movie review :: 映画感想 2007
* ネタバレ時々あり。★★★★★満足! ★★★★上出来 ★★★普通 ★★物足りない ★もう見たくない

015. Enron: The Smartest Guys in the Room / エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか? (2005/USA) ★★★★
cast : John Beard, Peter Coyote (narrator)...
staff : Alex Gibney (director)
あの巨大企業がどのようにして崩壊の道をたどったか、慎重にドキュメンタリーした作品。みどころは、何と言ってもこの事件をあまり知らない人が見ても分かりやすく描かれていること。ただし、見る前にある程度のアメリカ政府の仕組み!?は分かっていると、政治家やビジネスマンの名前が出てきてもスムーズに理解することができるかも。それにしても、利益のみを追求するアメリカ企業のやり方は、日本とはどのくらい違うのだろうか。(2007/11/14)

014. Les Miserables / レ・ミゼラブル (1978/UK) ★★★★
cast : Richard Jordan, Anthony Perkins, Caroline Langrishe, Ian Holm
staff : Glenn Jordan (director), Victor Hugo (noel)
フランス語のクラスで鑑賞。フランス語で見る予定だったが、DVDには英語しか入っておらず、ラッキー。もともとこの映画自体、イギリスのテレビ版として製作されたようなので、しょうがないだろう。文学史に残る原作のせいもあり、何度も映画・ドラマ化されているが、一番新しいところが、Liam Neeson, Gregory Rush共演のハリウッド版。こちらも気になるところ。ちなみにこの英国版にはAnthony Perkinsが出演していて、ファンとしてはうれしいところ。内容は言うまでもないが、やはりすばらしい内容で、これは演出や映像がうんぬんというよりも、素直にストーリーラインを楽しむのが一番だろう。原作と比べると、少し物足りなく感じる部分もあるかもしれないので、まずは原作を読むとよいかもしれない。 (2007/10/18)

013. Maxed Out: Hard Times, Easy Credit and the Era of Predatory Lenders / ??? (2006/USA) ★★★
cast : Chris Barrett, Dave Ramsey, Robin Leach (as themselves)
staff : James D. Scurlock
正直、もう少し強烈な内容を期待していたが、実際アメリカに住んでみて実感した日常が描かれている。クレジット生活の現状よりも、借金地獄で苦しんでいる人々が痛々しくて、そちらのほうにばかり目が行ってしまった・・・。なので、海外の人々がこういう映画を見ると、もっと冷静に鑑賞できるかもしれない。クレジット大国アメリカだが、クレジット会社(特にVisa, Mastercard)が毎日どれだけの手数料を稼いでいるか、想像してもらいたい。さらに大手銀行は、この「手数料」なるものでかなりの富を成している。使った金額全部を払いきれず、毎月Minimumの金額を永遠に払い続けていくようなお客こそが「金のなる木」といっているが、本当にその通り。彼らは実際に借りた倍以上のお金を支払っていかなければならない。「無駄遣いをした消費者に責任がある!」と一概には言えず、悪質なDMやクレジット会社の実態(消費者が支払いのために送ったチェックをシュレッダーにかけ、支払いを受けていないといいわけをして手数料を取る、など)、そしてわれわれ日本とは違う文化や価値観の相違などがあり、現在アメリカでは非常に厳しい社会問題となっている一つ。やはり、自分の金銭立場をわきまえて、我慢強く生活することから学んでいかねば・・・。(2007/10/18)

012. Rush Hour 3 / ラッシュアワー3 (2007/USA) ★★★
cast : Jackie Chan, Chris Tucker, Hiroyuki Sanada, Youki Kudoh, Max von Sydow
staff : Brett Ratner (director)
内容は相変わらずだが、それ以上に驚いたのが、真田広之!ちょっとクセはあるが、英語のセリフもばっちりだし、「ラストサムライ」で渡辺謙にもっていかれてしまった存在感がここではちゃんと発揮されている。作品選びさえ上手くいけば、もしかしたら渡辺謙を超える世界的俳優になるかもしれない。やっぱり男優さんは年を取るたびに渋みが増してきて、素敵だなぁ〜。工藤夕貴も久しぶりにスクリーンでみたが、彼女はどことなく癖があるかも・・・。英語という壁さえ越えれば、もっともっと活躍できるのでは。深く考えず、ひねりのないエンタメ映画を楽しむにいはもってこいの作品!たまにはこういう作品もよいだろう。(2007/09/09)

011. Hope Floats / 微笑みをもう一度 (1998/USA) ★★
cast : Sandra Bullock, Harry Connick Jr., Gena Rowlands, Mae Whitman
staff : Forest Whitaker (director), Steven Rogers (written)
Forest Whitakerの監督作品。一応Bullockが出演しているが、今ひとつさえない作品なのが残念。興味を掻き立てるイントロではあるが、ストーリー展開がちょっとスロー。さえないHarry Connick Jr.もいい味を出しているわりには地味。非常にもったいない。都会に出て行った青年や、無理をして旦那についていこうとしていた自分から解放されたBullockなど、ありえる人間描写が妙に生々しい。(2007/07/20)

010. Premonition / プレモニション (2007/USA) ★★★
cast : Sandra Bullock, Julian McMahon, Shyann McClure, Nia Long, Amber Valletta
staff : Mennan Yapo (director), Bill Kelly (written)
トピックは面白そうなのだが、冒頭からBullockとMcMahonとの関係が結構明白なのが残念。サスペンスなわりには先が読めてしまう。Bullockもがんばっているし、こういう作品は意外と彼女に似合ったりするのだが、もう少しだけ脚本が練られていたらよかったかも。McMahonはわりといい俳優さんだと思うのだが、いつもちょっと軽い役が多くて、あまりいいイメージが・・・。(汗)(2007/07/11)

009. Ratatouille / レミーのおいしいレストラン (2006/USA) ★★★
cast : Patton Oswalt, Lou Romano, Ian Holm, Janeane Garofalo, Peter O'Toole, Brad Garrett
staff : Brad Bird (director)
相変わらず面白い!さすがはPixar、ストーリーの発想からしてちょっと違う。いつも通り、非現実的なストーリー展開ではあるが、今回は少し人間よりのお話。そのせいもあって、逆にアンリアルな感が残ってしまうのが残念。いくら面白いストーリーでも、ねずみが料理を!?ラストはハッピーエンドでめでたしめでたしだが、それまでの演出がもう少し派手でもよいかな?とは思う。どちらにしても、やはりPixarアニメは面白い!劇場で見るのが一番楽しいで、ぜひオススメ。(2007/07/02)

008. Breach / ??? (2007/USA) ★★★
cast : Chris Cooper, Ryan Phillippe, Laura Linney, Caroline Dhavenas
staff : Billy Ray (director)
暗い・・・。とにかく暗い。DVDのジャケからして想像はしていたが、映像最初から最後まで、暗い。それに加えてChris CooperとRhyan Phillippeの両者の戦い(笑)が何とも見ていてうれしくなってくる。RyanはReese Witherspoonと結婚・離婚というゴシップを終わらせて、久しぶりにスクリーンに復活をかけているが、彼は若い頃からなかなかの演技派。ハリウッドでゴシップに埋もれてしまうよりも、しっかりと作品を選んで、素敵な俳優として成長していって欲しいところ。実話に基づいた話らしいが、若干わかりにくいところもあったので、もう一度ゆっくり見てみようと思う。DVD鑑賞で十分だが、必見。(2007/07/01)

007. Casino Royale / 007/カジノ・ロワイヤル (2006/USA/UK/GRN/CZH) ★★★★
cast : Daniel Craig, Eva Green, Mads Mikkelsen, Judi Dench, Jesper Christensen
staff : Martin Campbell (director)
結局劇場鑑賞は見逃してしまったが、公開時から評価も抜群で、公開前までボロボロに言われていたDaniel Craigも、一気に観客のハートをつかんだといった感じ。作品自体は以前のエンタメ系よりもハードコアなアクションものとなっており、かなり落ち着いたボンドが見られるが、それもDaniel Craigの素晴らしいキャラ作りのおかげだろう。とにかくクールで、単なる女たらしといった感じよりも、殻に閉じこもった、冷え切った心を持ったボンドといったキャラがすばらしく描かれている。ボンド映画としても(私的に)上位にランクインするが、私はブロスナンよりもDaniel Craigのボンドの方が気に入った。次回作は絶対に劇場で見たい!(2007/06/19)

006. Night at the Museum / ナイト ミュージアム (2006/USA) ★★★
cast : Ben Stiller, Carla Gugino, Dick Van Dyke, Robin Williams, Owen Wilson
staff : Shawn Levy (director)
評価はいまいちだったものの、興行成績では大成功を収めたこの作品は、なんといっても公開時期がパーフェクト。さらにはその後の週も大きな作品は公開されなかったせいもあり、一気にファミリーの人気を集めた。実際、子供向けの典型的な映画なんだろうな〜と思ってはいたが、本当に予想通りの展開。(笑)ここまでひねりのない作品こそ逆に楽しめたといった感じだろうか。Owen Wilsonのわけのわからないキャラも結構笑えて面白かった。DVDで鑑賞したが、映画館で鑑賞すればもっと迫力があって面白かったろうに・・・と、ちょっと後悔。(2007/06/18)

005. Stomp The Yard / ??? (2007/USA) ★★★
cast : Columbus Short, Meagan Good, Ne-Yo, Darren Dewitt Henson
staff : Sylvain White (director), Robert Adetuyi/Gregory Ramon Anderson (written)
期待していたとおり、迫力のある映画だった。とはいっても、予告編から大体のストーリーは想像出来るし、在り来たりの展開なのだが、なんといってもメインはダンス。ストリートダンスからStompまで、スクリーンで十分に楽しめる内容となっている。残念ながら私はDVDでチェックしたが、それでもダンスとノリのいい音楽ですっきり爽快。ちなみにこの映画に登場するfraternityとは、いわゆる大学のクラブみたいなものなのだが、日本でいう課外クラブよりももっと結束が固く、クラブに入るためにはいろいろな試験やら試練を乗り越えなければならない。いろいろなクラブがあって、クラブの名前は大抵ギリシャ文字3文字からなっているのが特徴。このクラブに入っておけば、就職のコネクションもいいなど利点があるようで参加する人も多いが・・・。個人的には"You Got Served"よりも好き。(2007/05/28)

004. Fast Food Nation / ファストフードが世界を食いつくす (2006/USA) ★★★★
cast : Greg Kinnear, Ashley Johnson, Catalina Sandino Moreno, Wilmer Valderrama
staff : Richard Linklater (director/written), Eric Schlosser (novel)
大企業の成功の裏側にはどのビジネスにもダークな一面があるが、ここまでvividに映像で映し出されると、気分が悪くなってくる。昔からどのハンバーガー屋さんでもこういったネタは使われてきているが、それにこだわらず、そこから派生したストーリーとともに描かれたそれぞれの物語が映画を盛り上げてくれる。それにしても、相変わらず不法移民役の多いCatalina Sandino Moreno。"Maria Full of Grace"でも似たような極致に立たされた不法滞在者を演じたが、今回も痛々しい役どころを演じきっている。どうか彼女にもっとマシな脚本が来ることを祈る。さて、この映画を見て、まだハンバーガーを食べる気にはなるだろうか?少なくても彼らのビジネスに影響が出たとは・・・到底思えない。やはり実際に自分の目で確かめるまでは、一般市民にとっては単なるフィクションでしかないのだろう。(2007/05/14)

003. Epic Movie / エピック・ムービー (2007/USA) ★★
cast : Adam Campbell, Jayma Mays, Kal Penn, Faune A. Chambers, Jennifer Coolidge
staff : Jason Freidberg/Aaron Seltzer (director/written)
映画自体は「Scary Movie」シリーズのようなノリで、おバカ映画なのだが、色々な映画のパロディが満載ということで、どうしても気になったので見てしまった。パロディ自体は面白いが(Pirates of the Caribbeanのラップなんかは密かに良い出来)下品なギャグ連発で、途中で寝てしまった。最後まで見るのに数日かかってしまった・・・。お下品系のおバカ映画が好きな人にはオススメだが、"Scary Movie"よりもたちが悪いので、念のため。Jennifer Coolidgeは普通のコメディ路線でいけるので、この手の作品では見たくなかったな〜。それにしても彼女、昔Chris Kattanと同棲していたんだ・・・。それのほうが映画よりもびっくり!(笑)(2007/04/19)

002. Shopgirl / ショップガール (2005/USA) ★★★
cast : Steve Martin, Claire Danes, Jason Schwartzman, Bridgette Wilson
staff : Anand Tucker (director), Steve Martin (novel/screenplay)
売りはSteve Martinの原作。原作を読んでいないので何ともいえないが、映画よりも出来がいい事を願う。映画のほうは、久しぶりにClaire Danesが意外といい味を出しているのだが、残念ながらMartinのキャラが描写不足。それともMartinの演技力不足のせいなのか、彼の役どころがさっぱり理解できず。たま〜に登場するJason Schwartzmanに愛着がわくはず・・・なのだが、こちらも個人的にはかなり無理があり、あっさり映画も終わってしまった。原作でもう少し心理描写を描いてくれているのならいいが、この脚本だけではセリフを通してしか彼らの考えがわからず。「コラテラル」以来、ロスの孤独さ、人とのつながりの微妙さを描いているところはなかなか上手く、オススメ。非常に惜しい出来になっている。 (2007/04/19)

001. Freaky Friday / フォーチュン・クッキー (2003/USA) ★★★
cast : Jamie Lee Curtis, Lindsay Lohan, Mark Harmon, Harold Gould
staff : Mark Waters (director), Mary Rodgers (novel)
Lindsayが嫌いといいつつも、ついつい彼女の作品を見てしまう私。あれだけプライベートがやられているにも関わらず、なぜ人気が高いのかを知りたい・・・そんな気持ちでもあるのだろうか。(笑)彼女の作品の中でも特に見たいなと思っていたのがこの作品で、やっとDVDにて鑑賞。コンセプトはわりと面白くて、期待していたが、やはりLindsayよりもJamie Lee Curtisがウケる。彼女はホラーからシリアスものまで、ほんと幅広く演技が出来る女優さんだな・・・。LindsayとJamieの相性もわりとあっているようで、彼女がリードを取る映画よりもずっと見やすくなっている。Lindsay作品は共演者にもよるかもしれない。お決まりなエンディングではあるが、気軽にDVDで見るにはちょうどいい作品。ちょっと時間のある週末などに友達と見るにはいい作品。それにしても、共演者のMark Harmon、年取ったなぁ〜。(笑)(2007/01/28)

*** 鑑賞リスト ***
1996年以前に鑑賞した映画はア〜ワ行順にまとめてあります。

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