movie review :: 映画感想 2008
* ネタバレ時々あり。★★★★★満足! ★★★★上出来 ★★★普通 ★★物足りない ★もう見たくない

037. Eagle Eye / イーグル・アイ (2008/USA) ★★★
cast : Shila LaBeouf, Michelle Monaghan, Rosario Dawson, Billy Bob Thornton
staff : D.J. Caruso (director)
人気は上昇中だが、プライベートの行動がどうも問題ありのLaBeoufと、「Made of Honor」でなかなかいい仕事をしたMichelle Monaghan共演のサスペンス・アクション。評判は今ひとつだったので、期待をせずに鑑賞したが、それが効してなかなか面白かった。キャスティングも結構魅力的だが、やはり見どころはアクションシーン。お決まりのシーンは多いものの、冒頭から飽きないように工夫されており、退屈な会話も何とか我慢できた。しかしながら、せっかくのキャラ設定が台無しで、ほとんど誰も大きな活躍なしにエンディングを迎えてしまうのには、もったいなさを感じてならない。さらにMonaghanの共演も魅力的だが、やはり主役を演じるだけの魅力までは今ひとつ遠く、素敵な共演者で終わってしまった。しかしながら、ところどころ見せてくれる武器や秘密プロジェクトなど、実際にありそうなエピソードを考えると、どこか惹かれるものもある。劇場で見ればよかったなと今さら後悔。(2008/12/29)

036. Ghost Town / ??? (2008/USA/UK) ★★★
cast : Ricky Gervais, Greg Kinnear, Tea Leoni, Aasif Mandvi
staff : David Koepp (director/written), John Kamps (written)
UK出身のコメディアン、Ricky Gervaisが主演のコメディもの。NYでこじんまりと歯医者を営んでいる主人公を演じている。人付き合いがとにかく苦手で、仕事仲間とは会話さえしたくないと、出産のお祝いも言わずに家に帰る。腸の定期健診のため、病院に半日入院したのがきっかけで、町に居座る幽霊たちが見えるようになり、それ以来眠れない日々が続くのだが、この幽霊たちとの会話がまた面白い。幽霊の一人となったKinnearが、心残りである妻の幸せを願うのだが、一役買ってしまったGervaisが彼女を好きになってしまい、予想外の展開に・・・。のはずだが、ラストは最初から予想できる。(笑)やはり面白いのは主演のGervaisのキャラ作りだろう。こういう人、いるよ〜!!!と、笑ってしまいそうなキャラをひょうひょうと演じており、これがまたはまり役だったりする。そこに若干天然が入ったTea Leoniと、これまたどこにでもいそうなKinnearの3人のバランスが気に入った。地味な作品ではあるが、劇場で見ても損はしない作品となっている。(2008/12/25)

035. Miss Conception / ??? (2008/USA/UK) ★★★
cast : Heather Graham, Mia Kirshner, Tom Ellis, Will Mellor
staff : Eric Styles (director), Camilla Leslie (written), Katherine Chandler (additional dialogue)
面白くなるはずのストーリーラインが、あっという間に今ひとつの仕上がりになってしまった、残念極まりない映画のひとつ。(笑)Mia Kirshnerという素敵な女優さんを見つけたのはありがたい収穫だが、Heather Grahamの気合の入っていない演技にはがっかり。彼女も素敵な女優さんなだけに、残念でならない。34歳という年を迎え、一向に落ち着こうとしない彼氏に見切りをつけ、何とか妊娠しようと、限られた時間で相手探しに奮闘する彼女だが、少々大げさな脚本と、コメディ化しきっていない彼らの描写に、消化不良を起こしてしまう。出演者が魅力的な俳優軍なだけに、非常に惜しい作品となっている。 (2008/12/15)

034. Definately, Maybe / ??? (2008/USA) ★★★
cast : Ryan Reynolds, Abigail Breslin, Elizabeth Banks, Isla Fisher, Rachel Weisz
staff : Adam Brooks (director/written)
これは間違いなくキャスティングミス。少なくても私的には、主演のRyan Reynoldsがどうもしっくりこない。Politicsを目指すわりにはカリスマ性がないし(だから失敗したのか・・・)、女性陣を魅了するまで魅力的とは思えない。キャスティングミスのおかげで、冒頭から若干混乱してしまった。が、それを救ったのが、キャラをはっきりと押し出した女性陣。優柔不断な男性と、それを囲む女性陣のギャップを出したかったのなら、このキャスティングはばっちりなのだが・・・。(笑)しかしながら、子供へのストーリーテリングとして展開していくところは面白く、また変化するNYが舞台となっているところもなかなかおしゃれ。新鮮な要素は特別ないが、安心して見られる、消化できる作品と仕上がった。オススメ。(2008/12/13)

033. Flirting with Disaster / アメリカの災難 (1996/USA) ★★★
cast : Ben Stiller, Patricia Arquette, Tea Leoni, Alan Alda, Josh Brolin
staff : David O. Russell (director/written)
1996年、Miramaxも波に乗っている年。彼らが買いそうな脚本。当然、出演者も豪華!主演のBen Stillerは、今とあまり変わらないキャラで登場。Arquetteはまだ女優として脂がのっていて、まさに旬。そんな中、Tea Leoniもやるせないキャラで登場と、何とも甲乙つけがたいキャラ作り。個人的にはJosh Brolinがすごいなと思ってしまった。まさかこんな彼がBushを演じることになるとは・・・。(笑)会話の多い作品で、昔の自分ならつまらなく感じた作品だと思うのだが、実際にアメリカに暮らしてみて、こういう人たち・・・いるよ。たくさんいるよ。そう思うと、妙に映画に親近感が・・・。(笑)アメリカ人には本当にこういう人たちがいるんだ・・・と思ってみると、かなり笑えてくる。どこの国もそうだが、まじめな人、変な人、面白い人、寂しい人・・・いろんなバックグラウンドの人たちが集まって、面白いコミュニティを作っていくんだなと実感。(2008/12/08)

032. Quantum of Solace / 007 慰めの報酬 (2008/UK) ★★★★
cast : Daniel Craig, Olga Kurylenko, Mathieu Amalric, Judi Dench, Giancarlo Giannini, Jeffrey Wright
staff : Marc Forster (director)
Daniel Craigボンドになり、2年経った今、再びボンドが帰ってきた!セクシーさが売り!?だったボンド役も、Craigに代わり、よりアクションが中心の作品となり、見どころがたくさん。しかし、あまりにクールなボンドだと、若干共感さに欠ける部分もあるかもしれない。ボンド役との絡みも特になく、淡々とアクションのみで終わってしまった本作品。もちろん、ブロスナンボンドよりは、個人的に楽しめるが、エンタメ映画として観客を楽しませるためには、少々人間味のあるキャラにしないと、次回作は少々退屈してしまうかも!?どちらにしても、Daniel Craigボンドはかなりハマリ役。次回作がすでに楽しみ♪当然この映画もオススメ。(2008/11/30)

031. This Christmas / ??? (2007/USA) ★★★★
cast : Loretta Devine, Delroy Lindo, Idris Elba, Chris Brown, Regina King
staff : Preston A. Whitmore II (director/written)
去年公開された映画のようだが、タイトルどおり、クリスマス映画。ストーリーは単純だが、楽しい音楽、そしてなんといっても豪華なアフロ系メンバーの登場によって、華やかなクリスマス映画に仕上がっている。うれしいのは、すっかり売れっ子となったChris Brownの出演、そしてMekhi Phiferの特別出演が涙もの。アメリカで暮らしていて、クリスマスといえば、たくさんのギフトを想像するが、それ以上にうれしいのがやはりファミリーが揃って食事をすることだろうか。日本のお正月とは違った、ファミリーの絆の確認。見ているだけで、こちらまで暖かい気持ちになってくる。今年のクリスマスも健康で平和に過ごせますように♪(2008/11/30)

030. Teeth / ??? (2007/USA) ★★★★
cast : Jess Weixler, John Hensley, Hale Appleman, Ashley Springer
staff : Mitchell Lichtenstein (director/written)
予告編から気になっていたこの作品、やっと見ることが出来た。シリアスなホラーものかと思っていたら、コメディ要素がかなり入っており、怖いながらもかなり笑える。冒頭は長く、盛り上がりに欠けるため、少々退屈するのが残念だが、それがこの手のインディものの味のあるところなのかもしれない。主演を演じたJess Weixlerの演技は見る価値がある。それにミステリアスではあるが、本当にありえる話にも感じられる脚本が、これまたよく書かれている。サンダンスでも話題になったようだが、私の周りでも、内容からかなり話題になっている。多少のスプラッタものが平気なら、ぜひオススメしたい。それにしても、婦人科での医者とのバトルシーンは、かなり爆笑!(笑)(2008/11/27)

029. The Air that I Breathe / ??? (2007/USA) ★★★
cast : Brendan Fraser, Andy Garcia, Sarah Michelle Gellar, Kevin Bacon, Forest Whitaker
staff : Jieho Lee (director/written), Bob DeRosa (written)
喜怒哀楽の4つのセミタイトルからなるオムニバス・サイクルとなっている。オムニバスものはひとつのエピソードがシンプルかつわかりやすいため、好きなのだが、最初に登場するWhitakerのHappinessだけは、今ひとつピンとこなかったのが残念。最初にもってくるのもわかるし、映画を見終わって部分的につながると、ホッとするところはあるのだが、それでもやはり印象が薄くなってしまうのが残念。全体を通して存在感をアピールしたのは、なんといってもBrendan Fraserだろう。しばらく映画出演を控えていた(のか、他の活動に忙しかったのか)が、ここ最近、映画に復活気味。スリムになって、また帰ってきてほしい。(2008/11/27)

028. Mad Money / ??? (2008/USA) ★★★
cast : Diane Keaton, Queen Latifah, Katie Holmes, Ted Danson, Adam Rothenberg, Roger R. Cross
staff : Callie Khouri (director)
普通に楽しめる作品に仕上がっているが、悪く言えば、新鮮味がまったくない。「24」のカーティスが登場しているのがうれしいところだが、その他は・・・。しかしながら、それなりにまとまっている作品なので、休日にちょっと映画鑑賞という程度なら楽しめるだろう。Katie Holmesはまだまだいける女優さんだが、トムくんとの結婚により、彼女の女優としてのキャリアはほぼ全滅。非常に残念。(2008/11/27)

027. Traitor / ??? (2008/USA) ★★★★
cast : Don Cheadle, Guy Pearce, Said Taghmaoui, Neal McDonough, Jeff Daniels
staff : Jeffrey Nachmanoff (director/screenplay), Steve Martin (story)
Don Cheadle主演のサスペンス。なかなか面白いが、残念ながらあまりに先が見えすぎている。キャラの行動があまりに明白なため、サスペンスというよりも、ドラマ化してしまった。せっかくCheadle筆頭に、皆いい演技をしているのだが、今ひとつ気持ちがのってこないのだ。おそらくサスペンスを期待した私が悪く、最初からドラマとして鑑賞していれば、消化不良はおこさなかったのかもしれない。そんな中、力演していたのがSaid Taghmaoui。とにかく魅力的な眼力、そしてカリスマ性がなんともいえない。少なくてもキャスティングは大成功。ちなみにストーリーはSteve Martin。そう、SNL出身のMartinがストーリーを担当している。最近は小説も書いている彼だが、この手の物語を書くとはちょっと驚きだ。おまけで星4つ!(2008/11/10)

026. Puccini for Beginners / ??? (2006/USA) ★★
cast : Elizabeth Reaser, Gretchen Mol, Justin Kirk, Julianne Nicholson
staff : Maria Maggenti (director/written)
"Grey's Anatomy"など人気シリーズへのゲスト出演も増え、いよいよSitcomの主役も果たすこととなった、最近話題のElizabeth Reaser。しかしながら、正直この映画では今ひとつ彼女の魅力が開花されていないような気がする。もしくは、役がはまりすぎて、今ひとつ光っていないのか・・・。どちらにしても個人的に苦手な女優さんの一人であることは間違いない。主役に共感できないと、映画そのものにも共感できなくなってしまうのがもったいないが、ストーリーも今ひとつはっきりせず、エンディングへと突入。オススメは出来ないが、やはり日本でヒットする前にReaserをチェックしたい人は、チェックしてもよいかと・・・。(2008/11/02)

025. The Jane Austen Book Club / ジェイン・オースティンの読書会 (2007/USA) ★★★★
cast : Amy Brenneman, Maria Bello, Emily Blunt, Kathy Baker, Maggie Grace, Hugh Dancy
staff : Robin Swicord (director/screenplay), Karen Joy Fowler (novel)
Amy Brenneman、大好き!30代のちょっと疲れかけた女性を演じさせたら、抜群にうまい!この映画でも、だんなに逃げられてしまう女性を演じており、冒頭からエンディングにかけて、すばらしくキャラクターの変化を演じている。それに加え、Maria Belloがかなりいい味を出しているのもうれしい。彼女の場合は、「ER」などというドラマで名を上げたが、独特な存在感のある女優さんで、歳を増すたびにいい味出している。そして、Jimmy Smitsのオヤジ化には少々びっくりしたものの、その分Hugh Dancyというキュートな俳優さんを発見できたからうれしい。どのキャラクターもしっかり描かれており、かつ強烈なキャラクター。そんな中、バランスよく存在感をだしたのがKathy Bakerと、何ともまとまった仕上がりになっている。オムニバスにはなっていないものの、それぞれのストーリーが独立しており、オムニバス感を出している。中でもHugh DancyとMaria Belloの関係が緊張感を出しており、面白かった。映画も面白いが、劇中に登場するJane Austenの小説たちも気になる。(2008/11/02)

024. The Neighber / ??? (2007/USA) ★★★
cast : Mathew Modine, Michele Laroque, Ed Quinn, Gina Mantegna
staff : Eddie O'Flaherty (director/written), J.P. Davis (written)
久しぶりに見かけたMathew Modine、オヤジになっているのはいいのだが、なんとなく頼りない感じで、ちょうどこの映画にぴったり。このまま役者のお仕事を続けてくれれば、ぴったりキャラの作品が山のように出てくるだろう。(笑)残念ながら、共演のMichele Laroqueにはまったく共感出来ず、そのおかげで、映画自体かなり退屈になってしまった。テレビ映画ではないようだが、作りがどうもテレビ向け。そこそこのキャスティングなのだし、もう少し中間に盛り上がって欲しかったのが残念。(2008/11/01)

023. Deception / ??? (2008/USA) ★★★
cast : Ewan McGregor, Hugh Jackman, Michelle Williams, Natasha Henstridge, Charlotte Rampling
staff : Marcel Langenegger (director), Mark Bomback (written)
Ewan McGregor主演のサスペンス。面白いストーリーラインではあるが、ラストにもう少し盛り上がりを期待したかった。久しぶりに見たHugh Jackmanだったが、若干存在感が薄くなったのは作品のせいだろうか。Michelle Williamsはしばらく見ていなかったが、この映画を見て、かなり存在感が増していることを痛感。昔は苦手な女優さんだったが、このクセのあるキャラをうまく引き出せるような作品に、もっともっと登場してほしい。豪華キャストが登場する割には、かなり地味な出来になってしまったのが残念だが、ストーリーは面白かったので、サスペンスファンにはオススメ。(2008/10/23)

022. The Amateurs / ??? (2005/USA) ★★★
cast : Jeff Bridges, Tim Blake Nelson, Joe Pantoliano, Ted Danson, Jeanne Tripplehorn
staff : Michael Traeger (director/written)
またまた中年オヤジ映画。最近こんなのばかり・・・。私、どうしたんでしょ?(苦笑)映画は・・・まぁまぁ。アイディアはとっても面白く、もう少し内容をひねってもいいかなと思ったが、問題は先が見えてしまうところ。それでもおバカな町の連中とああだこうだとすったもんだするジェフ・ブリッジズ率いるスターたちが、何とも情けないというか、面白いというか。あえて言うなら、男優陣はなかなか魅力的だが、女優たちは今ひとつのところだろうか。久しぶりに見かけたTripplehornもほとんど登場しないのが残念。しかし、こんな映画を見てしまうと、みんな生きていくためにいろいろがんばってるんだから・・・と、ほろっとした気分になってしまう。(2008/10/12)

021. Conversations with Other Women / カンバセーションズ (2005/USA) ★★★★
cast : Aaron Eckhart, Helena Bonham Carter, Erik Eidem, Nora Zehetner, Thomas Lennon
staff : Hans Canosa (director), Gabrielle Zevin (written)
冒頭からすっかりとりこに。カメラワーク、そして彼らが交わす会話がとても魅力的。男性と女性を比べると、男性のほうがロマンチストなところがあるとよく聞くが、この映画もそれに沿った内容となっており、ボナム・カーターのリアルな感じ方とエンディングがなんとも新鮮に感じてしまう。納得がいくかどうかはわからないが(映画の中ではファンタジーなエンディングを期待しがちな私)貴重な会話、よく書けた脚本が個人的にはかなり魅力的に感じた。それにしても、この手の中年ものにぴったりのAaron Eckhart、メジャーな映画はそこそこにして、もっともっとこういった小作品で活躍してほしい。(2008/10/12)

020. Catch and Release / ??? (2006/USA) ★★★
cast : Jennifer Garner, Timothy Olyphant, Sam Jaeger, Kevin Smith, Juliette Lewis
staff : Susannah Grant (director/written)
せっかくゆったりとすすむコメディ映画かと思えば、冒頭から長い!盛り上がりに欠けるストーリー展開が冒頭から続き、さらにワンパターンなGarnerの演技にもちょっと退屈。Garnerは魅力的な女優さんで、他の映画ではすごく好きなのだが、この映画では今ひとつ・・・。はっきりいって、どのキャラも今ひとつぴんと来ないのがもったいない。キャスティングに問題があったのかも・・・。そんな中がんばったのが、共演のTimothy Olyphant。軽そうな役で登場したが、徐々に存在感を膨らませる。彼は現在「Samantha Who?」というコメディで活躍しているが、確実に成長している。ぜひとも映画でがんばってほしい!(2008/10/12)

019. Dan in Real Life / ダン・イン・リアル・ライフ (2007/USA) ★★★★
cast : Steve Carell, Juliette Binoche, Dane Cook, Dnianne Wiest, John Mahoney
staff : Peter Hedges (director/written), Pierce Gardner (written)
中年映画第2弾。こちらも、期待せずに見たら、意外と面白かった。映画でも成功を収めているSteve Carellは、遅咲きのせいもあり、作品選びが慎重なのか、とにかく出演する映画、ほとんどハズレがない。芸風はわりと似たようなものではあるが、感情を抑えつつも面白おかしなセリフをいったりするところ、彼の役柄にぴったりである。さて、こちらもある意味中年的な内容。妻に先立たれ、子供3人を一人で育てる父親の役を演じている。妻を思いだしながらも、前に進もうと思っているところ、偶然ある女性に会い、心を弾ませる。しかしこの女性、実は弟の新しい恋人だった。休日を家族みんなで過ごすことになってしまい、押さえ切れない感情をどこまで隠すことが出来るだろうか・・・。メインは二人のやりとりなのだが、父親として、いや、家族の一員として落ちこんでしまった彼を励まそうと、家族が対応するところも結構面白い。監督は「About a Boy」のPeter Hedges。どおりで面白いわけだ。(2008/10/11)

018. Meet Bill / ??? (2007/USA) ★★★
cast : Aaron Eckhart, Jessica Alba, Logan Lerman, Elizabeth Banks, Todd Louiso
staff : Bernie Goldman/Melisa Wallack (director), Melisa Wallack (written)
ここ最近、立て続けに中年男性が主役の映画を見ていないか?私も自ら中年かしていないか?ちょっと心配だが・・・まぁ面白いのでいいとしよう。この作品、インディ系ではないのだが、雰囲気がかなりインディ系。Aaron Eckhartがmiddle age crisisということで、自分のやることに納得がいかず、仕事も面白くない。結婚もうまくいっているようではなく、すべてが崩れかけていた。そんなときに出会った高校生と一緒に悪ふざけをすることで、昔ながらのいたずら心、そして子供のときに持っていた希望を再び手にする。ありがちの自分探し映画ではあるのだが、結果、再スタートを図る彼には共感が出来てしまう。中年としてだけではなく、男性として(女性もある意味同じ観点はあるのだが)視点が描かれていて、なかなか良い。しかしながら、やはりインディ感は隠し切れず、どことなく煮えきれないストーリーとなってしまっている。もう少し盛り上がれば、これだけ豪華な女性スター陣も退屈しないで済んだかもしれない。(2008/09/15)

017. Punch-Drunk Love / ??? (2002/USA) ★★★
cast : Adam Sandler, Emily Watson, Mary Lynn Rajskub, Luis Guzman, Philip Seymour Hoffman
staff : Paul Thomas Anderson (director/written)
Paul Thomas Andersonの映画にSandlerが出演していたとは意外。"Boogie Nights", "Magnolia"と、異色のストーリーで魅了してくれたAndersonだが、この路線でどんどん行ってしまうとは・・・。しかしながら、去年のアカデミーで作品賞を受賞した"There Will Be Blood"では、異色ながらかなりの魅力が隠された作品となり、話題になった。この作品では残念ながら、Sandlerが今ひとつ彼の作風にはまりきれていない気がしてならない。E. WatsonもP. S. Hoffmanも幅の広い役者だが、Sandlerはもう少し大衆向けの作品の方が、わかりやすく、いいかと思われる。彼の演技力ではなく、俳優としてのイメージ、そして彼のキャラクターが理由だろう。しかしながらそれが逆にこの映画の魅力にもなり、面白く感じる方も多くいるかもしれない。どちらにしてもAnderson作品は、監督作品としても魅力的だが、同時に彼のストーリーラインも魅力的。新作が楽しみ。(2008/07/28)

016. Vantage Point / バンテージ・ポイント (2008/USA) ★★★
cast : Dennis Quaid, Forest Whitaker, Matthew Fox, William Hurt, Edgar Ramirez
staff : Pete Travis (director), Barry Levy (written)
評判はなかなかよかったのだが、興行成績はそこそこだったため、結局劇場では見逃してしまった。最近DVDでリリースされたのでさっそく鑑賞。これは正直・・・消化不良でしょう。アクションもカーチェイスもあって、なかなか楽しめるのだが、そこにいたるまでが長い。1エピソード終わるごとに気持ちが高まるかと思ったが、さすがに途中でちょっとダレてしまった。ラストでやっと盛り返してエンディング。しかし結局、事件全体を見渡せたのは観客のみでは?さらに結局彼らの目的はなんだったのか?もっと奥深いところを見せてほしかったが、表面のみのストーリーで簡潔してしまったのが非常に残念。まぁこれこそハリウッド映画といえばそれまでだが。それにしても、アカデミー賞受賞ですっかり演技派に成長したWhitakerの演技がかなり浮いていた・・・。(笑)星3つ!(2008/06/28)

015. Don't Mess with the Zohan / ??? (2008/USA) ★★★
cast : Adam Sandler, John Turturro, Emmanuelle Chriqui, Rob Schneider, Ido Mosseri, Lainie Kazan
staff : Dennis Dugan (director)
おバカ映画第一弾!Sandlerの映画はおバカなものが多いけれども、どことなく憎めない。笑いも万人向けなところがあるので、あまりに下品なものでなければわりと楽しめる映画が多い。この映画もそのひとつ。評判はあまりよくないが、私のつぼにハマったらしい。冒頭からナンセンスなジョークに笑ってしまう。どことなく良き時代のチャウ・シンチーのナンセンス・ギャグを彷彿させるところもあり、個人的にヒートアップ。まぁお金をだして映画館で・・・とまではいかないかもしれないが、今までのSandler映画よりもかなり笑える。しかしながら、結構ファンなロブシュの活躍は若干少なく、ちょっと残念。(2008/06/22)

014. Get Smart / ??? (2008/USA) ★★★
cast : Steve Carell, Anne Hathaway, Dwayne Johnson (The Rock), Alan Arkin, Terence Stamp
staff : Peter Segal (director)
今年の夏休み映画の中でも特に楽しみにしていたのがこの作品。オリジナルはテレビシリーズ「それいけ!スマート」。このドラマシリーズ以来のファンだけれども、古いシリーズのため、ジョークはかなり古い。それが2008年に映画化ということで、あの定番ジョークでどうやって現代っ子を笑わせるか期待していたが、ネタは・・・やはり定番か。先が読めるけれども、それをCarellやその他シリアスなメンツが演じるからこれまた面白い。何しろTerence Stamp, Alan Arkinらが登場するのだから、なんともうれしい。カメオ出演でビル・マーレーも登場。ドラマの映画化はたいていががっかりするが、この作品はお気に入り。しかしながらせっかくの夏休み映画なのだから、もう少しカーチェイスやドンパチがあってもよかったかもしれない。遅咲きのCarell、まだまだスクリーンでがんばってほしい。(2008/06/22)

013. Knocked Up / ??? (2007/USA) ★★★
cast : Seth Rogen, Katherine Heigl, Paul Rudd, Leslie Mann, Jason Segel, Jonah Hill
staff : Judd Apatow (director/written)
"The 40 Year Old Virgin"をヒットさせたApatowがまたまた面白おかしな映画で勝負!たった一夜の過ち!?から妊娠してしまったカップルを描いた作品なのだが、これまたかなりリアルに描かれていて笑える。40 Years Old...もそうだったが、脇キャラがかなりいい味だしている。さらに最近"Forgetting Sarah Marshall"を見たせいもあり、Jason Segelやjonah Hillといったおなじみのメンツが登場するのもうれしい。ドラマ「Grey's Anatomy」ではそれほど強烈なキャラには感じられないHeiglも、この映画の成功のおかげで、大スクリーンでも大活躍中。と、キャラだけでも楽しめるが、脚本もなかなか良くかけていて、なかなか良く出来た作品。まぁセリフはあまりきれいな言葉はないのだが、それさえ気にならなければ楽しめる作品。(2008/06/16)

012. Juno / ジュノ (2007/USA) ★★★★
cast : Ellen Page, Michael Cera, Jennifer Garner, Jason Bateman, Allison Janney, J.K. Simmons
staff : Jason Reitman (director), Diablo Cody (written)
主演女優賞は逃したものの、今年のアカデミー賞一番の話題作となったのがこの作品。アメリカでも深刻な問題となっているティーンエイジャーの妊娠をコミカルに描いた作品。だと思ったが、期待以上によく出来ていて驚いた。さらにはコミカルだがシリアスな面もあり、バランスのよい作品。しかしこの作品、やはり主演のEllen Pageが輝いている!彼女はどうも私のタイプではないのだが(笑)、やはりここまで役にはまると拍手喝采せざるを得ない。「ハード・キャンディ」ではかなりサイコな役どころをひょうひょうと演じきっていたが、この作品でもまたやられた。彼氏!?役のMichael Ceraもまたいいし、周りを囲むメンツも力強い。アカデミー脚本賞を無事に獲得したDiablo Cody の個性が十分に描かれた、スーパークールな作品。Ellen Pageが苦手でも、おススメ!(2008/06/07)

011. The Savages / ??? (2007/USA) ★★★★
cast : Laura Linney, Philip Seymour Hoffman, Philip Bosco, Peter Friedman
staff : Tamara Jenkins (director/written)
久しぶりにインディ系の佳作を鑑賞。アカデミー賞でもノミネートされていたので気にはなっていたのだが、最近のLaura Linneyは少々地味な作品が続いていたため、正直迷ってしまった。大好きなPhilip Seymour Hoffmanの主演はうれしいが、やはり地味な映画を見るには少々心の準備が・・・。父親の病気をきっかけに、兄と妹が同居することになる。そしてお互い自分を見つめなおし、前進していくお話。主演のLinneyとHoffmanは賞へノミネートされていたのだが、父親役のPhilip Boscoがなかなかの好演!でも、冒頭から・・・暗いっす!細かな演出や台詞、そして中年!?二人の葛藤と共に、作品全体のカラーが明るくなっていくのが見えて、ラストはホッとする。それにしてもHoffmanの俳優としてのキャラの幅は本当にすごい。(2008/06/03)

010. Forgetting Sarah Marshall / 忘却サラ・マーシャル (2008/USA) ★★★★
cast : Jason Segel, Kristen Bell, Mila Kunis, Russell Brand, Bill Hader, Joe McBrayer, Jonah Hill
staff : Nicholas Stoller (director), Jason Segel (written)
かなり評判のよかったこのコメディ。やっと見ることが出来た!評判どおり、非常に良く書けたコメディで満足満足。冒頭からラストまで笑わせてくれる。主演もこなしているJason Segelが脚本を担当しているのだが、彼がまさに自分のために書いた作品であるのは見てわかる。パペットショー、ピアノ、そして失恋でないてばかりいるSegel。まさに彼自身のお話!?かもしれない。(笑)ちなみに冒頭からSegelの裸体が登場するのだが・・・本当に丸見え。(爆)日本で公開される時はモザイクがかかるはずだが、こちらではストレート。それにしても、やはり男性の裸体はコメディになってしまうのね。もちろん、イチモツ登場シーンでは笑いが。(^o^)とにかく、間違いなくJason Segelの株は急上昇!私もすっかりファンとなった。(2008/05/25)

009. Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull / インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 (2008/USA) ★★★★
cast : Harrison Ford, Cate Blanchett, Karen Allen, Shia LaBeouf, Ray Winstone, John Hurt
staff : Steven Spielberg (director)
ついにやってきた大人気シリーズの最新作。人気プロデューサー、そして俳優陣のスケジュールを駆使してやっと実現したファン待望の新作。やはり例のテーマ曲を劇場で聞けるのはうれしいし、なんといってもStar Warsに続くLucasFilmのロゴは子供のころの冒険心を呼び起こしてくれる感じがしてならない。個人的に心配だったのは、主人公演じるハリソンがかなりのお年を召したこと。しかし、CGやメイクアップなどを駆使して、それほどインパクトなく仕上がっていたので、その点では合格。全体的にはSpielberg、Lucas、そしてHarrisonと、すでにハリウッドを制した面子がファンのために作ったファンのための作品という感じで、昔のようなアグレッシブな感じは弱いが、それでも十分に楽しめる。ひとつだけ不満があるとすれば、エンディングだろうか。このエンディングは、意外にも深いものがあり!マヤ文明や他の文明の謎解き説のひとつで、実際にこのようなエンディングを信じる者も多いのだが(これはこれでかなり面白いセオリーなのだが・・・)、この映画のこのエンディング・・・これは人によって受け止め方がいろいろとありそうだ。しかし、おそらく奇想天外なエンディングというよりも、こういうセオリーを支持するものがストーリーを書いたように思えてならない。ということで、意外にもラストはちょっと意味深な感じがした。どちらにしても、インディファンならず、アドベンチャーものが好きな方にはぜひ劇場で見ていただきたい。やはりアドベンチャーはハリウッド映画でなくちゃ!(2008/05/25)

008. Made of Honor / 近距離恋愛 (2008/USA) ★★★
cast : Patrick Dempsey, Michelle Monaghan, Kevin McKidd, Sydney Pollack, Kevin Sussman
staff : Paul Weiland (director)
おまけで星3つ。正直言って、面白いシーンはすでに予告編で使われてしまったため、肝心のキャッチーなシーンがいまひとつ心に響かない。さらにストーリーもあまりにテキスト通りで驚き。それでも主演のPatrick Dempseyはがんばっていた。若いころの彼のファンには、まさかこの年になって主演作品を持てるとは思っていなかったかもしれない。残念なのが共演者のMichelle Monaghan。「M:I3」ではトム君と幸せな生活を披露し、着実に売り込んでいるのだけど、どこか個性が光らない。今作品でも、せめてラストシーンで暴れるのかと思いきや、最後の最後までお嬢様で終わってしまった・・・。キャラのせいもあるし、メインはDempseyだが、それでももっと観客の目を奪うシーンがあってもよかったのでは?残念ながら、知名度は・・・あまり上がりそうにない。次回作に期待。男性陣はさらに最悪で、共演者はどれもテレビ俳優・・・?という感じで終わってしまった。いいルックスの面子はそろっているが、やはり個性が・・・。非常にもったいない作品で終わってしまった。DVDでなら鑑賞しても良し。(2008/05/04)

007. The Forbidden Kingdom / ドラゴン・キングダム (2008/USA) ★★★
cast : Jet Li, Jackie Chan, Michael Angarano, Collin Chou, Li Bing Bing, Yifei Liu
staff : Rob Minkoff (director), John Fusco (written)
これは大事件!話題となっていたジャッキーとりんちぇの競演だけで舞い上がっていて、他のキャストに目を向けていなかったけれど、なんと鄒兆龍(コリン・チョウ)が出演しているではないか!そして相変わらずウーピンがアクション担当をしていて、さらにExecutive Producerのクレジットももらっている。これは劇場で鑑賞してハズレなし!さてさて冒頭から登場する爺ちゃんはいかにも・・・という、わりとワンパターンなストーリー展開にちょっとダレてしまったものの、りんちぇのかなり無理をした!?コミカル or シリアルな役作りが笑える。そして冒頭から鄒兆龍の登場。りんちぇとの戦いは「ターゲット・ブルー」でもかなり楽しませてもらったけど、この作品も旧作品を思い起こさせてくれて、従来のファンにはうれしい限り!というか、このメンバー、どうみても鄒兆龍が一番かっこいい!ジャッキーは相変わらずコミカルではあるが、酔拳などをちらっと披露してくれる。もうこの作品はストーリーなどという次元ではなく、やはり2大アクションスター競演というすばらしい企画として楽しむのがベスト。ハリウッドも絡んでいるため、セットもかなりゴージャスで素敵〜。二人とももう少し若い時に競演していれば、かなりすごい戦闘シーンが見られただろうな・・・。香港映画ファンには当然おススメ!(2008/05/04)

006. What Would Jesus Buy? / ??? (2007/USA) ★★★
cast : Reverend Billy
staff : Rob VanAlkemade (director)
劇場公開時からかなり気になっていた映画だが、やっと鑑賞することが出来てハッピー♪"Super Size Me"のMorgan Spurlockが製作を手がけたドキュメンタリー。実際に存在するReverend Billyとその仲間たちであるStop Shopping Choirが、クリスマスを目前に、アメリカ横断ツアーを結構。クリスマス・ショッピングに狂うアメリカ人を「エクソシスト」すると言う面白おかしな内容。もちろんドキュメンタリーなので、その手の映画が苦手な方にはおススメできないが、個人的にはやはり楽しんでしまった。あくまでもStop Shopping Choirがメインであり、カード破産に陥った家族の話などは特になく、メッセージ性にも若干欠けるところがあるが、Reverend Billyたちのメッセージは伝わっただろうか。ところどころ飛び出すスタバのエクソシストシーンがなんともいえない。ぜひChoirに参加したいものだ。(2008/03/16)

005. Little Man Tate / リトルマン・テイト (1991/USA) ★★★
cast : Jodie Foster, Dianne Wiest, Adam Hann-Byrd, Harry Connick Jr. David Pierce
staff : Jodie Foster (director), Scott Frank (written)
才児であるフレッドと、まともな仕事につけない母親。そんな2人が互いを気づかいながら成長していくお話。Harry Connick Jr.の出演が当時は話題になった。それにしてもJodie Foster、クセのある女優さん。作品によってはかなり苦手。この作品は・・・やはり苦手。(笑)それにしても、Dianne Wiest, David Pierceと、どちらも若い!!!(2008/02/01)

004. The Russell Girl / ??? (2008/USA) ★★★
cast : Amber Tamblyn, Jennifer Ehle, Mary Elizabeth Mastrantonio, Paul Wesley, Tim DeKay
staff : Jeff Bleckner (director), Jill E. Blotevogel (written)
テレビ映画。主役の女の子、どこかで見たことがあるなと思ったら"The Sisterhood of the Traveling Pants"のティビー役の子。Americaが"Ugly Betty"で出世したが、Sisterhood〜の共演者4人は皆味のある女優さんたちだった。ちなみにSisterhood〜は2作目も製作されるようで、売れに売れっ子となったAmericaもまた出演するというから楽しみ。話題はこの作品に戻し、昔、近所で起こった事件が自分のせいだと思い、自分を失いかけた女の子がガンになり、これもすべて過去の過ちのせいだと責め、生きる勇気を失ってしまった。そんな中、実家に帰ってきたこともあり、事件が起こった隣人とのやり取りから自分を取り戻していく。特に大きなイベントはないものの、きれいにまとめられており、見やすい作品。劇場ではちょっと退屈だが、DVD でならチェックしてもおかしくない作品。Amber Tamblynの活躍が楽しみ。(2008/01/27)

003. Away From Her / アウェイ・フロム・ハー 君を想う (2006/USA) ★★★
cast : Julie Christie, Gordon Pinsent, Olympia Dukakis, Deanna Dezmari
staff : Sarah Polley (director/written)
オスカーにもノミネートされたJulie Christieがすばらしい。いや、それ以上に映画が非常にまとまっている。監督は女優でもあるSarah Polley。監督としても期待できる。40年間連れ添ってきた夫婦だが、妻のJulieがアルツハイマーにかかってしまい、施設で暮らすこととなる。初めて離れ離れで暮らすことになり、戸惑う夫、そして新しい場所に馴染み、徐々に夫や他の記憶が消えていく妻の様子が悲しく描かれている。しかしながら、悲しい中にも希望のあるストーリーがなんともよい。(2008/01/27)

002. Vitus / 僕のピアノコンチェルト (2006/SUI) ★★★★
cast : Teo Gheorghiu, Julika Jenkins, Urs Jucker, Bruno Ganz, Fabrizio Borsani
staff : Fredi M. Murer (director)
ドイツ語を話しているので、てっきりドイツ映画かと思ったら、どうやらスイス映画らしい。Vitus=ヴィータス。主人公であるピアニストの名前。幼少時から高いIQに恵まれ、ピアノの才能のみではなく、学問の面でも優れた知識を披露。そのため、公立学校ではうまくいかず、音楽院でのレッスンとプライベートスクールへと通い始める。しかし年を取るにつれ「普通の子供の生活」へあこがれるようになる。唯一心を許せるのはおじいちゃんだけだった。そんなある日、彼はある計画を実行する。。。そんなお話。「シャイン」みたいに演奏を楽しめるかと思ったが、それ以上に主人公の天才振りが発揮されていて面白い。ただ音楽だけに没頭するよりも、ちょっとひねりのある、また皮肉的な内容が私には楽しめた。さらにラストはユーモアたっぷりに描かれている。主人公は12歳のはずだが、一連の彼の行動をみていると、すでに60歳まで生きたのではないか、と思えるほど、将来を見据えた内容になっており、なんとも圧倒される。これはまさに極上のコメディ作品であり、さらに音楽に対してもリスペクトされた作品。今更ながら、劇場で見ておけばよかったと後悔している。(2008/01/15)

001. Michael Clayton / フィクサー (2007/USA) ★★★★
cast : George Clooney, Tom Wilkinson, Tilda Swinton, Sydney Pollack
staff : Tony Gilroy (director/written)
George Clooneyの新作。お正月早々見る映画でもないのだが、どうしても見ておきたかったので、早速鑑賞。最近この手の社会派作品がすごく身近に感じるのは、毎日のアメリカでの生活がモロに影響しているからだろう。この作品も、いかにも「ありえる」シチュエーションがかなりリアルに描かれている。しかしながらさっぱりしたラストには少し気が抜けてしまう。緊迫感漂う中間部分をそのまま魅せてくれればよかったのだが、やはり最後は予算不足か!?(笑)おまけで★4つ!ところで・・・Sydney Pollackが出演していたので、てっきり彼が監督かとおもったら、どうやら今回は出演のみのようらしい。(2008/01/01)

*** 鑑賞リスト ***
1996年以前に鑑賞した映画はア〜ワ行順にまとめてあります。

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