演じている。ヒロイン役のLiv Taylorはご存知、人気ロックバンド、エアロスミスのボーカルであるSteven Taylorの娘さんなわけだが、毎回劇中で見るたびに彼にそっくり。ワイルドな役柄を演じるLivを見るとどうしても父親の顔が目に浮かんでしまふ。映画自体、何も期待せずに単純に楽しめる映画だ。最後のオチにはわりと笑えてしまったが、なぜM.Douglasがこの作品の出演をOKしたのかはちょっと不思議。典型的なコメディだとは思うが、キャラクターの個性を少し押さえ、しかしヒロインの小悪魔的な魅力を存分に発揮したといえるキャラ作りと演出は、個人的に楽しめたと思う。(2001/11/03) |
063.Proof of Life / プルーフ・オブ・ライフ (2000/USA) ★★★ cast : Russell Crowe, Meg Ryan, David Morse, Pamela Reed, David Caruso staff : Taylor Hackford (director), Tony Gilroy (written) 意外と良く出来ていたサスペンスもの。宣伝効果を狙ったわけではないだろうが、ダンナ一筋!?だったMeg Ryanと共演者のRussell Croweが恋に落ちてスキャンダルだけが先走ってしまった作品。劇中2人の間柄をかんぐろうと考えていたのもつかの間、スピーディーなストーリー展開に知らないうちに映画にのめり込んでいた。完璧な脚本とは言えないかもしれないが、トピックスとCroweの好演で映画を盛り上げている。またRyanとの微妙な関係もより映画を親密にしている。それにしても最近の世界情勢を考えた上で、こういった映画を見るべきか迷ってしまったが、実際に見て見て現在アフガンで起こっている現状をより身近に感じた。一刻も早く平和が訪れることを願い、見終わった後に涙した。。。(2001/10/29) |
062.Sweet November / スウィート・ノベンバー (2001/USA) ★★★ cast : Keanu Reeves, Charlize Theron, Jason Isaacs, Greg Germann staff : Pat O'Connor (director), Herman Raucher (original screenplay) KeanuとCharlizeという、どちらもちょっと存在感の頼りない2人が共演ということで、あまり期待できる作品ではなかった。実際、2人の間に流れるケミストリーを感じ取ることが出来ないため、ラスト近くまでかなり2人の関係がぎくしゃくと感じてしまう。話の最後にはかなり親密な関係になっている2人のはずなのに、それが感じられないためストーリーだけが先走り。どちらかがもう少しリードしたキャラクター作りをすれば、もう少し面白くなったかも。しかし、はずれというわけではない。ストーリーもわりと先が見えてはいるのだが、ラストが思い切りのよいところですぱっと終わるため、映画が終わった後でもやもやした気持ちが残らない。泣ける映画に仕上げたかったようだがそれは失敗に終わったようだ。しかしきちんとまとまった映画ではあるので、不快にならない落ち着いた映画である。予告編でも使われていたENYAの曲が心に染みる。。。何かのきっかけで人生の意味を考えてみるのもいいだろう。(2001/10/28) |
061.Jurassic Park III / ジュラシック・パーク3 (2001/USA) ★★★ cast : Sam Neill, William H.Macy, Tea Leoni, Alessandro Nivola staff : Joe Johnston (director), Michael Crichton (charactor) 冒頭からかなり無理のある設定で映画がスタートしたので先が思いやられたが、下手にだらだらと長くなかったので、適度な盛り上がりと満足感を感じさせてくれる。それにしても脚本は相変わらず同じような感じなので、先々までストーリーを読めてしまうのが残念なところ。この手のパニック映画?に必ずいるようなとぼけたキャラクターもいなければ、悪者もいないので、人間的な面はあまり描けていなかった気がする。むしろ知能が発達した恐竜たちの方が人間らしく表現されていたので、その方が不気味であった。すでにSpeilbergが4作目の検討に入っているようだが、本当に4作目で成功できるかどうかは疑問。少なくても新鮮味のある脚本が必要なのは確かかも。それにしてもこの作品はやはりスクリーンでみることをオススメ!(2001/10/14) |
060.Hi Fidelity / ハイ・フィデリティ (2000/USA) ★★★ cast : John Cusack, Iben Hjejle, Todd Louiso, Jack Black staff : Stephen Frears (director), Nick Hornby (novel) 音楽オタクの恋物語を描いた作品。どれだけのコメディにしたかったのかはわからないが、ブラックなスパイスも効いた、なかなかの佳作。主人公が音楽オタクという触れ込みなのだが、部屋にこもって一生懸命女性にオムニバステープを作るシーンを見て、昔の自分を思い出してしまった。(笑) そう、これは音楽オタクにとっても笑えるマニアックなネタがちょこちょこと盛り込まれた作品である。例えば主人公が働くレコード店の一人がSusan Deyの名前を口にしたり・・・。(^^ゞ主人公のキャラクターには共感できるところが少なかったが、彼を取り巻く女性たちも癖のある人たちで、何だかお互い様みたいな部分もあったりして・・・。ラストの彼の決断は意外なもので、びっくりしてしまったが、人間重大な決断をする時は、意外と単純な理由であっさり決められるものなのかも。彼ならではのTake it Easyさがにじみ出た作品。主演のJohn Cusackはこの手のキャラがはまり役である。(2001/10/07) |
059.Pay It Forward / ペイ・フォワード (2000/USA) ★★★ cast : Kevin Spacey, Helen Hunt, Haley Joel Osment, Jay Mohr staff : Mimi Leder (director), Catherine Ryan Hyde (novel) 何だかこの考え方って・・・聞いたことがあるような・・・。まぁそれはおいておいて、こんな考えが実際に成り立ったらすごいことかもしれない。人を信頼することで成立するこのシステムだが、実際の社会では確かに実現するのは不可能に近いかも。しかし監督いわく、試す価値はあるという。まぁこれが「善意」だといいんだが・・・。(^-^; 映画自体はメッセージ色が強かったせいか、わかりやすい内容になっていたが、最終的にはラブストーリーだったと見受けられる。それにしては主人公は少年のはずなのに他のキャラクターに重点を置きすぎているように感じられた。やはりそこらへんは「ER」などで監督キャリアを積んだMimi Lederの撮り方が出ているのだろう。またラストで一体何を言いたかったのかを理解するのに苦しむ。しかし作品全体としてはわりとまとまっており、私は気楽に鑑賞出来た。コミカルな音楽もなかなかよかった。(2001/09/23) |
058.Suger Hill / シュガー・ヒル (1993/USA) ★★★★ cast : Wesley Snipes, Khandi Alexander, Michael Wright, Theresa Randle staff : Leon Ichaso (director), Barry Michael Cooper (written) ドラッグで母親を失いながらも、バイヤーとしてトップにのし上がった兄弟を主人公に、命の尊さを語る。自分の人生にまっとうな道を開こうとする主人公ロメロを演じるWesley Snipesがとても魅力的。最近の彼の作品はいまいちだが、この時代のシリアス路線のSnipesは哀愁があってよい。兄役を演じているMichael Wrightの演技は残念ながらいまいちで、キャラクター的にも共感するのが難しい。映画全体に響くJazzが何とも映画を盛り上げているおり、ドラッグという重いテーマをうまく描写している。命があるからこそ人生に意味がある。そう悟れるものはなかなか多くないのではないだろうか。(2001/09/23) |
057.Sette uomini d'oro / 黄金の七人 (1965/ITY) ★★★★ cast : Philippe Leroy, Rossana Podesta, Gastone Moschin, Gabriele Tinti, Jose Suarez staff : Marco Vicario (director/producer/screenplay) 超クール!こんな楽しい映画を見逃していたとは恥ずかしい!即行続編を見ていたい。タイトルにもあるように、7人の泥棒たちの奮闘劇を描いた作品なのだが、ストーリーはもちろん、小道具や音楽など、すべてクール。小道具は何だかいかにもインチキ〜な感じのものをしようしているが(決してわざとではないと思うが古い映画なので仕方ない)、それがまた今見るとクールなのだ。ルパンを思い出すようなキャラクターや音楽がGood!(モンキー・パンチ氏も影響されているようだ。)サントラがリリースされていたら絶対購入しておきたい。映画一本まるごと1トリックを披露しており、みごたえもたっぷりある。未見の方はぜひご覧あれ!(2001/09/23) |
056.Bridget Jones's Diary / ブリジット・ジョーンズの日記 (2001/USA/UK) ★★★ cast : Renee Zellweger, Colin Firth, Hugh Grant, Jim Broadbent staff : Sharon Maguire (director), Helen Fielding (novel) 映画を見終わって思ったのは、結局ブリジットでさえハッピーエンドになっちゃうんだな〜、ということ。シングルを通す人は映画上なかなかいないかも。この映画はストーリーも見ごたえはあるが、それ以上にRenee Zellwegerの魅力に映画のみどころがあるといっていいだろう。この作品のために体重を10キロ以上増やしたという彼女だが、実際のReneeは主人公、ブリジットに共感できるところはどれだけあったのだろう。それにしても世界どこでも30を過ぎると結婚結婚という話になるんだな。世の中どこの国も同じなんだな〜。(2001/09/22) |
055.Hackers / サイバーネット (1995/USA) ★★★ cast : Johnny Lee Miller, Angelina Jolie, Jesse Brandford, Matthew Lillard staff : Iain Softley (director), Rafael Moreu (written) まず邦題がださい!どうにかして!ちょうどブレイクし始めたころのAngelina Jolieを見ることが出来るが、相変わらずCoolに決めている。彼女はこの手の役柄が一番ぴったりくるかもしれない。主演を演じているJohnny Lee Millerもなかなかキュートで、ティーンズものとして楽しめる。しかしHacker映画としてはいまいち。セリフで説明はするものの、実際の手口など一切みせないし、どうみても彼らがHackerには見えない。せいぜい自分のマシンに満足しているだけしかみえない。それでいて悪役側のキャラも全然「イケてない」。もう少し現実味のある描写さえすれば、もっと緊迫した雰囲気が伝わってきたかもしれない。登場人物全員が不自然に奇妙すぎるんだよ〜。(笑)(2001/09/21) |
054.千と千尋の神隠し (2001/USA) ★★★ cast : 柊 瑠美, 入野自由, 内藤剛志, 沢口靖子 staff : 宮崎 駿 (director/story) いつもは大体のストーリーを事前に調べてから見に行くのだが、今回は全くどんなものかも分からずに映画館へと向かった。冒頭はかなり強引な展開だったため、これで映画の半分見終わってしまったかも・・・と思いきや、話は一気に予想もつかない方向に進んでいく。展開が進めば進むほど面白くなっていき、ラストに突入する。中間がおもしろかったのでラストがちょっと物足りなく感じてしまったが、メッセージもしっかりと込められており、とても楽しめた。やっぱり人が空を飛ぶ映画はたまらなく好きだ!(笑) (2001/09/20) |
053.Burglar / バーグラー危機一髪 (1987/USA) ★★ cast : Whoopi Goldberg, Bob Goldthwait, G.W.Bailey, John Goodman staff : Hugh Wilson (director), Lawrence Block (novel) Whoopiの初期の作品。「ポリアカ」シリーズでおなじみのメンツが出ているので、ポリアカファンにはなかなか楽しめる作品となっている。内容はまずまず。盗みを繰り返すWhoopiは面白いのだが、事件を解決する時のトピックスがいまいちおもしろくないのだ。ネタはいいのに上手く描写できていないのが残念!John Goodmanが出ているのはうれしい。(2001/09/19) |
052.どつかれてアンダルシア(仮)(1999/SPN) ★★ cast : サンティアゴ・セグラ, エル・グラン・ワイオミング staff : アレックス・デ・ラ・イグレシア (監督) タイトルに騙されたという感じも多少あり。結局どつき漫才じゃん!(笑) でも漫才コンビって結婚みたいなもので、気が合って始めたコンビも急に不仲になったりするものだよな〜。一度相手の嫌なところをみてしまうと、そういうところしか見えなくなってしまうというもの。この映画はなんだか不仲な夫婦を見ているような感じがした。しかしラストは笑った。(2001/09/09) |
051.Frequency / オーロラの彼方に (2000/USA) ★★★ cast : Dennis Quaid, James Caviezal, Shawn Doyle, Noah Emmerich staff : Gregory Hoblit (director), Toby Emmerich (written) 感動ものかと思いきや、どちらかというとサスペンス色の強い作品に仕上がっている。劇中どこをとっても出来すぎた話なので、全く現実味を感じない人もいるかもしれないが、単純に楽しもうと思えば十分に楽しめる。プロットもかなり面白い。それにしても人の人生を変えたというのになんだか・・・結局最後はハッピーエンドかい!もう少し中途半端に終わらせた方が逆によかったかもしれないが、やっぱりこれだとすっきりしすぎて気づいたら終わっていた。一度突っ込みをいれだしたら止まらなくなるので、何も考えずに鑑賞するべし!(笑)(2001/09/09) |
050.The Anderson Tapes / 盗聴作戦 (1971/USA) ★★★ cast : Sean Connery, Dyan Cannon, Martin Balsam, Christopher Walken staff : Sidney Lumet (director), Lawrence Sanders (novel) この作品は久々にヒット!というのもすべてにおいて豪華。ストーリーもなかなか迫力あるものだが、キャスティングが面白い。まず主人公のSean Conneryの恋人役にはDyan Cannon。顔を見れば一目瞭然だが、「アリーmyラブ」のウィッパー役で活躍している女優さんだ。そしてConneryの相棒として、粋のいい若造を演じているのがChristopher Walken。彼の初期作品であり、もちろんまだ無名の頃の作品だと思われる。そして被害者の一人をよ〜くみてみると・・・ドラモンドさんを発見!そう、あのsitcom「アーノルド坊やは人気者」のドラモンドさんを演じているConrad Bainが登場しているではないか!音楽はQuincy Jonesだし、監督はLumetと、何をとっても豪華。他にもさがせばまだまだ面白いキャスティングがいるかもしれない。映画の方はしっかりと見どころが用意されており、楽しめるが、Conneryが刑務所でかなり強気な発言をしていたわりには、犯行シーンではわりとおとなしかったのでちょっとギャップを感じてしまった。(笑) (2001/08/31) |
049.The Associate / チャンス! (1996/USA) ★★★★ cast : Whoopi Goldberg, Dianne Wiest, Eli Wallach, Thimothy Daly staff : Donald Petrie (director), Jenaro Prieto (novel) 見終わって「あー、楽しかった!」といえる作品は久しぶり。★4つとはちょっと大袈裟かもしれない。なにしろストーリーは先の読める単純なものだし、これといって秀でている点を上げられるわけでもない(え?それもひどい?(笑))。しかしちょっと落ち込みモードだった私に元気を与えてくれたのがこの作品。痛快サクセスストーリー。嫌な上司はぶっとばせ!調の痛快なストーリー展開はとにかく楽しむべし。こんなのありえないだの納得いかないだのとあれこれ考える以前に、まずWhoopiとD.Wiestの快進撃を楽しむと自ずと映画が面白くなってくる。男女差別が根強く残っているアメリカのウォールストリートを舞台に、女性たちの快進撃が始まる。ビジネスもの、特にこういった痛快ものは大好きだが、劇中見せるWhoopiの不自然な変装ぶりにはめちゃくちゃ笑えた!「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」のダイアナ・ロスに匹敵したな。(笑) (2001/08/29) |
048.Down Periscope / イン・ザ・ネイビー (1996/USA) ★★ cast : Kelsey Grammer, Lauren Holly, Rob Schneider, Bruce Dern staff : David S.Ward (director), Hugh Wilson (story) 久しぶりにこれほど典型的なコメディ映画を見た。"Meet the Parents"のように、典型的なコメディでも笑えるものと、この作品のように笑えないものの2種類があるように思える。といっても別に全くオススメできないくだらない作品というわけではなく、可もなく不可もなく、当たり障りのない作品だ。主人公を演じるのは、アメリカでも人気のsitcom, "Fraiser"でおなじみのKelsey Grammer。彼のコメディぶりは作品によって異なるが、この作品はいまいち魅力を発揮できていなかったように思える。そして一番の問題は脚本。全体のストーリーはおいておいて、キャラクター作りがいまいちのようだ。個性的なキャラを意識しすぎ、一風変わったキャラのはずの主人公が全然普通になっちゃった!船に乗ったとたん、普通に指揮して映画終わっちゃったよ〜。ロブシュ(R.Schneider)は途中でいなくなっちゃうし、なんだかあれよあれよという間に終わってしまった。軽いコメディ映画という感じでみるにはいいかも。予想通りの作品だった。(笑)(2001/08/27) |
047.Tomb Raider / トゥームレイダー (2001/USA) ★★ cast : Angelina Jolie, Iain Glen, Jon Voight, Daniel Craig, Noah Taylor staff : Simon West (director), Sara B.Cooper (story) 同タイトルゲームの実写版。しかしこの作品を実写にするのはちょっと無理があったかもしれない。脚本も普通にかけているのだが、個人的に物足りなく感じてしまったのは、アクションシーンのぎこちなさ、そして主人公演じるAngelina Jolieの派手さがないことだろうか。ゲームをやったことがないのでゲームの方にどれだけ派手さがあるのかはわからないが、ハリウッド映画超大作にするには、もう少し派手さ、華やかさがほしかった。それかもっとハジけた内容にしてしまえば(チャーリーズ・エンジェルみたいに(笑))もう少し楽しめたかもしれない。各々のキャラクターはコミカルに描かれており、ユーモアのある台詞が並ぶのは魅力的である。敵との対決はもう少し盛り上がってもよかったかもしれない。ストーリー自体は・・・まだまだ練れたな。しかしこれだけのアドベンチャー映画を作れるのはハリウッドならでは。ララ・クロフト演じるJolieも魅力的で、ぜひ続編も作ってほしいところ。(2001/08/19) |
046.The First Great Train Robbery / 大列車強盗 (1979/USA) ★★★★ cast : Sean Connery, Donald Sutherland, Lesley-Anne Down, Alan Webb staff : Michael Crichton (director/novel) 強盗ものということで借りてみたのだが、実は監督はあのマイケル・クライトンで、自身のノベルを原作としている。この映画で魅力を発揮しているのは何といってもDonald Sutherland。個性的な俳優としてファンが多いが、劇中ユーモアのある役柄にチャレンジしている。最近の彼のヒット作「スペースカウボーイ」に通じるものがある。そして007降板後、なかなかキャリアが伸び悩んだコネリーもやはりセクシーな役どころを演じている。最後の最後でがっかり・・・と思ったら、ラストでどんでん返しが待っていて、とてもうれしかった。なかなか粋なラストに仕上がっている。(2001/08/19) |
045.The Score / スコア (2001/USA) ★★★★ cast : Robert De Niro, Edward Norton, Marlon Brando, Angela Bassett, Gary Farmer staff : Frank Oz (director), Robert De Niro (director :: uncredited) 公開前から評判がよかったこの作品だが、評判通り楽しめた作品だ。中盤ぐんと盛り上げてラストまで展開させるストーリーの展開の仕方は監督の腕がよかったのだろうか。このような映画で一番難しいラストもスマート!それにしても、脇役でMarlon Brandoが出演していたが、もうお年のようであまり台詞をはっきりと聞き取れなかった。う〜ん、最近は酸素ボンベを持ち歩いているようなので、あまり無理をしないでがんばってほしいところだ。オススメ!(2001/08/19) |
044.Dr.Dolittle 2 / Dr.ドリトル2 (2001/USA) ★★ cast : Eddie Murphy, Kristen Wilson, Jeffrey Jones, Kevin Pollak staff : Steve Carr (director), Hugh Lofting (story) 動物と会話を出来るドリトル先生のお話。前作は見ていないがこの作品から見始めてもまったく問題なし。当たりさわりなく楽しめる内容となっている。Eddie映画お得意!?の過激なギャグがあるわけでもなく、本当に子供たちがみても平気な内容だ。動物好きにはもってこいのかわいらしい映画。Norm McDonaldsなどが声の出演をしている。ここにもMcDonalds...(笑)。SNLにカムバックしてほしい。(2001/08/18) |
043.Kiss of the Dragon / キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001/USA) ★★★ cast : Jet Li, Bridget Fonda, Tchuky Karyo, Laurence Ashley staff : Chris Nahon (director), Jet Li (story), Luc Besson/Robert Mark Kamen (screenplay) てっきりベッソン監督作品かと思いきや、ベッソンは脚本を担当しただけのようだ。ヒット作「レオン」「ニキータ」と似たようなシーンが盛り込まれたベッソンらしい映画という感じだが、あまりに似ているためせっかくの作品にもいまいち新鮮味が感じられない。しかし何といってもこの映画の見どころはりんちぇのアクション。これに尽きる!チャッキー・カリョの悪役ぶりもなかなかだが、すでに「レオン」でGary Oldmanが演じているような役どころなのが惜しい。りんちぇは今回はまるでターミネーターのごとく敵の攻撃をかわしていく。ほんとにすごい・・・。実際にそんなのありえないよ〜と突っ込めるシーンがいくつもあるのだが、まぁそれはハリウッド映画ということでそっとしておいてあげよう。。。(2001/08/18) |
042.Scary Movie 2 / 最終絶叫計画2 (2001/USA) ★★★ cast : Marlon Wayans, Shawn Wayans, Anna Faris, Chris Elliot staff : Keenen Ivory Wayans (director) 前作は下ネタについていけなくてあまり笑えなかったが、今回は前作よりもわりと笑えてしまった。ネタとしてはエクソシストやらなにやら、相変わらず多くの作品をパロッているため、映画ファンには楽しめる。またマーロン・ブランドが演じるところだった役をJames Woodsが引き継いだようだが、ブランドは本当にあの役をやるつもりだったんだろうか・・・。(笑) 他にもビバヒルメンバーが数人出演しているので、ビバヒルファンは必見の映画となっている。おもしろいかどうかはそれぞれの笑いのつぼによるが、パロディならかなり盛り込まれている。(2001/08/17) |
041.The Animal / アニマルマン (2001/USA) ★★ cast : Rob Schneider, Colleen Haskell, John C.McGinley, Edward Asner staff : Luke Greenfield (director), Tom Brady (story) 大好きなRob Schneiderの新作はまたもやわけのわからないコメディ。(笑) でも相変わらず笑わせてくれた。ラストはあまりよくなかったものの、アイディアはなかなか面白いし、さりげなく登場するNorm McDonaldsやAdam Sandlerなどにも注目!Adam SandlerはExecutive Prod.も兼ねているそうで、製作面にも乗り出してきたようだ。ちなみに彼らは「Big Daddy」で共演している。それにしてもRob Schneiderの日本ブレイクはいつ来るのだろうか・・・。(笑)(2001/08/17) |
040.Rush Hour 2 / ラッシュアワー2 (2001/USA) ★★★ cast : Jackie Chan, Chris Tucker, Don Cheadle, John Lone, Ziyi Zhang staff : Brett Ratner (director), Jeff Nathanson (written) コメディ映画としては異例の大ヒットを記録したこの作品は、前回に引き続きJackieとChris Tuckerのコンビが光る。相変わらずよくしゃべるTuckerだが、お決まりのMichael Jacksonネタも披露している。ストーリーはTuckerが香港に行くところから始まるのだが、結局最後はアメリカが舞台。それでもわずかながら香港の町並みが見られてそれだけでも香港好きにはたまらない作品かもしれない。しかしなんといってもうれしかったのは、懐かしのジョン・ローンが出ているということ。あとハリウッド進出をねらっているといわれているチャン・ツィイーはなかなかよかったものの、劇中では英語はまったく話さなかった。映画自体は前回よりも面白くしあがっているかもしれないので要チェック!(2001/08/16) |
039.Rough Cut / ラフ・カット (1980/USA) ★★★ cast : Burt Reynolds, Lesley-Anne Down, David Niven, Timothy West staff : Don Siegel (director) ラストの落ちはなかなか笑えるものだった。なんとなくぎこちなくストーリーが展開されるが、当時のReynolds人気とDon Siegel監督のコンビがやはりうれしい。たまたま一緒に借りた「大列車強盗」にも出演していたLesley-Anne Downは当時人気の女優さんだったのだろうか。ぜひ他の作品もみてみたい。(2001/08/12) |
038.Topkapi / トプカピ (1964/USA) ★★★★ cast : Melina Mercouri, Peter Ustinov, Maximilian Schell, Robert Morley staff : Jules Dassin (director), Eric Ambler (novel), Monja Danischewsky (written) 近所のレンタルやさんでちょうど強盗ものシリーズを特集していたので、そこに並んでいた作品で未見のものをごっそり借りてきてみた。あまり古い映画は見ないのだが(理由は特にないのだが)、この映画は見ごたえのある作品だった。M:IでTom Cruiseが見せた宙からぶら下がるシーン。あのシーンはすでにこの映画で使われていたのには驚き。最近のコンピュータを駆使した強盗とは違い、知恵と体力で勝負するところがまた親近感を覚える。宙に浮いて盗みを披露するが、リーダー以外はすべて素人を起用するという条件のもとに、ラストの落ちが成り立つといった、ストーリーも十分楽しめる内容である。この作品でピーター・ユチノフスはアカデミー助演男優賞を受賞しているがそれもうなずける。(2001/08/12) |
037.The Hot Rock / ホット・ロック (1972/USA) ★★★ cast : Robert Redford, George Segal, Ron Leibman, Paul Sand staff : Peter Yates (director), Donald E.Westlake (novel) ドナルド・E・ウェストレイク原作のドートマンダーシリーズ映画化。何と1作目のドートマンダーはレッドフォードが演じていたのは知らなかった。さっそく映画の方を見てみたのだが、こちらの出来はまずまず。しかしストーリーはなかなか面白いものがある。また一生懸命がんばるのにそれが裏目に出てしまう彼らは本当におかしくてたまらない。もちろんこの映画はコメディなのだが、最後になるとあまりにかわいそうで笑いながら涙が出てきてしまうのが正直なところだ。小説の方はまだ読んでいないのでぜひ原作も読んでみたいところ。ちなみにドートマンダーシリーズの新作は、Martin Lawrence主演で劇場公開されたばかりで、ウェストレイクは現在もシリーズ執筆中。3作に1作はドートマンダーシリーズを書くという契約を交わしているらしい。音楽はQuincy Jonesが担当しており、70年代のGroovyなサウンドを聞かせてくれる。(2001/08/12) |
036.The Original Kings of Comedy / キング・オブ・コメディ (2000/USA) ★★★ cast : Steve Harvey, D.L.Hughley, Cedric the Entertainer, Bernie Mac staff : Spike Lee (director) スタンダップコメディなるものは実際にはみたことがない。最近ではCDやビデオで発売されたJerry Seinfeldのスタンダップをみただけなのだが、Spike LeeはSteve Harvey率いる"The Original Kings of Comedy"軍団のドキュメンタリーをリリース。迫力のあるスタンダップを楽しむことが出来る。それにしても、まず彼らのショーでメインとなっているネタは黒人ネタ。黒人と白人の違いなどを面白おかしくギャグにしているが、これは差別ではないのだろうか・・・。どこまでが差別でどこまでがジョークなのかを見分けるのは非常に難しいと思うが、ショーを見に来ていた白人の方たちは笑って帰っていったのか、それとも腹を立てて帰ったか・・・。4人の中でも一番わかりやすいギャグを飛ばしていたのがCedric the Entertainer。彼のコメディセンス、そして時折見せるタレント性には光るものがあった。日本に彼らが来る可能性はないだろうが、せめてアメリカに行ったときにでもスタンダップ・コメディなるものを生で見てみたいと感じさせてくれる作品。(2001/08/05) |
035.Jungle Fever / ジャングル・フィーバー (1991/USA) ★★★★ cast : Wesley Snipes, Annabella Sciorra, Ossie Davis, Samuel L.Jackson staff : Spike Lee (director/writor/producer) Spike Leeの作品はどれも音楽センスがいい。この作品はStevie Wonderが音楽を手がけているというのもあるが、映像と音楽のバランスがなんともいえずいいのだ。例えばスローな映像に激しい音楽を流すなどといった手法を有効に利用した作品が多いのではないだろうか。ストーリーは黒人と白人の浮気から始まる。映画を見て、恐ろしくなるほど人種差別を感じるが、黒人差別だけではなく他の人種に対する差別やいわゆる逆差別、そして同志に対する差別なども描いている。それにしても黒人やイタリア系などの差別は描かれるのに、アジア系の差別が描かれないのはなぜだろう・・・。ラストはちょっといい加減かな?と思ったのが正直なところだが、映画自体よく出来ていたと思う。Spike Lee作品は好き嫌いがわかれるみたいだが、彼の作品の中では結構好きな方。それにしてもタランティーノじゃないが、Lee本人が登場するのはどうだろう。。。(笑) あとは脇役でTim Robbinsが出演しているのも驚き。(2001/06/23) |
034.The Dancer / ダンサー (2000/France) ★★★ cast : Mia Frye, Garland Whitt, Rodney Eastman, Josh Lucas, Jarrod Bunch staff : Frediric Garson (director), Luc Besson/Jessica Kaplan (screenplay) 予告編を見た時、主人公のダンスに目を奪われてしまったが、映画の冒頭から一気に心を奪われてしまった。音楽といい、ダンスシーンといい、とにかく迫力がある。音楽好きな自分にとっては、映画館で見るべきだったと後悔せざるを得ない。映画が始まり、正直ストーリーがどう発展していくのか不安だったが、まぁラストはそれなりに許せる範囲だ。この手の映画は見せ場がストーリーというよりも、音楽やダンスシーンということで、ラストがどうしてもおろそかになりがちな傾向にあると思うのだが、何とかラストを丸く収めようと努力したことは伝わってきた。学生の存在は必要だったか疑問だが、ダンスシーンと音楽を楽しむ映画として、ぜひともオススメできる作品。芸術は言葉がなくても情熱を伝えることができるのは確か。それをこの映画が照明してくれる。(2001/06/23) |
033.The Mummy Returns / ハムナプトラ2 (2001/USA) ★★★ cast : Brendan Fraser, Rachel Weisz, John Hannah, Arnold Vosloo, Dwayne Johnson staff : Stephen Sommers (director/written) まさに典型的なハリウッド映画。アクション、ロマンス、そして最新のCGを駆使した超話題作、というふれこみにぴったりの作品である。この映画を見終わってふ〜楽しかった〜と一言。しか〜し、どうしても不満が残るのはなぜ?それはザ・ロックがものの10分くらいしか出てないからだよ〜ぅ。スコルピオン・キングの外伝まで出きる予定だというから相当期待していたのにも関わらず、予想を上回る登場時間の少なさにとほほ。。。映画自体はとにかく派手な作りで、正直見終わった後はすかっとするが、心に残るものは全くなかった。この映画だけに限らず、CGなどコンピュータによって作り出される世界があまりにも完璧になりすぎて、人間味が薄れてきているのではないだろうか。以前から話題になっているデジタル・ムービーを懸念する人たちは、映画独特の人間味のある映像がなくなってしまうという理由を懸念理由の一つに挙げているが、まさにこの映画を見終わってその意味を実感。でも映画自体は迫力があり、見ていてすかっとする作品。エンターテイメント映画として、ぜひとも劇場でみることをオススメしたい。(2001/06/16) |
032.The Last Days of Disco / ラスト・デイズ・オブ・ディスコ (1998/USA) ★★ cast : Chloe Sevigny, Kate Beckinsale, Christopher Eigeman, Robert Sean Leonard staff : Whit Stillman (director/written) 公開当時は映画よりもサントラの話題の方がよく聞いたが、確かに劇中使用している音楽はかなりいい。今のクラブといった感覚よりもおしゃれでヒップなDISCOブームを描いた作品である。しかしせっかくいい音楽を使っているのにも関わらず、ストーリーの方はちょっと退屈。エピソードはそれなりにいっぱいあり、つながってはいるのだが、まとめ方がいまいちすっきりしていない。もう少しシンプルにまとめた方が、映画を見る方も見やすかったと思う。(2001/05/20) |
031.My Dog Skip / マイ・ドッグ・スキップ (2000/USA) ★★ cast : Frankie Muniz, Luke Wilson, Kevin Bacon, Diane Lane staff : Jay Russell (director), Willie Morris (novel) 主役を演じているのは、アメリカでも人気のsitcom "Malcolm in the Middle" で人気がでたFrankie Muniz。そのせいか、彼がひ弱な主人公を演じるには私の中でかなり抵抗があった。ストーリーはシンプルでほのぼのとしているが、もっと盛り上げ方を変えたら、映画の雰囲気も変わったかもしれない。キャスティングの方ではLuke Wilsonが出ていた。彼は「チャーリーズ・エンジェル」でディアスのお相手をしていた方。最近はなかなか映画出演に力を入れているようだ。前から誰かに似ているな〜と思っていたら、「シャンハイ・ヌーン」に出ていたOwen Wilsonだ!彼の弟でした。。。(2001/05/17) |
030.The Favor / ブラッド・ピットの恋にメロメロ (1994/USA) ★★ cast : Harley Jane Kozak, Elizabeth McGovern, Bill Pullman, Brad Pitt staff : Donald Petrie (director), Sara Parriott/Josann McGibbon (screenplay) 偶然今気づいたのだが、監督さんは「Miss Condeniality」と同様のDonald Petrie。彼は「リッチー・リッチ」やテレビドラマ「シカゴ・ホープ」の監督さんのようだ。それにしても「テルマ&ルイーズ」であれだけ強烈なインパクトを残しながらも役に恵まれなかったブラピがこんな映画にでていたとは!内容自体は80年代の雰囲気が漂ういわゆるオールドファッションな作品ではあるものの、個人的にはそれなりに楽しめた。初々しいブラピもそうだが、Bill Pullmanもこれまた情け無さそうな役柄で登場しているのが見逃せない。Jazzにはまっている彼がハーモニカを吹くシーンはおそらく本当に演奏しているのだろう。主人公のH.J.Kozakについては情報不足だが、今どきめずらしい純粋派を演じており、新鮮だった。(2001/05/13) |
029.3000 Miles to Graceland / スコーピオン (2001/USA) ★★★ cast : Kurt Russell, Kevin Costner, Courteney Cox, Christian Slater, Kevin Pollak staff : Demian Lichtenstein (director), Richard Recco (written) Kurt RussellとKevin Costnerがエルビスに変装する?と聞けば、てっきりコメディだろうと思うかもしれない。しかし実際には意外にもDirtyなアクションだった。Costnerがこの作品を選んだのはなぜだろう。悪役を演じて意外性をアピールしたかったのか、それともイメチェンを狙ったのか。最初のクレジットでRussellの名前が先に出てきた時は今後のCostnerの行方が不安になってしまったが、とりあえずお互い役どころは何とか演じきれているようだ。「フレンズ」のモニカ役でおなじみのCourteney Coxが出ていたのはうれしいが、sitcom並みの演技力では映画の質をさげるだけ。今後も着々と映画の仕事もこなしていき、演技力をつけていってほしいもの。ダンナさんのDavid Arquettも出演している。(2001/05/13) |
028.Miss Condeniality / デンジャラス・ビューティー (2000/USA) ★★★ cast : Sandra Bullock, Michael Caine, Benjamin Bratt, William Shatner staff : Donald Petrie (director), Marc Lawrence/Caryn Lucas (screenplay) Bullockの人気が私の中で上昇したのは、前作「28 Days」をみた時だろう。「スピード」で人気がでた彼女だがどうも個人的に受け付けない演技だったため、なかなか彼女の映画をみるにいたらなかった。が、なかなか面白いトピックスだとたまたま見てみた「28 Days」で安定した普通の演技を見せてくれて、私の中ではかなり彼女の株が上昇した。そして引き続きやってきたのがシンプルなコメディ。BullockがFBI?その時点からすでにコメディが始まっているではないか!内容は一度見たら十分といった感じのものだったが、それでもBullockの魅力と新星Benjamin Brattの人気をアピールしている。個人的にうれしかったのは、久々にスクリーンに登場したWilliam Shatnerだろうか。チープな感じはするものの、気軽に楽しめるコメディとしてはオススメできる作品である。(2001/05/13) |
027.Kiss of the Spider Woman / 蜘蛛女のキス (1985/USA) ★★★ cast : William Hurt, Raul Julia, Sonia Braga staff : Hector Babenco (director), Manuel Puig (novel) この映画でアカデミー賞を見事受賞したのはWilliam Hurt。しかし私が一番目を奪われたのは、彼ではなく相手役のRaul Juliaだ。彼の怒りと悲しみに悩まされている表現は、まさに演技力の見せ所ともいえるだろう。Raul Juliaはすでに他界してしまったが、本当に惜しく、この映画でアカデミー賞にノミネートされなかったことも信じがたい事実だ。William Hurtが演じる役どころには最初から共感できないところは確かにあるものの、映画全体をみることで、彼の感じたところ、またRaulとの間の不思議な関係がじわりじわりと胸を打つ。小説が原作ということなので、小説の方も読んでみたい。(2001/04/21) |
026.The Man Has Two Brains / 2つの頭脳を持つ男 (1983/USA) ★★★ cast : Steve Martin, Kathleen Turner, David Warner, James Cromwell staff : Carl Reiner (director), George Gipe/Steve Martin/Carl Reiner (written) Saturday Night Liveで活躍していたSteve Martinの人気が出てきたのはちょうどこの頃だろうか。アメリカ特有の辛口コメディアンとは少し違い、どこか暖かさがあふれている彼のキャラクターを、ちょっぴり変わったストーリーでまとめている。主演のMartinを食ってしまったKathleen Turnerの役どころもかなりすごい。それにしても彼女はいつも体当たりの演技を見せてくれるので驚かされる。ストーリー自体は笑えるというよりも、当時のコメディセンスがあふれた、ブラックユーモア的な要素が含まれた話となっているのだが私はかなり楽しんでしまった。意外なところでJames Cromwellが出ていたが、このころからすでにおじさんだった。(笑) 彼のもっともっと若い頃の作品を見てみたいものだ。(2001/04/21) |
025.Excess Baggage / エクセス・バゲージ (1997/USA) ★★★ cast : Alicia Silverstone, Benicio Del Toro, Christopher Walken, Harry Connick Jr. staff : Marco Brambilla (director), Max D.Adams (story) 地味にAliciaが選ぶ映画は面白いものが多い。この作品のみどころは、今となっては売れっ子となったベニシオ・デル・トロの出演。この時からすでに怪しげな!?雰囲気をかもしだしていたわけだが、それに加えてC.Walkenまでもがコメディづいてしまった。(笑) 脇役でさりげなく登場しているHarry Connick Jr.は意外とおとなしい。「コピーキャット」あたりで、俳優としても力を伸ばすことができるかなと思っていたが、いい演技をするわりには作品に恵まれないようだ(そもそも俳優として本格的に活動しているのかは不明だが)。この映画の魅力は、全然悪い感じがしないデル・トロがAlicia嬢と関わる毎にトラブルに巻き込まれていき、おどおどするところ。映画のいきつくところはある程度想像できるが、それに関わる面子がワーワー騒ぐところがAlicia映画らしいかもしれない。かわいらしい作品♪(2001/04/14) |
024.If Only... / イフ・オンリー (1998/UK) ★★★ cast : Lena Headey, Douglas Henshall, Penelope Cruz, Charlotte Coleman staff : Maria Ripoll (director), Rafa Russo (writer) この映画をみてまず行きたくなったのがNotting Hill Carnival。ドイツのラブ・パレードかと思ったほど盛大なお祭りのようで、DJが山車?のトラックの上で音楽をガンガンかけながら躍りつづける。まさにラブ・パレード、もしくはちょっと違うが札幌のYosakoiソーランみたい!(笑) なにはともあれ映画の方はタイムトラベルもの。なんだか知らないうちに過去に戻っていて、失いかけた恋人を取り戻そうと必死になる。しかし物語りは意外な方向に・・・。単純なハッピーエンドだと思っていたのに、意外な方向に進んでいったのでちょっとびっくり。ラストは本当のハッピーエンドとはいえないが、すっきりとしていて心地よく受け止められるものだった。それにしても、話題のペネロペ・クルスはやっぱり奇麗!(2001/04/14) |
023.Why Do Fools Fall In Love / ホワイ・ドゥ・フールズ・フォール・イン・ラブ (1998/USA) ★★★ cast : Halle Berry, Vivica A.Fox, Lela Rochon, Larenz Tate staff : Gregory Nava (director), Tina Andrews (writter) 一夜にしてスターとなった有名人はたくさんいる。しかし一度頂点に立ってしまうと後は落ちるしかない...。まさにそのスターが主人公の物語。ストーリー展開は本人ではなく、なくなったシンガーの妻と自称する3人の女性が遺産相続で争うところから始まる。しかし映画全体の主人公はあくまでもシンガーとなっているところが面白い。真実を映画化したものだが、出演者はすべてフィクションとなっている。それにしてもいわゆる流行りものでうれてしまったシンガーは後が伸びないという問題がある。イメージチェンジを図ろうとしてもなかなか成功しないのが現実で、落ちていく自分に苛立ちを感じ、結局はドラッグに溺れてしまうという人生はまさにハリウッドスタイルと言えるかもしれない。しかしテーマが重たいわりには全編に懐かしいドゥワップのメロディを取り入れ、プラターズなどやダイアナ・ロスなど懐かしい曲を聞くことが出来るのは楽しみの一つだ。作品自体もなかなかまとまっていたのではないだろうか。(2001/04/13) |
022.Slam / スラム (1998/USA) ★★★ cast : Soul Williams, Sonja Sohn, Bonz Malone, Lawrence Wilson staff : Marc Levin (director), Marc Levin (story) とにかく情熱的な作品だ。ストーリーの善し悪しや映像がどうこう指摘する前に、真っ先に監督の情熱が伝わってくる作品。情熱を込めて作り上げれば観客に伝わるというのは本当だと思ったほど。監督は惚れ込んだSoul Williamsを起用したかっただけなのか、それともスラムで暮らす若い黒人たちにメッセージを伝えたかったのか、この映画を通して彼が一番やりたかったことはどちらなのかはわからないが、もし両方ともアピールしたかったとしたら、それは成功したといえる。主人公を演じるSoul Williamsの見事なまでのライムがリズムに乗って流れる。世の中にはまだまだ悪環境に暮らす人々がいる。恵まれた環境に暮らしている私はいったい何をしているのか、自分の無力さを実感させられた。(2001/04/10) |
021.Little Shop of Horrors / リトルショップ・オブ・ホラーズ (1986/USA) ★★★ cast : Rick Moranis, Ellen Greene, Vincent Gardenia, Steve Martin, John Candy staff : Frank Oz (director) コメディかと思いきや、ミュージカルだったのには驚き!何しろ主人公を演じるのは、あのリック・モラニス。彼は歌が唄えたんだ!(笑) ストーリー自体は結構怖いお話なのだが、ミュージカルなのでコメディタッチになっている。ゲスト?出演として、当時SNLで活躍中だったメンバーがこぞって登場しているのも見逃せない。劇中の音楽を担当している黒人3人のコーラス隊は注目。Tichina Arnold, Tisha Campbell, Michell Weeksの3人で、「Mama, I Want To Sing」などの舞台経験もあるそうだが、彼らは現在も活躍中。TichinaとTishaは、Martin Lawrence主演のsitcom、「Martin」で共演している。またMichell Weeksは歌手として、クラブ系シングルをリリースしている。(2001/04/08) |
020.The Joy Luck Club / ジョイ・ラック・クラブ (1993/USA) ★★★★ cast : Ming-Na, Tsai Chin, Tamlyn Tomita, Lisa Lu staff : Wayne Wang (director), Amy Tan (novel) アメリカに暮らす中華系の女性たちの暮らしを歴史と共に描いた作品。原作はエイミー・タン。ベストセラーになっただけのことがあり、ストーリーがすごくいい。母と娘のきずなを描いた作品でもある。何十年一緒に住んでいてもなかなか真実は見えないもの。あるきっかけで心を開き合う母と娘の関係を、ウェイン・ワン監督が非常にうまくとらえている。製作がオリバー・ストーンという方が大々的に話題になったようだが、あくまでも原作となった小説のすばらしさ、また出演者たちの見事な演技が映画の質を高めている。主人公のジューンを演じたMing-Naは「ER」へのレギュラー出演、また劇場映画にも出演しており、これから活躍が期待されるアジア系女優でもある。未見の人はぜひ一度見ていただきたい。(2001/04/07) |
019.Finding Forrester / 小説家を見つけたら (2001/USA) ★★★★ cast : Sean Connery, Rob Brown, Anna Pakin staff : 予想以上に楽しめた作品。まずは全体的なバランスのよさに驚いた。登場人物の描写、音楽、テンポ、とにかくすべてがバランスよく調合されている。ひとつ不満を言うとしたら、妙なところでエンターテイメント性を意識しすぎたということだろうか。基本的に主人公はRob Brownなのだが、Sean Conneryとの友情に焦点を置くことで、より彼の存在が浮き出てくる。また小ネタとして用意されているPaquinとの恋模様や学校側とのトラブルなどなど、数々の出来事が大げさにならず、ほどよく描写されているところが見やすい理由の一つではないだろうか。しかし逆にいえば物足りなく感じてしまう方もいらっしゃるかもしれない。ConneryとB.Brownの関係の焦点をあてた作品として考えると非常に面白く、かつ細かな感情部分まで描かれているが、もう少しBrownの内面に迫った描写があってもよいのかも。例えば自分の人生について疑問を持っている彼だが、それを伺うことの出来る文章がなかったり(あれだけ彼の文面に触れるチャンスがあるにも関わらず)、学校側とのトラブルで人生の壁にぶち当たった彼だが、それをどうやって克服していこうかという試行錯誤も感じられなかった。あくまでも友情に視点を置いた映画であるのはわかるが、よりBrownに近づいた描写があれば、もっともっと身近に感じることの出来る映画である。誰にでも人生の壁にぶち当たることがあると思う。興味があるのはその壁をどのように乗り越えていくか、というところ。Brownなりの考えがあまり見受けられなかったのはちょっと残念だった。(2001/03/22) |
018.Three to Tango / スリー・トゥ・タンゴ (1999/USA) ★★★ cast : Matthew Perry, Neve Campbell, Dylan McDermott, Oliver Platt staff : Damon Santostefano (director), Rodney Patrick Vaccaro (story) 小作品としてはわりとおもしろかった。映画ではいつも空回りしているように見えてしまうMatthew Perryだが、今回はわりと役にはまっていたと思うし、コメディアンヌぶりも発揮していたと思う。髪の色を染めた理由は分からないが、とにかくOliver Plattとの掛け合いはわりとおもしろかった。しかし途中から始まるNeve Campbellとの恋愛模様はちょっといただけない。共感できないし、CampbellのどういったところにPerryが惹かれているのかが全くわからない。それにMcDermottが惹かれている理由もあいまいだ。確かにCampbellは素敵だが、その素敵さをわかりやすく映画の中で表現してほしかった部分が多々あった。そのため共感できる部分とそうでない部分があり、もやもやした気分で映画の後半に突入してしまい、気づいた時には終わってしまったというわけだ。(笑) 個人的にはわかりにくい部分があったのは残念だが、それにしてはわりとまとまっていたし、ある程度納得いく作品ではあったかも。(2001/03/18) |
017.When the Bough Breaks / 犯罪心理捜査官:切りとられた手首 (1993/USA) ★★★ cast : Ally Walker, Martin Sheen, Ron Perlman, Tara Subkoff staff : Michael Cohn (director/writer) どうやらテレビ映画(?)らしい。日本でもシリーズすべてがDVDで発売されているようだ。それにしても、Ally Walkerはなかなかいい女優さんで、それだけでも個人的に気に入ってしまう。彼女はもともとDNA科学者としてのキャリアを持っているらしく、そういったところからか、なんともいいがたい不思議な魅力を醸し出している。映画のストーリーはいたって普通の話だが、出演者がわりとテレビ界では馴染みの人ばかりだったため、それを見るのだけで楽しめてしまった。Ron Perlmanは強烈な印象のある顔つきだが、彼も映画で活躍している。また、意外な脇役がうれしかったのは、誘拐される女の子役の少女。どこかで見たことあるなと思ったら、「アリーmyラブ」でBillyの秘書を務めていた子ではないか!こういった映画の見方もたまにはおもしろい。(笑)(2001/03/18) |
016.Traffic / トラフィック (2000/USA) ★★★ cast : Michael Douglas, Catherine Zeta-Jones, Dennis Quaid, Benicio Del Toro, Don Cheadle staff : Steven Soderbergh (director) なぜこの映画が評価されているのだろうか。ストーリーとしては、ドラッグを中心に人間模様を描いている、いわゆるP.Anderson(「マグノリア」等)作品に似た作品となっている。しかし彼ほどキャラクターを細かく描写しているわけでもなく、かといってエンターテイメント性のあるドラマチックなストーリー展開をしているわけでもなく、ソダーバーグ監督が意図する作品の流れが全く見えなかった。印象深かったのはアメリカのドラッグ事情くらいだろうか。アメリカのティーンズは、約半数がドラッグを体験したことがあるというくらい、深刻な社会問題。それを促すかのようなシーンが妙に痛々しく感じてならない。このようなテーマの作品を撮る以上、もっと明確な主張がほしかった。(2001/03/10) |
015.The Wedding Planner / ウェディング・プランナー (2001/USA) ★★ cast : Jennifer Lopez, Matthew McConaughey, Bridgette Wilson staff : Adam Shankman (director), Pamela Falk (written) 正直、非常にがっかりする作品。というのも、これはまさに「ベストフレンズ・ウエディング」ではないか!新鮮なエピソードは全くなく、Lopezの魅力で盛り上げようとするところが逆目に出てしまっている。Lopezの魅力は確かにあるものの、彼女の中途半端な演技力では映画を盛り下げてしまう部分がある。また、ベストフレンズ〜では最期まで自分の愛を貫いたヒーローだが、この作品では・・・どうもMatthewに同情できないところがある。あまりにキャラクターの恋愛模様が薄っぺらいもので、共感できないのがもったいない。役柄的に考えてももっともっと面白くできるはずなのに、脚本が未熟としかいいようがない。(2001/03/10) |
014.Meet the Parents / ミート・ザ・ペアレンツ (2000/USA) ★★★ cast : Robert De Niro, Ben Stiller, Teri Polo, Blythe Danner staff : Jay Roach (director) 予想通り笑わせてくれる、わりとベーシックなコメディ。恋人の両親に初めて会いに行ったのはいいが、父親はなんと元CIAだった!というお話。ストーリーも身近なトピックスで共感できるところがあるかもしれないが、なんといってもみどころは父親役のデ・ニーロと未来の息子!?ベン・スティラーのコンビ。いがみ合いながら何とか打ち解けようと試みるスティラーだが、やることなすことが裏目に出てしまうという典型的なストーリー。笑いもベーシックな代わりに、2人の掛け合いで映画を盛りあげている。「メリーに首ったけ」で人気を上げたスティラーなので、あの映画の彼が好きなファンには型にはまった今回の役柄上ちょっと物足りなく感じるところがあるかもしれないが、ある意味「安全な」コメディといえるので、これは見る価値あり!(2001/03/05) |
013.Little Nicky / リトル・ニッキー (2000/USA) ★★★ cast : Adam Sandler, Patricia Qrquette, Harvey Keitel, Reese Witherspoon, Jon Lovitz staff : Steven Brill (director), Tim Herlihy (written) サンドラー映画にしてはいまいちの成績に終わってしまった作品だが、私個人としてはかなり楽しめた。サンドラー作品は、作品を増す毎に面白くなっていく。というのも、最近の彼の映画にはそれほど品のないギャグもないし、超アメリカン・ジョークといったようなネタもないので、日本人にもウケやすいと思われる。(笑) 今回の作品に関しては、ところどころにちりばめられた軽いギャグが心地よく見ることができた。超派手なアメリカンジョークを期待すると、ちょっと期待外れかもしれないが、わりと子供向けに作ったと思われるようなわかりやすいギャグがこの映画には似合っている。出演者にはアメリカで人気のコメディアンたちが続々登場しており、それをみるだけでも楽しめる。なぜかハーベイ・カイテルが登場しており、これだけは理解不可能だ・・・。(笑)(2001/03/03) |
012.Chocolat / ショコラ (2000/USA) ★★★ cast : Juliette Binoche, Lena Olin, Judi Dench, Johnny Depp staff : Lasse Hallstrem (director), Joanne Harris (novel) とある批評家が「最もポピュラーな駄作」と言っていたが、その気持ち、わかります。(笑) といっても、駄作というほどまではいかないのだが、脚本に問題あり。どうも最近の映画は新鮮味に欠けるらしい。エピソードがすでに出てきたようなアイディアしかないため、映画自体平凡に感じてしまうのだ。といっても、主演のジュリエット・ビノシュはなかなかいい演技をしているし、後半から登場するJohnny Deppもわりと好き。そして一番の演技といえば、Judy Denchではないだろうか。これほどの俳優陣に囲まれたわりには、アイディアが平凡に感じてならない。もう少し突飛なエピソードで作品にアクセントをつけてもよかったかもしれない。みどころとしては、くせのある俳優陣たちの演技とチョコレートの数々。甘いものが好きでない私でもおいしそうで食べたくなったほど。甘党の方にはかなりオススメしたい作品!(2001/03/03) |
011.Billy Elliot / リトル・ダンサー (2000/ENG/FRN) ★★★★ cast : Jamie Bell, Julie Walters, Gary Lewis, Jamie Draven staff : Stephen Daldry (director), Lee Hall (written) 「リトル・ダンサー」とはなかなかうまい邦題をつけたものだ。バレエにあこがれる少年、ビリーを主人公とした家族愛の映画。さすがイギリス映画とあり、いつもの生活苦を前面に押し出した作品となっている。主人公のビリーが徐々にバレエ(というか、ダンス)にのめり込んでいくシーンは面白いが、ダンスシーンでかかる音楽もこれまたいい。これはビリーの映画なんだと思いきや、途中からいきなりビリーと父親の映画となり、結局最後は家族愛の映画となるところは、意図的なのか、それとも無意識のうちになのだろうか・・・。ラストまで飽きさせないストーリー展開と音楽、そしてビリーの魅力。きれいにまとまった映画で、オススメです。(2001/03/01) |
010.Takedown / ザ・ハッカー (1999/USA) ★★★ cast : Tom Berenger, Skeet Ulrich, Russell Wong staff : Joe Chappelle (director), Tsutomu Shimomura (novel) 実話を元にしたハッカーもの。下村とK.ミトニックのサイバーチェイスが見物のはずなのだが、実際にはハッカーの手口をそれほどみせないし、パソコンを使ってハックするシーンもそれほどない。また逆に下村がサイバーチェイスするシーンもそれほどなく、全体的にはいったい何を描きたかったのか・・・?と思ってしまわざるを得ない。全体を通して結構楽しめる映画ではあるが、ラストの盛り上げ方もいまいちだし、この手の映画で一番期待するサイバー内でのバトルシーンは、出演者たちのでたらめなキーボード入力の音だけで終わってしまうのが悲しすぎる。もっとリアルな映像や演出で、ネットの恐ろしさ、クラッカーの恐ろしさを訴えてほしかった。トム・べレンジャーの出演が何ともむなしい。。。(;o;) (2001/02/25) |
009.Little City / 恋人たちの街角 (1998/USA) ★★★ cast : John Bon Jovi, Penelope Ann Miller, Josh Charles, Annabella Sciorra staff : Roberto Benabib (director/written) 30代になっても落ち着いた恋愛をすることができない男女を、サンフランシスコを舞台に描いたロマンスもの。出演者はおしゃれ映画に似合いそうなメンバーなのだが、もう少し何か目新しいトピックスがほしかった。SFが舞台ということで、恋愛、浮気、同性愛者などという、現代の恋愛模様を描こうとしているのはわかるのだが、トピックスを詰め込みすぎた感じがする。また主人公がさだまらず、映画自体誰の動きを追うべきなのかがわからなかった。ひとり、しっかりとした主人公を決め、その主人公を通してストーリーを展開させていくともっと見やすい作品になったかもしれない。しかし、小作品にしては全体的にまとまっていたので、その点では面白かった。また、ペネロープ・アン・ミラーの出演がうれしい!(2001/02/25) |
008.Go / Go (1999/USA) ★★ cast : Katie Holmes, Sarah Polley, Scott Wolf, Jay Mohr staff : Doug Liman (director), John August (written) 最近の若いものはいったい何に生きがいを感じているのだろうか。そもそも生きがいなどは考えず、本能の赴くまま暮らしているだけなのか!?LAとラスベガスを舞台に繰り広げられるティーンズたちのクリスマス。ドラッグしか頭にないティーンズを面白く描いた作品ではあるが、単に「パルプフィクション」を真似ただけで、オリジナリティはほとんどといって感じられなかったのが残念。出演しているティーンズスターたちは人気上昇中のスターたちばかりなのだが、それがけがみどころで、ストーリーには面白さを感じることができなかった。今さらこの手のドラッグ&セックス映画を撮ったところで、何を訴えたかったのだろうか・・・。(2001/02/25) |
007.Attack of the Killer Tomatoes! / アタック・オブ・キラートマト 完璧版 (1978/USA) ★★★★ cast : David Miller, Sharon Taylor, George Wilson, J.Stephen Peace staff : John De Bello (director), John De Bello/Costa Dillon/J.Stephen Peace (writer) B級映画は確かに好きだが、ほとんどの映画が笑えるかしらけるかのどちらか。この映画はどことなく私のつぼにあったらしく、かなり楽しくみることができた。といっても全体的にB級映画のにおいがプンプンしていて、映像から音楽まですべてが「イケてない」。そしてそれが逆に「イキ」なのだ!(笑) 映画としてはイケてないズッカー兄弟といわんばかりの細かなギャグを連発。そのがんばりに共感できるかどうかで映画の面白さが伝わってくるかもしれない。ちなみにこの映画はどうやらシリーズ化されたようで、他にもアタック・オブ・ジャイアントケーキなど、アタックシリーズがあるらしい。テーマ曲がとてもいい。(本当かい!(笑))ちなみに1990年にはテレビシリーズになっている。やっぱりマニアなファンが多いのか!?(笑)(2001/02/24) |
006.One True Thing / 母の眠り (1998/USA) ★★★★ cast : Meryl Streep, Renee Zellweger, William Hurt, Tom Everett Scott staff : Carl Franklin(director), Anna Quindlen(novel) ベストセラー小説の映画化ということで、ストーリーはある程度まとまっているんだろうと期待していたが、期待以上にまとまっており、またエンターテイメント性のある作品となっていたので驚いた。テーマは誰でも通るべき母親の死。そしてそれを通して、自分にとってかけがえのないものとは何かを考えさせられる作品。泣かせようと盛り上げてくれるストーリー展開にも、まとまっているので素直に泣けてしまうところが心地よい。主人公のRenee Zellwegerはもちろんだが、個人的には父親役を演じたWilliam Hurtが難解な役をわかりやすく演じていたと思う。またいつもクセのある演技を見せてくれるMeryl Streepはわりとあっさりした演技だったので、これなら彼女の演技が苦手な人でも大丈夫なのではないだろうか。見終わった後、確かにすかっとする映画ではないが、こういう作品を見て、改めて親のありがたみを感じ、またさまざまな愛情を再確認するのもいいだろう。(2001/02/10) |
005.Raising Arizona / 赤ちゃん泥棒 (1987/USA) ★★★ cast : Nicolas Cage, Holly Hunter, John Goodman, William Forsythe, Trey Wilson staff : Joel Coen (director/writer), Ethan Coen (writer) コーエン監督の作品とあり、コメディではあるがやはりブラックユーモアがちりばめられている。Nicolas CageとHolly Hunterの怪しげな演技は健在で、相変わらず怪しい。(笑) この映画の面白さはやはり脚本だろう。Cageのキャラクター作りももちろん映画を面白くする要素の一つだが、何しろ不妊症カップルが子供を盗み出すというアイディア自体からして日本人には思いつかないアイディアではないだろうか。それをブラックユーモアで調理したところがコーエン兄弟らしいのかも。(2001/02/10) |
004.Simply Irresistible / バニラ・フォグ (1999/USA/GMN) ★★ cast : Sarah Michelle Gellar, Sean Patrick Flanery, Patricia Clarkson, Dylan Baker staff : Mark Tarlov (director), Judith Roberts (written) 若手では個人的に結構気に入っているSarah Michelle Gellar主演の小作品。それほど期待していなかったが、予想通りといったところだろうか。ストーリーはそれほど悪くないのだが、作品全体が未熟な作りになっていてすごくもったいない。テレビドラマの延長みたいな主役2人の演技には途中からぐったりとしてしまう。ティーンズのお遊び半分でやるのは非常にもったいない作品だが、Gellarファンなら許せる作品かも。彼女の魅力は楽しめるし、また「インディ・ジョーンズ〜若き日の冒険」で活躍したSean Patrick Flaneryがすっかりやせこけて登場しているのも面白い。ネタとして見てみるのであれば問題ないが、映画としてはあまり期待しないほうがいい。(2001/02/10) |
003.The Bachelor / プロポーズ (1999/USA) ★★★ cast : Chris O'Donnell, Renee Zellweger, Hal Holbrook, James Cromwell staff : Gary Sinyor (director) 波に乗っているRenee Zellwegerと男らしく活躍中の(!?) Chris O'Donnell共演のラブコメ。原題のbachelorとは独身の意味。O'Donnellの周りが次々に結婚していき、最後に残ったO'Donnellがいやいやプロポーズしたら断られてしまうことからストーリーは意外な展開に!といきたいところだが、ちょっとストーリーに無理がある。最初はO'Donnellが主人公として描かれているが、話が進むにつれ、主人公に共感できなくなり、最終的にはReneeが映画の中心になってしまうという、何ともO'Donnellの存在が薄い映画。もちろん、これは監督の腕なのか、それとも意図的にそうしたのかはわからないが、ラストはあまり納得いかなかったので後味悪かったのがちょっと残念。それにしても、結構ルックスもいいし個人的にも好きなんだけど、どの映画でもいまいち存在感をアピール出来ないO'Donnellくん。共演者に食われちゃうのが運命なのか!?がんばれ〜!(2001/01/04) |
002.Greedy / 遺産相続は命賭け!? (1994/USA) ★★★ cast : Michael J.Fox, Kirk Douglas, Nancy Travis, Phil Hartman, Ed Begley Jr. staff : Jonathan Lynn (director) 本国アメリカではわりとヒットしたのにも関わらず日本ではビデオのみの発売となったこの作品は、お金に取りつかれた現代の社会を面白おかしく描いている。遺産相続を経験したことのある人なら笑える作品でもある。それにしても、本当にお金は人間を変えてしまう。自分を取り戻せるかどうかは、まさに人間の真価が問われるところではないだろうか。作品自体、わりとまとまっていて、Michaelの主演もなかなかよし。共演者はカーク・ダグラスと、こちらもなかなか笑える。亡きPhil Hartmanの共演も懐かしいところ。(2001/01/03) |
001.October Sky / 遠い空の向こうで (1999/USA) ★★★ cast : Jake Gyllenhaal, Chris Cooper, Laura Dern, William Lee Scott staff : Joe Johnston (director), Homer H.Hickam Jr.(novel) 炭鉱の町から逃げたいという気持ちと、宇宙という神秘的な魅力に取りつかれた少年を主人公を中心とした青春ドラマ。実話を元に作られただけあり、かなりリアルなストーリー。評価が高いのもうなずける。見どころはキャスト達の好演。主人公を演じるJ.Gyllenhaalとその父親を演じるC.Cooper("American Beauty")は特にいい味をだしている。DVDでみると、Homer Hickam本人が登場して物語について解説してくれるので、DVDがある人はぜひこちらでみたら面白いかもしれない。それにしても、どの時代にも、両親と対立する子供はいると思う。この映画は単純な青春映画とも思えるが、私は逆にファミリー映画のなにものでもないと思う。子供が父親を、父親が子供を認める瞬間。まさにそんな貴重な瞬間を映画におさめたと言えよう。(2001/01/02) |
1996年以前に鑑賞した映画はア〜ワ行順にまとめてあります。 感想はところどころつけてあります。 ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ・ワ行 シリーズもの 1996年 1997年 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 |